「道ありき」の新しい「道」 2013-08-16 | 日記 三浦綾子さんの『道ありき』を久しぶりに読み返しました。 読み落としていたところ、忘れていたところなども含めて、こんな面白い本だったのかと新鮮な気持ちで読めました。 一千万円懸賞小説として有名になった三浦さんの『氷点』は、選者の一人であった、松本清張氏が強く推しただけあって、文体が氏の書く物によく似ています。 簡潔で、無駄のない、写実的な文章です。それは、『道ありき』の中に数多く出てくる著者の短歌( . . . Read more