雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

根雪宣言 とうとう雪の季節がやって来た

2012-12-03 07:45:59 | 自然
12月ともなれば土地の人は根雪到来にあきらめています。各家庭ではすでに冬にそなえた準備が出来ているのです。
暖房の準備、畑の後始末、保存野菜の貯蔵、庭木の雪に備えた縄かけ。さらには車の冬タイヤ(スタットレス)の履き替えなどと、秋は忙しく準備をします。
今年は木の落ち葉の様子を見ているうちに、葉が落ちないうちに雪が降り積もり、冬がやってきました。
今年の秋は我が家では少々仕事が遅れ、今になってあわてて冬にそなえています。まだしていない仕事には「秋に植えるニンニク」をいまだに植えておりません。あわてて今日(12月3日)雪を取り除いて畑を起こし、ニンニクを植えることにしています。
いつも12月1日を目途に行う冬用タイヤ交換は、今年は早めに11月20日に行ったので楽でした。来年も早めに取り替えたら良いと思っています。
忘年会は、12月に目白押しとなりますが、12月1日に「札幌地理サークル」と「花族会議」とが同一の日となり、やむなく花族会議の忘年会の方を欠席させてもらいました、残念な事でした。この日、1日は忘年会の時間帯に雪が大降りとなり、寒さも増して帰路は大変でした。次の日(2日)は早くから車を出さなくてはいけないので、雪で車が動けなくなるのではと、せっかく飲んだ酒がさめる中、夜中に車の屋根の雪除けと、車の周りの雪除けです。
次の日は何とか車も動かせて良かったのですが、この雪の多さではもう雪は融けず、「根雪」は必至です。
根雪とは年を越して解けない状況をいいます。温かい地方では「根雪」の言葉を使わない(知らない人もいる)でしょう。

啄木の詩には 郷愁がある 歌碑全国に170基

2012-12-03 06:43:05 | 紹介
「啄木の歌碑」は全国に170基が建てられているといいます。啄木の詩には魅力があり、人を魅了してやみません。
26年2カ月の人生、10年あまりの文学活動を考えると、詩の素晴らしさに感動し、さいたけた詩人であったと感心します。
今年は4月13日が「啄木没後100年」にあたり、北海道新聞でも何度か啄木について特集が組まれていました。詩を読む度に啄木の詩の素晴らしさを感じます。今日は全国に設置されている歌碑の中のいくつかを紹介します。

○ふるさとの山に向(む)かいて/言ふことなし/ふるさとの山はありがたきかな
○東海の小島の磯の白砂に/われ泣きぬれて/蟹とたはむる(函館・立待岬に碑)

○かにかくに渋民(しぶたみ)村は恋しかり/おもいひでの山/おもひでの川
○ふるさとの訛(なまり)なつかし/停車場の人ごみの中に/そを聴きにゆく

○潮かおをる北の浜辺の/砂山のかの浜薔薇(はまなす)よ/今年も咲けるや(函館・啄木小公園に碑)
○霧ふか好摩(こうま)の原の/停車場の/朝の虫こそすすろなりけれ

○新しき明日の来(きた)るを信ずといふ/自分の言葉に/嘘はなけれど
○神のごと/遠く姿をあらわせる/阿寒の山の雪のあけぼの(阿寒湖畔に碑)