かなりの大河 メコン川
メコン川は南ベトナムに流れる川で東南アジアの中で一番長い川です。河口近くは川幅も広く、外洋船も停泊しておりました。ホーチミンから観光バスで長時間ゆられ、ようやく観光用の小型の船発着場所にたどり着きました。
対岸の島に船で渡りましたが、ここが一大観光地で、小路の両脇には長い距離にわたってお土産店が並び、客を呼びこんでいました。観光客も多くの地に旅行をして人が多いのでしょう。店に立ち寄って買う人もまばらです。
小路の脇の広い地に、日除けの屋根がはられ所があって、そこで果物を食べる小休憩の時間がありました。近くにも土産物店があります。われわれが休んでいる場所にベトナムの民族衣装を付けた人が数人やってきて、民族の歌でしょうか、音楽を奏でます。案内人から「すでにお金を払っているので、カゴにはお金を入れないでください。」と言われていて、誰もお金を入れなかったので、何曲か踊って歌った後はさっさとここから離れて行きました。
あちらこちらからこの音楽が聞こえましす。ここには多くの観光客が来ているようでした。
この島では小舟が小川を下る観光もあって、ヤシの木の林の中を通り抜けます。これは熱帯の景色の中を舟で下るという珍しい体験でした。舟は何艘も行き来して居ましたが、どれもが人力が動力源でした。一つの舟に2・3しか乗れません。ヤシの葉で作られた帽子をかぶらされ、練ったの雰囲気を味わいました。私の乗った舟は歳を取った女の方がこいでいました。
多くの観光客が乗りに来て居ますので、大層なお金働きの場所となっているようでした。
この見学地の二度目に休憩した場所では、縞蛇を首に巻きつけ記念撮影をするサービスもあり、生まれて初めて蛇を首に巻きました。初めての体験は思い出になりました。
この観光地ではヤシの実から取った果汁を煮詰めて固めた飴作りや菓子作りをして売っても居ました。
「土産はいらないよ」と旅に出る時言われていたので、物は買わずに帰って来ましたが、今思うと現地(観光地でも)では何個か買って来たらよかったかな、これこそ良い土産になったであろうと思うのでした。
ホーチミンからメコン川の観光拠点までで行く中で、気になった事がありました。ホーチミン市街やその近くでは道路脇は綺麗でしたが、街から少し離れると道路脇は捨てられたゴミが気になりました。北海道の郊外でもこれほど目立ったゴミは無く、ベトナム国の汚点をそこに見てしまったのです。