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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

森の都 ホーチミン(ベトナム)

2015-03-30 11:18:08 | 観光

「森の都・ホーチミン市」

「森の都」と言えば、仙台市や広島市などをすぐ思い出します。札幌も思いの外、街路樹の多い街です。木々の多い街は観光客を引きつけ、心豊かな街の印象を持ってもらう事につながります。

大通公園の「ケヤキ」の大木は見事ですし、北海道大学構内には「ニレ」の木やカシワの木にも大きなものが何本もあり、森の都札幌の印象が造られています。木々の多い国や街は魅力にあふれています。

そして、今回のベトナム・ホーチミンの旅行では大木の多さには特に驚きました。木が多いのでなく大木が多いのです。これぞ「ホーチミン市」は森の都と名付けて良いのではないかとさえ思われたのです。札幌では街路樹は秋に枝木は剪定されており、背丈が一定の高さに揃えられていますが、ホーチミンはそれは見事な大木が街路樹や家の周りに残されています。伸び放題と言えばそれまでですが、どの木も天高く伸びています。すらりと天に伸びています。

  

                        バイクの向こうの方は街路樹が植えられています

南ベトナムは北緯10度の熱帯の気候ですので、木の伸び方も北海道と較べ比較にならぬほどの成長ですが、むかしから守り地だてられて来たのだろうと思います。観光ガイドさんに聞いてみたのですが、これらの木は「マホガニー」とか「紫檀や黒檀」であろうといいます。木の種類はどうも定かではありませんが、舗装された場所に植えられた街路樹の大木がよくぞ生きのびているものだと感心します。

  

博物館の外も木が植えられています               ホテル前の大きな街路樹

もともと「ベトナム」は「フランス」に支配された事がありますので、そのこともあり、現在のフランス領事館の庭に残された大木数本も見事なものでした。木を大切にしているホーチミン市の取組に敬意を表したいと思います。

ベトナム戦争博物館の千者の回りにも大きな木がありました。

大木は私の心を引きこまれ、何枚もの写真を撮りました。その時に撮って来た写真をブログ載せるまでになっていず、文章のみの紹介となりました。

ホーチミン市街地には大木は幾つも見られましたが、郊外に出ると森林は消えて見られず、この違いにも驚きでした。想像の域を脱し得ませんが、周りの森林の開発によるものではないかと思われます。