雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

水上人形劇・ホーチミン

2015-03-13 14:59:40 | 観光

「水上人形劇 この人形何で動いているの!!」

ホーチミン観光旅行の2日目の話です。ホテル着いたのが、朝9時40分頃だったでしょうか。一日目は飛行機での移動の日でした。ようやくたどり着いた2日目のホーチミンでは、日中いっぱい自由行動なのでした。

もちろん、私たちはぼやっとしている分けはなく、「ホーチミン博物館」と「ベトナム戦争博物館」の二つの見学をしたのでした。

そして、夕方になり二つの観光地に案内されたのです。その一つが「水上・人形劇」であったのです。われわれ「HIS」の旅行者たちは余裕の時間を持って会場前にて待ち、劇場開場とともに入場したのです。

会場入ると他に人もいず、がらんとした感じでしたが、開演近くになると、ぞろぞろ人が入り、それも多くは日本語を話しているのです。ホーチミンの旅行のメニューの中に必ず入れられているのがこの「水上人形劇」だったのです。話ではこの「人形劇は国技」なのだそうです。

劇場の前面には緑色をした長方形の水が溜められています。水が変に緑色の濁った水でおかしいと思いました。開演間近にも人が入って来ます。全席が予約席で埋まっていたのです。

舞台上の両袖側に、楽器を奏する人が8人程、楽器を引きながら民族音楽を歌います。時間となり人形劇が始まりました。あの緑色の水面に人形があらわれ、物語に合わせて動き回ります。水上の人形の動きを皆から、音楽に聴きほれ、次から次にと人形劇が行われるのを写真を撮りながら、鑑賞していました。

いつも思う事ですが、写真を撮っているとその(写真を撮る)事が気になり、よくその場面を見ていないのに気付きます。また、記録の写真が後に何も無いと、記憶が流れ(薄れて)去って、頭にあまり残らぬものだとも思います。

どちらが良いのでしょうね、カムイラビットとしてはどちらかと言えば、記録が残る写真派なのだと思います。人形劇はたんたんと進みます。ただただ感心して、ある疑問を持ちながら見ていたのですが、それは、この水上人形が何によって動いているのだろうかと言う事でした。水面下で機械が操作されてやられているのだろうという結論付けで見ていたのです。

そして、最終の人形劇が終わり、その時人形を水中で操作していた人達が、この池の中から顔を出したのです。「驚きました」。操作は長い時間水中で人間がしていたのです。息をつめて水中での人形を動かしていたのでした。普通の息の凝らしかたではやれない仕事です。

人形を動かす人は特殊訓練所を長い事させられて鍛えられて、この場にいるのでした。私なら息が続かなくなり、この仕事は出来そうはありません。

また、水の緑色の汚れは水面下で操作する芸人を隠すためだったのです。すごい仕事もあったものです。

「健康にあの水のよごれは悪いのではないですか」とガイドさんに聞いて見ると「仕事ですからね」とあっさり云われてしまいました。今でもすごい仕事をしている人もいるのだと感心するばかりです。

強烈な印象深い「水上人形劇」でした。

 


冬になると カラスの巣がまる出し

2015-03-12 20:57:42 | 

「木の葉が落ちて、あれこんな所にカラスの巣が」

木の葉が繁っている時に気付かなかったのに、冬になって木の葉が落ちるとこんなところに「カラスの巣」があったのだと気付く時があります。我が家の近くの「チューリップ公園」のキタコブシの木の大木にもカラスの巣が見つかり、嫌な気になりました。

カラスが春になるとせっせと小枝をくわえ木の上に運び、子育ての巣を作ったのですが、昨年は人を襲う事も無く、人とカラスは平和に終わりました。カラスは子育てする時には狂暴となり、近くにいる人を襲う時があるので、公園の木の巣を見て、よくなんでもなかったなとつくづく思ったのです。

この冬は、他のところの街の木の上にも、何個もカラスの巣を見付けましたので、このごろは市民とカラスが共存できるようになって来たのでしょうか。

ある人の話では、昨年と同じ巣ではカラスは子育てしないとの事ですので、近くの公園でのカラスの被害も心配はなさそうですが。また新しく近くの木の上に巣つくりをしない事を願っています。

元来カラスは森の中で子育てして過ごす鳥のはずなのに、時(時代)とともに動物の生態に変化が起こりつつあるのでしょうか。

一昨年はカラスに狙われ、近くの住民は大変な目に遭った事を思い出してしまいました。


飛行機5時間10分遅れ ベトナムに!

2015-03-11 14:27:59 | 旅行

ホーチミンへ5時間10分送れて到着

先にカムイラピットはベトナム・ホーチミンに行って来た話をしましたが、往路(3月1日)はなかなか大変な旅でした。

ベトナム・ホーチミン旅行の一日目は夜21:00千歳空港発 羽田行きの便でしたが、当日千歳空港は大雪で、案内では1時間30分遅れで出発となるとの事でした。滑走路の雪を除けて後出発となりました。用心して家を16時に出たのですから、時間があり過ます。飛行機が飛び立ったのは23時30分は過ぎていましたから、だいぶ疲れがたまってきておりました。

飛行機の遅れもさる事ながら、千歳空港では個人的な問題が生じてました。ベトナムの熱帯気候の土地への旅行ですので、ラビ妻が軽快な皮製の靴を靴入れから出してきて、「これを履けば楽ですね」といい、自分も納得して履いての旅としたのでしたが、千歳空港で、この靴底がはがれてこの靴を履いての旅行は難しいと判断しました。「何と言う事でしょう」。

 

これでは旅行は出来ない」と千歳空港内で店を探すことにしました。運動靴でも買い入れて履き替えてから旅へ出ようと思ったのですが、やれやれ空港内には靴を扱っている専門店はなく、かろうじて一部扱っている店が2店舗ありました。なんとか合いそうな靴を見付けて「やれやれと思った」のですが、なんと値段が2万円弱、今回の旅行は最小限のお金しか用意してなく、靴代を払うと懐もさみしくなりました。出掛けから満足できない旅になってしまいそうな、この先が心配となるのでした。

このハップニングもありながら飛行機(JAL)に乗りこみました。うとうとしている間に羽田空港に到着です。一時間半も遅れた物ですから、もう真夜中です。羽田で降りたのは良いのですが、時間が遅いため案内人もいず、ひと混乱です。、ここでは羽田国際線に乗り換える必要があり、移動の交通手段が見つかりません。

急がないとホーチミンへの飛行機は飛び立ちます。やむお得ません羽田国際飛行場までハイヤーを拾い乗り換え場所で移動です。この時間、夜間割り増しの札を上げているハイヤーもいます。

ホーチミンへは01時30分発でしたが、やれやれ間に合ったとホオットしていましたら、掲示板が変わり、3時間遅れ、いやまだ送れるらしく、とうとう3時間40分の遅れと変わりました。飛ぶ飛行機に不具合が見つかり、別な飛行機を容易するために時間が必要なのだそうです。夜中での3時間40分を待つと云うのは大変きつい物です。待合場所で仮寝する事も出来ません。

さてこの3時間40分をどの様に過ごしたかと言いますと、航空会社からお食事券1500円分が各人に配られましたので、それぞれに空港内の食堂にすいこまれまれて行きました。私たち、寿司の店に入り時間を過ごしたのです。寿司はだらっとして生きが足りない感じのものでしたが、食べて見るとなかなかのものでした。夜中なのに何軒もの店が営業していて驚きです。

友人 I さんがいるのでなんとか時間をつなぐことが出来ましたが、出る時からついていず、日本国内からまだまだ脱出出来ずに二日目に入りました。

飛行機に乗ったのが15時40分、あとしばらくすると夜明けになります。飛行機の中では6時間20分、夜行の飛行機の座席での睡眠なのですが、少しでも体を休めておかなくてはと思ったので眠りに入りました。

友人はお酒かを機内でもらい「飲んでいる内、1時間も寝たかどうか」などと言っていました。

ホーチミンに着いたのは9時30分頃、時差が2時間あるので、3時間40分の遅れも影響を感じないのでした。

次に、飛行場の入国で問題が発生、パスポートを見せても「帰りの切符」はと言われ、「ノー、外には出れません」と言うのです。この旅行業者HISの切符を理解していなかったのですが、印刷された連絡の紙が切符だったとは後で気づいたのでした。スチアーデスに尋ねてようやく外に抜けれたのです。「ここでこのまま入国できないのかな」などと、頭の中が混乱したのでした。

いろいろな問題が起こりながらの中での往路なのでした。

★今日(3月11日)は全道的に雪が降り、交通が混乱しました。多くの学校が休みとなるほどの大雪で、千歳空港も何十便も飛ばない日となりました。このことを思うと、「ホーチミン行きが5時間10分位の遅れなど大したことではなかったな」、などとついつい比較して、「幸いな旅行だった」と慰めています。


すさまじいバイク・オートバイの波 若者であふれる街 ホーチミン市

2015-03-09 14:37:49 | 観光

「ベトナム・ホーチミン市はバイクの数で凄(すさ)まじい」

ベトナムの南のホーチミン市は、バイク・オートバイで渦巻いていました。町の印象は年寄りのいない若者の町ということで、乗り物の主力はバイク・オートバイで、地下鉄もなく、車の数の少ない町でした。

朝の通勤の時間と、退勤時間には街中はバイクで渦巻く感じです。交差点も少なく、バイクどおしがよく接触しないものだと運転の上手さに感心してしまいます。友とも話したのですが、「この街では車の運転は絶対出来ないね」と話すほど、皆が運転上手なのでした。

若くて正装した女の人、誰もがスクーターやオートバイで流れていきます。

子供も、幼児もオートバイに載せて過ぎ去ります。子供も恐ろしがらないで乗せられています。オートバイの中には3人乗りの車もあり、また荷物をたくさん積んだものもあります。小学生の送り迎えもスクーターやオートバイを使っていました。

子供は朝7時には学校に届けるそうで、お母さんはその足で勤めに向うようです。共稼ぎしているからです。朝早くから動き出すので、家庭料理に時間が取れず、外食する人が多いようで、方々に食事の店が見られました。

  

このように、ホーチミンは朝早くから動き出します。年寄りの大半は郊外に住み、若い人たちが集まっているのがホーチミン市です。年寄りの姿はめったに見ることがありませんでした。

バイクの数の多さにはまったく驚きです。タイの国でもバイクの数が多いと思っていましたが、ベトナムのバイクの数にはまったくかないません。バイクが多くなったせいでしょうか、近年事故に対する罰金が上げられたとか、これだけのバイクの数、バイクの波では事故も多くなるのでしょう。

バイク運転者への義務はヘルメットの着用です。たくさんたくさん流れていくバイク運転者の中の一人だけん布製の帽子をかぶって乗っていましたが、違反者には罰金があると言います。街中の店の中にはヘルメットだけを売る販売店も目立ちました。

何故スクーター・オートバイが多いのかと考えてみると、交通手段が道路だけに頼っていて、まだ発展途上の地で乗用車も買えないからなのです。中心地に乗り入れる鉄道も無く、中心部の地下鉄もまだ通っていません、今地下鉄の工事中で、日本の企業が請け負っていました。あと5年以降に完成だとか、その後はバイクの数も少なくなるかも知れません。

  

道路にあまり交差点がありませんで、方向転換のロータリーが目立ちました。ロータリーを回りながら方向を変えていきます。そのためバイクが渦巻いている感じです。

夕方ホテル近くの道に出て見ると、長い時間、バイクの行き来がすごいのです。向こう側にも店が並んでいるので、渡って見ようかと試みましたが、歩行者側が青信号なのに、遠慮せずバイクが来ますので、危険を感じて渡れませんでした。とうとう諦めることにしました。ところが孫を連れた老人が、この車の中を急がず、走らず渡り始めました。ゆっくり歩き渡り終えたのたした。

旅の案内者から云われたのは「急がない事、ゆっくり歩って通りなさい」とのこと、運転者が人を避けて運転するということなのでしょう。

乗り物の中に目立つのは日本の「HONDA」のバイクが多く、性能の良さから人気があるのだそうです。韓国製や中国製のバイクもあるのですが、燃費も悪く、長持ちしないとか、バイクは日本製が人気なのです。

 

★旅行関係者から深く注意された事は、交通移動機関としてバイク(を使わない)に乗せてもらわない、三輪業者(いま、名前が思い出せないでいます)の乗り物を使わない(乗らない)。高く取られることがあるので注意とのことでした。

★ハイヤーは「38・27・27・27」の会社の車を使う。この安心と言われるハイヤーを使っても多く金を取られたりしますので、釣銭などに十分注意が必要です。

〇すなわち、結構ベトナムは危険な町の様なので、一人旅は苦労します。

 

 

 


啓蟄(けいちつ) 札幌も春真近

2015-03-06 20:46:34 | 自然

「今日は啓蟄」

昨日(3月5日(木))ベトナムの旅行から無事帰って来ました。千歳空港に飛行機が着いたという放送の中で、「今日は啓蟄の日で、土の中から虫も出てくるという季節になりましたが、北海道は寒さの和らぐのはまだ先ですが・・・・、お身体には十分注意されて旅行されて下さい。」という内容のアナウンスが流されました。「季節にそったアナウンスなんて洒落ていて、心が和むものだな」と感じ入りながら飛行機から降り立ったのでした。

「季節を感じながら生活する。」 これぞ、自然派のカムイラビットの望む生活です。まだ北海道は雪が消えさりません。用意していた防寒着を重ね着して、電車に乗りました。今回の旅行では多くの方とも話しできました。

驚いたのは、時代が急に変わりってきたのでしょうか。卒業記念旅行とかでベトナムまでも旅する若い女性が多いと云う事でした。

「あなたたちも卒業記念旅行?」と尋ねると「女子会なる就職して2年目なの、大学生と変わりません」というグループもいて、女子の行動が活発化しているのです。

啓蟄の話に戻りますが、「啓蟄」とは陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのころのこと。ひと雨ごとに春になります。そんな季節の気配を感じるようになります。

 

福寿草の写真は襟裳半島付け根の町、浦河でのもの。3月16日撮影

 

{初候} 蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく)

{次候} 桃始めて笑う(ももはじめてわらう)

{末候} 菜虫蝶と化す(はむしちょうとかす)

北海道では本州より1ヶ月以上季節の来るのが遅くなります。今年の札幌のサクラの開花の予想は、5月4日とされています。

★ 今日3月7日は、モエレ沼公園(札幌市東区)のサクラの剪定の学習に出向きました。これも春を迎える準備の一つです。


詐欺に遭いました ホーチミン市への旅

2015-03-05 20:54:57 | 地理

ブログを5日間休みました。毎日カムイラビットのブログを見に入って来てくれている方には申しわけありませんでした。実は友人のk.Iさんと「ベトナム・ホーチミン市」への旅に行っていました。

「詐欺に遭いました。」

「おれおれ詐欺」ではないのですが、今回のHISの旅は「ホーチミンいいとこ取り5日間」というキャッチフレーズというものでしたが、申し込んだ後に気づいたのですが、一日目は夜の9時千歳空港を出るというもので、それで一日目は終わりです。二日目の朝にホーチミンに着くというものでした。なか、2日半は回りを見学は出来たのですが、5日目の帰りは、4日目の夜11時30分にホーチミン空港を出て5日目の昼11時45分に千歳空港に戻るという中味の少ないものでした。

5日間、いいとこどりというのは、中3日間がホーチミンの中での見学、このような日程を体験して、これは「おれおれ詐欺ではないの」と言いたくなります。まったくの5日どころか、詐欺に有った様に思えるのでした。

4日目は一日、自由見学の日でしたので、オプションで、日本円で7千円、ベトナム・ドンでは122500ドンでの「ベトナム戦争のゲリラ戦の戦跡・クチトンネル」の見学をしてきたのです。この見学を入れなければ中味の無い旅行になっていたことでしょう。午後1時30分に市街に戻れましたので、ホーチミン市でも有名な市場に出向きお土産を買い求めました。

この市場は店の数が多く集まっているところで、店員に捕まえられ買う事を迫られます。気が弱ければ買うはめになります。実に巧みに売りつけられます。ですが、売りつけられるのも楽しく、観光客は皆が市場に出向きます。添乗員からよく言われたのは、「値切って買なさい」と言われます。まけさせて買うというような生活をしたことが無いので、妥協して買い求めてしまいます。

ベトナムで一番印象深かったのは、バイクの波でした。よくこの混み具合の中、上手によく運転するものだと驚きでした。バイクのすごい波です。感心してしまい、幾枚も幾枚も写真を撮りました。子供も乗せています。若い女性も皆がバイクです。そのバイクの隙間をぬって人も道路を渡っています。これ以上渋滞が進めば事故も多くなるでしょうね。

朝の通勤時間と夕方の退勤時間はそはそれは言葉で表現できない程のバイクの数です。

またある機会にベトナムのことにふれましょう。夜行の飛行機2日間の旅で、疲れています。今日は早めに寝ることにします。