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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

コインの無い国 ベトナム

2015-04-11 21:49:04 | 草花

「日本で、やりの単語「ワンコイン」で食べれる店はベトナムにはありません。

ベトナム・ホーチミンの旅をしていて、ひとつの疑問がわきました。物を買っても釣銭にコインが無いのです。何故なのだろう。日本で買い物した時にはいつもおつりは500円玉や100円玉、50円玉や1円玉なのですが、ホーチミンではすべて紙幣でお釣が支払われます。

おかしな感じです。端数の金額の値段はついていはなく、小さな金の釣銭を支払うようなシステムになっていません。コインが国に無いので、「ワンコインで食べれる、または飲める店」という言葉はありません。

ベトナム・ホーチミン空港での歓迎、この後ろに私たち旅行客

ベトナムでは日本からみるとお金の価値は低く、戸惑います。

案内人にコインが無いのが不思議で聞いて見ますと、なんと理由はまったく簡単なことで、「〇〇〇がない」からなのでした。そうそうそれは「自動販売機がベトナムに無い」からだと言うのです。街を見回しても日本に多く見られる自販機が一つも見られません。納得です。

でれでも、住民は困るのではないかという事でした。飲み水が欲しくても、お茶が欲しくても、他の生鮮飲料が飲みたくても、住民は手に入らないのではないかと思われるからでした。

自動販売機が無い代わりに、街を見てみると、路地のいたるところに小さな店(飲食店)、食事場があって、気楽に立ち寄る場所があり、人が群れています。これらのお店が自動販売機の代わりとなっているのであろうと思い返しています。

ついでにこの店について話しますが、

街中で不思議に思う光景は、店の客の他に店の前の椅子に座るお巡りさんらしき人がいる様子でした。どちらかと言えばたむろしているようにさえ見えるのです。いたるところにお巡りさんらしき人がすわっていて、日本から来た私にとっては珍しい光景です。「あの人はにしているの」とガイドさんに聞いてみると、ためらわず「お巡りさん」と答えました。

この国にはお巡りさんが沢山いるのだと思う反面、日暮らしのんびり、怠けている人の様にしか見えなかったのです。