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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

猫の島 藍島 田代島

2012-03-09 17:11:22 | 生物
カムイラピットは高校時代まる一年かけて「猫の研究」をしていました。住んでいた町(オホーツク管内・生田原町)の多くの家庭を回り、個別に猫のことを聞きとり調査、一とおりの文章もまとめあげました。残念なことに長年経つうちにその原稿もどこかに紛失、今では一つの雑誌に掲載した文章(論文)だけが残っています。
研究していただけあって、私は猫好きですが、昔と違い離し飼も出来ず家には飼っておりません。都会(札幌)の猫は見知らぬ人のところには全く近寄ってきません。「ニャーニャー」と猫なで声で招くのですがすぐに逃げられてしまいます。人はきがいをあたえるものと思っているのでしょう。
ところで、日本に「猫の島」があるのでしようか。実はあるのです。通称「猫の島」というのが日本の中に二つある(?)のです。どちらもNHKテレビ放送の番組を見ることができました。一つは宮城県石巻市の「田代島」(ひょっこりひ。ょうたん島のモデルになった島)で、もうひとつは北九州市小倉北区の藍島(あいのしま)です。
ここでは、一部藍島の「猫の島」についてのみ紹介します。
少し前になりますが、NHKで「猫の島」を取材したものを放送しておりました。猫好きな人にはたまらない放送だったと思います。放送で分かりましたがこの島の猫を研究題材にしている人もいるのですね(私も研究していたひとりですので、驚く事ではないのですが)。
この島の猫は誰にも迫害されないと見え、人が近付いても逃げ隠れしません。猫はのんびりと生活しています。
ここは北九州市小倉北区から船で北西に13キロ響灘にあり、市営渡船で約40分のところの周囲13㌔、面積0.68平方キロメートルの小島です。島民の人数とほぼ同じ300匹程度の野良猫がいるとされています。この猫の島を見ようと島に訪れる人が多く、これは島の活性化につながると島民は歓迎しています。島の9割の人が漁業に従事しています。  
迫害されず、冬も越しやすく、餌も野良でありながらもらえる島の猫の生活は幸福な暮らしと言えましょう。

猫の島(二つの島のみが「猫の島」とされていると思っていましたが、他にも猫の島と言われている島がありました。まとめて「猫の島」を紹介します。西日本に多いようですが、越冬に良い温暖な気候がそうさせていると思われます)
○ 福岡県  藍島
○ 宮城県  田代島
○ 佐賀県  加唐島
○ 沖縄県  竹富島
○ 山口県  祝島
○ 愛媛県  睦月島
○ 香川県  佐柳島
○ 滋賀県  沖島
○ 静岡県  初島
○ 神奈川県 江の島
○ 岡山県  真鍋島

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