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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

札幌市内にある地名の多くは アイヌ語地名

2019-03-28 15:45:08 | 地名

「札幌市の多くは アイヌ語地名」

札幌市内にある多くの地名は、もともとアイヌが呼んでいた土地の呼び名に 漢字書きの地名としました。

幾つかの地名の起源を上げて見ます。すべて地名解の概略です。詳しくはご自分でお調べください。

〇 札幌(さっぽろ) サッ・ポロ・ペッ 乾く・大きな・川

〇 精進川(しょうじんがわ) オ・ソウ・ウシ 川尻に・滝ある・川

〇 手稲(ていね) テイネ・イ じめじめした湿地のある所

〇 手稲山 アイヌはタンネ・ウエン・シリ 長い・悪い・山 と言っていた。

〇 真駒内(まこまない) マク・オマ・ナイ 奥に入る川 

〇 琴似(ことに) コト・ネイ・イ 凹地に・なっている・所。くぼ地・くぼ地のある所。

〇 厚別(あつべつ) ハシ・ペッ 雑樹・川。火起こしの楡の木 ある・川

〇 藻岩山(もいわやま) モ・イワ 高さ531m 小さな・山

〇 簾舞(みすまい) ミス・オマ・イ 深い・谷崖ある所

〇 平岸(ひらぎし) ビラ・ケシ 崖の・端

〇 苗穂(なえぼ) ナイ・ポ、ベッポはみな小さな川

〇 モエレ沼 もともとは大きな川の大曲


春待つ気持ちは 赤が似合う 「カタクリの季節」は待ち遠しい

2019-03-28 09:26:18 | 草花

「春待つ気持ち 赤色で満たす」

★ 春一番の花はと聞かれると、それぞれ頭に描く花は違います。

  中では「カタクリの花」を頭に描いた人もいるでしょう。花咲く季節は4月末から5月初旬とエゾノリュウキンカなどの花より遅れますが、元気を確かにもらえます。

  ニリンソウやエゾエンゴサクなどとともに「春の妖精」と呼ばれています。

  カタクリは赤色(?)花なので、冬に閉ざされた気持ちを満たしてくれるのです。

  

  私の群生地を知る所では、北海道医療大学の里山、様似町の市街の裏山、浦臼町の神社周辺、ニセコ町のカタクリの丘、旭川の男山自然公園などがあります。

  男山自然公園では、それは驚くほどのカタクリの群生地でした。

  暖かい春の日差しのある所では、延びのびと花が開いてそれはまっこと綺麗です。

  ユリ科の植物で、むかしはこの球根から「片栗」(粉)を取ったので、今でもジャガイモから取られた澱粉を「片栗粉」と言っています。

  球根は深い所にあるので、山から取ってきても花壇では育ちません。

  気温の高い日中に開き、夜になるとしぼんでしまいます。

  種子が発芽してから花の咲くまでは、7~8年かかると言われています。花言葉を考えたことはありませんでしたが、「初恋」だそうです。

★ 赤いものと言えば、灌木などの木の実です。夏の終わりごろから赤くなりますが、その赤さを頭に描き、春のエネルギーにしています。