杭州生活に行き詰まって、ついに内職を始めることになってしまった…。
というのは冗談だが、
今、ウチの家は内職のアイテムでスゴイことになっているのだ。
中国の披露宴では日本のような引き出物がないかわりに、「喜糖」というチョコレートや飴の入った小さな包みor箱を、招待客全員に配ることになっている。
さらに披露宴が終わってからも、欠席&招待していない職場の同僚や友達から行きずりの知り合い(?)に至るまでこれを配ることになっているので、かなりの量を用意しなくてはならない。
しかも
披露宴の招待客:約200人!
中国では日本と違って家族同伴で来るのが一般的なので、70~80人招待すればあっという間に200~300人に膨れ上がってしまうのだ。
ちなみに200人というのは、こちらの披露宴では一般的な人数なんだそうである。
「喜糖」は必ず2箱一組なので、全部で約400箱が必要。
一箱に入れるチョコレート/飴の数も偶数と決まっているので、最低2個から最高は8個入り、なんてのもある。その数を考えるだけで、気が遠くなってしまう。
何の因果か相方も私も大きな会社に勤めているので、職場の同僚もかなりの数。
相方の場合はこれにまだ大学時代の友達、恩師、杭州にいる親戚、などなど配る先がいっぱいある。
「喜糖」は大きなスーパーに行くと、もう出来上がったものが売られているのだが、一箱にたった2個しかチョコレートが入ってないくせに、やたら高い。
こんなもの数百箱も買ったら、それだけで私のドレスが3着以上買えてしまう計算になる。
結局箱と中のチョコレート/飴を別々に買ってきて、自分でパッキングする方が断然安いのだが、なんせすごい量なので最近は「喜糖」サービス業者に頼む人がほとんどらしい。
業者に頼めば、箱も、中に入れるチョコレート/飴も全部手配して、パッキングしてくれるので、本人は何もしなくて良いのだ。
最初にこの業者の存在を知ったときは驚いたが、そりゃまあこれだけの需要があればビジネスにもなるだろう。
しかし、この業者にも問題があった。
確かに包装はまあまあ綺麗なのだが、中のチョコレートや飴が美味しくない(業者ルートで仕入れたナゾのメーカーのもの多し)&みんな業者に頼むので中身が同じで全然個性がない のだ。
こっちの披露宴は引き出物もプログラムもメニューも、ヘタすりゃ招待状も何もないので(単に電話で連絡するだけ)、「喜糖」は招待客にとっては唯一手元に残るものである。
色んな事情ですべて満足いく披露宴にできないにしても、せめて最後に招待客に喜んでもらえるような「喜糖」を渡したい!
…というのは非常に日本人的考えである、ということは百も承知で、
杭州ではきれいな箱が見つからなかったので、相方の反対を押し切って連休中、わざわざ上海まで箱を買出しに行ってしまった。
その数、1000個。
さあ、こうなったらもう引き返せない…。
1000個の箱をかついで杭州に戻り、家の近所の大型スーパーでチョコレートと飴を大量に購入し、今日からついに家で作業開始。
①箱を折って組み立てる→②チョコレートと飴を入れる→③箱に針金を通して閉じる
作業を黙々と続ける。
広くないウチの居間は今、大量の箱の材料と、チョコレートと飴で埋めつくされている。
しかしこの単純作業、一回ハマってしまうと止まらなくなってしまった。
思えば学生時代、時給の良さにひかれてあちこちの工場の生産ラインで単純作業のバイトをハシゴしたもんだが、
そんなことを思い出しながら相方と2人、夜なべしてエンエン内職を続けている。
「業者に頼めば楽できたのに~」と言っていた相方も、何だか私以上にハマり始めたようで、セッセと箱を折っている
(時々ツマミ食いしているようだが…)
「千個の道も一歩から」(?)
と言うけど、とにかく披露宴で配る分だけでも間に合わせるべく、当分の間、夜は内職生活が続きそうです…
というのは冗談だが、
今、ウチの家は内職のアイテムでスゴイことになっているのだ。
中国の披露宴では日本のような引き出物がないかわりに、「喜糖」というチョコレートや飴の入った小さな包みor箱を、招待客全員に配ることになっている。
さらに披露宴が終わってからも、欠席&招待していない職場の同僚や友達から行きずりの知り合い(?)に至るまでこれを配ることになっているので、かなりの量を用意しなくてはならない。
しかも
披露宴の招待客:約200人!
中国では日本と違って家族同伴で来るのが一般的なので、70~80人招待すればあっという間に200~300人に膨れ上がってしまうのだ。
ちなみに200人というのは、こちらの披露宴では一般的な人数なんだそうである。
「喜糖」は必ず2箱一組なので、全部で約400箱が必要。
一箱に入れるチョコレート/飴の数も偶数と決まっているので、最低2個から最高は8個入り、なんてのもある。その数を考えるだけで、気が遠くなってしまう。
何の因果か相方も私も大きな会社に勤めているので、職場の同僚もかなりの数。
相方の場合はこれにまだ大学時代の友達、恩師、杭州にいる親戚、などなど配る先がいっぱいある。
「喜糖」は大きなスーパーに行くと、もう出来上がったものが売られているのだが、一箱にたった2個しかチョコレートが入ってないくせに、やたら高い。
こんなもの数百箱も買ったら、それだけで私のドレスが3着以上買えてしまう計算になる。
結局箱と中のチョコレート/飴を別々に買ってきて、自分でパッキングする方が断然安いのだが、なんせすごい量なので最近は「喜糖」サービス業者に頼む人がほとんどらしい。
業者に頼めば、箱も、中に入れるチョコレート/飴も全部手配して、パッキングしてくれるので、本人は何もしなくて良いのだ。
最初にこの業者の存在を知ったときは驚いたが、そりゃまあこれだけの需要があればビジネスにもなるだろう。
しかし、この業者にも問題があった。
確かに包装はまあまあ綺麗なのだが、中のチョコレートや飴が美味しくない(業者ルートで仕入れたナゾのメーカーのもの多し)&みんな業者に頼むので中身が同じで全然個性がない のだ。
こっちの披露宴は引き出物もプログラムもメニューも、ヘタすりゃ招待状も何もないので(単に電話で連絡するだけ)、「喜糖」は招待客にとっては唯一手元に残るものである。
色んな事情ですべて満足いく披露宴にできないにしても、せめて最後に招待客に喜んでもらえるような「喜糖」を渡したい!
…というのは非常に日本人的考えである、ということは百も承知で、
杭州ではきれいな箱が見つからなかったので、相方の反対を押し切って連休中、わざわざ上海まで箱を買出しに行ってしまった。
その数、1000個。
さあ、こうなったらもう引き返せない…。
1000個の箱をかついで杭州に戻り、家の近所の大型スーパーでチョコレートと飴を大量に購入し、今日からついに家で作業開始。
①箱を折って組み立てる→②チョコレートと飴を入れる→③箱に針金を通して閉じる
作業を黙々と続ける。
広くないウチの居間は今、大量の箱の材料と、チョコレートと飴で埋めつくされている。
しかしこの単純作業、一回ハマってしまうと止まらなくなってしまった。
思えば学生時代、時給の良さにひかれてあちこちの工場の生産ラインで単純作業のバイトをハシゴしたもんだが、
そんなことを思い出しながら相方と2人、夜なべしてエンエン内職を続けている。
「業者に頼めば楽できたのに~」と言っていた相方も、何だか私以上にハマり始めたようで、セッセと箱を折っている
(時々ツマミ食いしているようだが…)
「千個の道も一歩から」(?)
と言うけど、とにかく披露宴で配る分だけでも間に合わせるべく、当分の間、夜は内職生活が続きそうです…
これだけ苦労しているんだから、ヤツには心して喜糖をいただくように言い聞かせておきます。
本番まで最後の週末になりましたね。
ここで山場を迎えると思うので頑張ってね。
喜糖、相方は今朝6時ごろから起きて、一人でモクモクと会社で配る分をラストスパートで包んでおりました。
最後は飾りのリボンがなくなり、口を止める針金もなくなり、皆様から頂いたご祝儀袋の水引を針金サイズに切って結んでいるよ~な状況で、1000個無事(??)包み終わりました(爆)
…まったく、ナニやってるんでしょ~か??私たち…
それよりも、実直そうな相方さんのご家族の皆様、京都のお母様、そして杭州在住の日本人の皆様をはじめとするいろんな方の暖かいお心でこの結婚式が実現できたのが実感できるようないいお式でした。
こちらこそ参加させていただきありがとうございました。
支えて下さった皆様の気持ちを一生忘れずに、相方さんと手を取り合って仲良く過ごして下さい。
喜糖は心していただいています。お花も一輪挿しに入れて飾っています。
喜糖の作業を無事にクリアして良かったね。
他の話題を見ていると何やらいろいろな困難があるようですがすぐ身近に相談相手がいるのは大きな救いですね。