帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

逆子とお灸

2024-07-31 19:06:00 | 逆子・安産・悪阻・マタニティ鍼灸について
逆子にお灸が行われていた事は18世紀の文献にすでに記述があります。
18世紀初頭までは西洋、東洋医学共通の考えで胎児は出産直前まで骨盤位(逆子)で分娩時に回転して頭位になると考えらており分娩時に回転せずに頭以外から出てきた時にお灸を行っていました。
その後1765年に「子玄子産論」で現代の概念と同様に妊娠5ヶ月過ぎると頭位になると論じられました。
脈々と受け継がれてきた逆子のお灸ですが近代では1950年代以降逆子に対するお灸の有効性を立証する為に産婦人科医によってデータの収集がなされ16件の論文が作成されました。
そのうち12件で有効性が認められ70%超える改善率が記載されています。

なぜ特定のツボにお灸を据える事で逆子が改善するのか?
現在でも様々な方向で研究がなされています。
下肢の特定のツボを刺激する事による自律神経反射で臍帯動脈、子宮動脈が拡張され子宮への血流量が増加し子宮が柔らかくなり胎児が回転しやすくなるのではとされています。
東洋医学では頭が「陽」、足が「陰」とされ頭は涼しく足は暖かく「頭寒足熱」で陰陽のバランスをとっています。
胎児は妊娠後期の28週目まではぐるぐると回りながら陰と陽で循環しバランスをとっていますが28週目以降は胎児が母体の陰陽でバランスをとるようになります。つまり母体の陰陽バランスが胎児の体位を導くのです。
母体の「頭寒足熱」のバランスが崩れていると胎児は正しい向きが分からなくなります。
当院の逆子治療は患者様のお身体の状態を把握した上で丁寧な施術で最大限の治療効果をお約束します。
逆子治療は実績豊富な当院へお気軽にご相談下さい。



東住吉区在住M・K様(27歳)
逆子・28週目
施術回数1回 改善

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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5ー11ー17
予約専用電話 06−6629−0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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