ゴールデンウィーク明けに、日本の実家から無事新しい戸籍謄本が届いたので、やっとこさ相方のビザ申請に行くことになった。
昨今日本中どんな小さい町でも中国人が住んでいたりするし、夏休みになると中国語ガイドブック片手に京都を観光している中国人グループもいっぱいいるので(←これは香港人か台湾人)、中国人は日本に自由に来られるのかと思っている人も多いが、さにあらず。
中国本土の人が個人で日本へ来る、のはできない、ことはないが、手続きが本当にタイヘンなのだ。
領事館のHPによると、中国人が日本に行くためのビザは「短期商用」「親族知人訪問」「同伴」の3種類がある
(個人で申請できるのはこの3種類だけで、観光目的の場合は必ず旅行社のツアーに参加することが前提条件になる)。
ためしに「親族知人訪問」の項目を見てみると、本人の各種証明はもちろん、日本側に身元保証人を立て(保証人の身分、所得証明必要)、さらに「招へい理由書」なるものと「滞在日程表」を書かされ、しかも来日の理由は病気の介護とか冠婚葬祭の出席とかに限られ、「単なる観光は×」とはっきり書いてある。
相方とつきあって約3年、日本語学校に通い、日々NHKを見てどんどん日本フリークになってゆく相方を見て、日本に連れて行ってやりたい気持ちは募るばかり。
でも日本側のあまりの敷居の高さにイヤ気がさして、のびのびになっていた。
では正式に日本側の結婚手続きをすれば、相方が自由に日本に行けるようになるのか、と言うとそうではない。
のだが、結婚すれば「同伴」ビザを申請することができる。
「同伴」ビザの場合、身元保証人や招へい理由書が省略できるので、「親族知人訪問」ビザに比べて手続きがずっと楽なのだ。
但し前提があって、日本人配偶者が中国のZビザ(労働ビザ)で働いていることが条件になる。これは日本人配偶者を身元保証人の代わりに認めてもいい、という制度なので、日本人配偶者に収入があることが条件なのだろう。
ビザ申請は最近、上海まで行かなくても杭州の代行機関(浙江省対外交流服務中心)で申請できるようになった。
用意したものは:
相方(中国人):①パスポート、②戸口簿の写し、③滞在日程表、④公証局発行済みの結婚公証書、⑤写真一枚、⑥ビザ申請書(備え付け)
私(日本人):①戸籍謄本(婚姻事実の記載があるもの)、②パスポート、③就業許可証のコピー、④会社で発行してもらった就業証明書、⑤同じく年間所得証明書
これだけ書類を揃えるだけでも十分めんどくさいと思うのだが、これでも「親族知人訪問」ビザに比べたら、書類の量はかなり少なくなっている。
申請に来るのは本人だけで良い、とのことだったので、相方一人で行ってもらった。
申請場所は日本だけでなく各国のビザ申請を扱っているので、すごい人だったそうである。
来ていた人はほとんど旅行会社か留学あっせん業者の人で、相方はそこで「ドイツにワールドカップを見に行くツアー」旅行社のビザ申請の人と会ったらしい。
やっと相方の順番になって、窓口で「日本行き、同伴ビザで」と言ったら、
窓口の人に「同伴ビザって何??」と逆に聞かれて説明したらしい。
…やっぱ、こんなケースは杭州じゃまだまだ少ないので、窓口の人も知らなかったみたいだった
まぁ、この同伴ビザ自体が確か最近できた制度なので、ムリもない。
この制度ができたこと自体、確実に日中国際結婚が増えている証拠なんだろうな、と思うし、今後中国人に対する日本の敷居が少しずつでも下がってくれるのを期待するしかない。
相方:「しかしこの名前がマズイよ。同伴って何だよ、子供みたいじゃないか。」
私:「いや、同伴っつたら、日本じゃペットの犬猫くらいかも知れんよ。レストランによく『ペット同伴不可』とか書いてあるもん。日本の空港の検疫でひっかかって強制送還、だったらどうする??」
相方:「ヒドイ………。」
申請書類はこの後上海に送られて、特に問題がなければ10日でビザが下りる予定。
相方の初日本上陸まで、あと約3週間です…。
昨今日本中どんな小さい町でも中国人が住んでいたりするし、夏休みになると中国語ガイドブック片手に京都を観光している中国人グループもいっぱいいるので(←これは香港人か台湾人)、中国人は日本に自由に来られるのかと思っている人も多いが、さにあらず。
中国本土の人が個人で日本へ来る、のはできない、ことはないが、手続きが本当にタイヘンなのだ。
領事館のHPによると、中国人が日本に行くためのビザは「短期商用」「親族知人訪問」「同伴」の3種類がある
(個人で申請できるのはこの3種類だけで、観光目的の場合は必ず旅行社のツアーに参加することが前提条件になる)。
ためしに「親族知人訪問」の項目を見てみると、本人の各種証明はもちろん、日本側に身元保証人を立て(保証人の身分、所得証明必要)、さらに「招へい理由書」なるものと「滞在日程表」を書かされ、しかも来日の理由は病気の介護とか冠婚葬祭の出席とかに限られ、「単なる観光は×」とはっきり書いてある。
相方とつきあって約3年、日本語学校に通い、日々NHKを見てどんどん日本フリークになってゆく相方を見て、日本に連れて行ってやりたい気持ちは募るばかり。
でも日本側のあまりの敷居の高さにイヤ気がさして、のびのびになっていた。
では正式に日本側の結婚手続きをすれば、相方が自由に日本に行けるようになるのか、と言うとそうではない。
のだが、結婚すれば「同伴」ビザを申請することができる。
「同伴」ビザの場合、身元保証人や招へい理由書が省略できるので、「親族知人訪問」ビザに比べて手続きがずっと楽なのだ。
但し前提があって、日本人配偶者が中国のZビザ(労働ビザ)で働いていることが条件になる。これは日本人配偶者を身元保証人の代わりに認めてもいい、という制度なので、日本人配偶者に収入があることが条件なのだろう。
ビザ申請は最近、上海まで行かなくても杭州の代行機関(浙江省対外交流服務中心)で申請できるようになった。
用意したものは:
相方(中国人):①パスポート、②戸口簿の写し、③滞在日程表、④公証局発行済みの結婚公証書、⑤写真一枚、⑥ビザ申請書(備え付け)
私(日本人):①戸籍謄本(婚姻事実の記載があるもの)、②パスポート、③就業許可証のコピー、④会社で発行してもらった就業証明書、⑤同じく年間所得証明書
これだけ書類を揃えるだけでも十分めんどくさいと思うのだが、これでも「親族知人訪問」ビザに比べたら、書類の量はかなり少なくなっている。
申請に来るのは本人だけで良い、とのことだったので、相方一人で行ってもらった。
申請場所は日本だけでなく各国のビザ申請を扱っているので、すごい人だったそうである。
来ていた人はほとんど旅行会社か留学あっせん業者の人で、相方はそこで「ドイツにワールドカップを見に行くツアー」旅行社のビザ申請の人と会ったらしい。
やっと相方の順番になって、窓口で「日本行き、同伴ビザで」と言ったら、
窓口の人に「同伴ビザって何??」と逆に聞かれて説明したらしい。
…やっぱ、こんなケースは杭州じゃまだまだ少ないので、窓口の人も知らなかったみたいだった
まぁ、この同伴ビザ自体が確か最近できた制度なので、ムリもない。
この制度ができたこと自体、確実に日中国際結婚が増えている証拠なんだろうな、と思うし、今後中国人に対する日本の敷居が少しずつでも下がってくれるのを期待するしかない。
相方:「しかしこの名前がマズイよ。同伴って何だよ、子供みたいじゃないか。」
私:「いや、同伴っつたら、日本じゃペットの犬猫くらいかも知れんよ。レストランによく『ペット同伴不可』とか書いてあるもん。日本の空港の検疫でひっかかって強制送還、だったらどうする??」
相方:「ヒドイ………。」
申請書類はこの後上海に送られて、特に問題がなければ10日でビザが下りる予定。
相方の初日本上陸まで、あと約3週間です…。
コメントありがとうございます!
日本に帰っている間はパソコンが開けなかったため、見るのが遅くなってしまいました
ホント、結婚しても中国人が日本に来るのはやっぱりタイヘンだと痛感させられました。相方は日本がとても気に入った様子でしたので、やっと連れて来る事ができて私も嬉しかったです
そういえば在外選挙登録も簡単になるそうですし、海外に住む日本人も増えてきたのかなと思います。少しずつでも2つの国の間の敷居が低くなってくれることを祈るのみです。
上海より田舎の杭州暮らしですが、またのぞいてやって頂けたら嬉しいです
上海ののぶさんに仲良くしていただいています
同じく上海の二姐と申します。
ご結婚おめでとうございます。
そして新しいことばを学習させていただけて非常感謝、でございます。
今は便利なものができたんだなあ、と感慨深く思いながらも
いくらなんでも「同伴」はやっぱり印象悪いですねえ。
かといって他によい言葉があるかどうかと言われると
これまた疑問ですが。
これからまだまだ制度上ムッとさせられることがあるかと思いますが
お二人の愛情ではねのけちゃってください。
末永くお幸せに。
披露宴終わってからも仕事(&余計なヤボ用)に追われて荒れた生活、送っとります。
ココロはもう京都と北海道に飛んでるよ~
相方のビザは予定通り、無事に下りました!
…これで関空の検疫にひっかかって、強制送還されずに済みそうです(爆)
日本で会えるの、楽しみにしてます
確かに内地人と台湾、香港の中国人の状況の違いを、ほとんどの日本人は知らないだろうねぇ。私も結婚しても日本に来るのがそんなに厳しいとは知らなかった。
身体に気をつけて元気にのりきるんだよ~。
そして日本で会いましょう!