「羊水発言」で謹慎していた倖田來未さんが復帰、これは妥当なことなのか(ニュース畑) - goo ニュース
やっと、最近「自粛期間」を終えて、マスコミやTVの歌謡番組に出演するようになり、再起を図っている、歌手の倖田來未嬢ですが、まだ一部では、「羊水発言」の謝罪をめぐって、不満を感じる方々がいらっしゃるとのことです・・・。( ̄~ ̄;)ウーン・・・
謝罪会見が、公式の場ではなく、ある民放の「ワイドショー番組」の独占インタビューの中で執り行われたこともあって、その「形式」が彼女の事務所側の「作為的行動」ではないか?との憶測もあったようですが・・・・。
また、この「羊水発言」は、様々な分野で「新たなる問題」を引き起こしているようですね・・・。
一つには、保護者や学校における日本の性教育が、まだ「不十分」ではないか?と見る動きがあることです・・・。確かに「思春期」の一番の関心事である「性についての問題」を、学校側があまり重要視せず、「高校・大学等の上級学校進学」中心の学習カリキュラムの中で、長い間疎外してきた実態が、最近「性犯罪の低年齢化」として,如実に現われております・・・・。(_ _;)... ウゥ
二つめに「道徳的問題」です。
上記の「性教育」問題と同質の理由もあるのですが、この発言は、身体の病理的原因により、子供の出産を諦めざるを得なかった方や、高齢出産を経験された方、また不妊治療にて、かすかな希望をもって生活を営む女性の方を、著しく「傷つける」結果となりました。たとえ、深夜番組の「トーク中」で言葉を選ぶことなく「羊水発言」を行ったこと、ただ女性の身体を持った本人がその知識を「知らなかった」とは、到底思えないのですが・・・・・。
また、「謝罪会見」が公の場で大勢の中の実施ではなかった事に、あまりにも「身勝手」、若しくは厳しい非難や批判から「逃げているのではないか?」という、一般国民の不満が募ったことも、問題をここまで大きくしたのではないか?と思うのです。
ある意味「芸能人」は公人的役割を担います。そこには私生活の「プライベート」なところまで大きな影響を及ぼしておりますが、「表に立って、仕事をする以上」は、日頃の言動を普段から管理できる能力が備えられないといけないのではないか?と思うのです。
三つめ、「バッシング」問題です。
この騒動は、直接その放送を聴取していない多くの人々が、「ネット」を通じ、倖田嬢への個人攻撃を過剰なまでに強めた行為も問題視されました。マスコミも「ネット」でのこの騒動をなにやら好奇的に取り扱いをしているのではないか?という指摘がありました。
バッシングに関しては、本人には直接関係の無いところで、参加者のある意味「鬱憤晴らし」に使われ、また、この騒ぎを利用して「反論」の立場の人への「迷惑行為」も大変問題になりました。
これに関しては、我々一般の立場の人間も十分反省せねばならないことです。
匿名性のある「ネット」発言には、時に無責任な文言も多いのですが、自分の発言に堂々と明確な責任を持たなければなりません。またその機会を奪ってはならないと思うのです。「表現の自由」を盾に、迷惑・誹謗・中傷の文言までもを許すわけにはいきません。やはり「最低限のマナー」は必要なのです・・・。
しかし、報道関係の「倫理面の低下」も最近は深刻です。製作する側の世代が徐々に若くなるにつれ、倫理観の欠如がよく疑問視されております。
報道本来の「使命」とは何か?ということを、再考して頂きたいと思います。ネットよりはるかに「影響力の強い」マスコミですので、その「影響力」を十分に肝に銘じた上で、公平・公正な報道に努めて頂きたいと思います。
倖田來未嬢が、いずれか近いうちに、 「羊水発言」についての真相を自分の口で「公の場」で話してくれることを願います。現状のままで「再起」を狙うのは・・・・ちょっと、自分は納得はできません。
だからといって、彼女をこれ以上「責めるつもり」はないのですが・・・・。