カラスに襲われ腕を折った御婦人がいる
カラスがいつもの「カア・カア」と鳴く普通の声で鳴かなくなった。このごろはきつい声で鳴くのですが、これは巣づくりが始まり、雛を育て出したからなのでしょう。巣づくりが始まるとカラスは人を襲うようになったりして、迷惑を被ることがあります。
昨年は近くの家の大きな木の上にカラスが巣つくりし、道路を通る人や道路工事の人(襲われない様に傘をさして測量する人も)、畑で作業している人までも襲い迷惑がられました。昨年は多くの人が襲われました。私もやられ電柱の上にいるカラスが気になりました。
人の話しよれば「カラスは同じ所に巣を作らない」といいます。半信半疑で聞き流していたのですが、今年は昨年とは別な所に巣の場所を変えたらしく、近所の人はカラスに襲われなくなりました。やれやれ今年は安泰です。
いつも近くの「チューリップ公園の花壇」(同じ地区の公園)の世話をラビ妻としているのですが、その公園に白樺の木が大木に生長していて、昨年はカラスも飛来しやすかったらしく、花壇の世話をしていてもカラスにいつ襲われる気かして、油断できない有様でした。今年はバッサリと白樺は枝が払われて、カラスも上にやって来なくなりました。気持ちの良い花壇の世話の時間となっています。
今年はカラスの巣づくりの場所が動いたらしく、別な通りの林の上に巣作ったようです。この場所は白石区(札幌市)から通い作をしている94歳になられるというSさんの土地で、広い土地を所有し半分を畑に、半分は林にしています。今年はこの林の大木の上にカラスは巣を作ったらしいのです。長年経ち大きな木になっています。
カムイラビットの家の裏通りの家の方ですが、奥さんが朝ゴミ捨てにいったところ、カラスに襲われたそうで、その時以来奥さんはおそろしいとゴミ捨てに行かなくなったそうです。やむなく御主人がゴミ捨てに出るはめになったと言います。それでもカラスは威嚇し襲ってくると話しておりました。
そこまでなら、話だけで住むのですが、近くの別なKさん家に用事があって行くと、何かの拍子にカラスの話になり、Kさんの家の向いの家の人がカラスに襲われ、恐ろしいとあわてて転んでしまいその拍子に腕を折ったというのです。齢をとられていたので少しの転倒で腕が折れたのらしいのです。「今でもその人は腕はれているんですよ」といいます。
腕を折るという話になれば、カラスもほおっておく分けにもならなくなります。その後、区役所にカラス駆除願を出したかどうかは聞いていませんが、カラスの巣作りの迷惑さは襲われてみないと分かりません。先日知り合ったスウェーデンヒルズに住む人は「カ―コちゃん、カ―コちゃんなどと優しく声をかけたら絶対襲ってはきませんよ。」と話していました。この話を思いだしながらカラスの顔を見ると黒い身体の中に目が黒々と光っているとどうも優しい声も出せなくなります。
カラスは損をする鳥ですよね。
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