goo blog サービス終了のお知らせ 

雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

秋は 「コマユミ」が綺麗

2019-10-19 17:14:53 | 樹木

「コマユミの実の赤さ 目を奪う」

秋は赤色が 目を潤してくれます。

赤い葉のブドウの葉、ウルシの葉、桜の葉、モミジの葉、ニシキギの葉は素敵ですが、赤い色の木の実も魅力的です。

我が家の庭にも、知人からいただいた「コマユミの木」がありますが、今年は気候が良かったせいかコマユミの葉が生い茂り、そのためか赤い実があまりついていません。

小粒の実を付けて、マクロのレンズでのぞくとまことに綺麗です。

今日(10月19日)、小雨の降る中、北海道医療大学の里山に出向いたのですが、小雨の中の林も心を潤してくれました。

帰り際に真っ赤に色づいた素敵な大きく育ったコマユミの木に出会いました。

葉も真っ赤になりますが、この木はもうすでに落葉していましたが、この木の実は赤くなっていて見事でした。

素敵な写真が撮れるかも知れないと、何度もシャツターを押しました。

小雨の日でしたので、実に付いた滴が面白さを見せてくれました。

このコマユミとの一つの出会いで、満足の一日となりました。

 

 

 


カラスノマンマ 終焉 時のうつろいを感じる

2019-07-29 10:19:02 | 樹木

「蝦夷接骨木(エゾニワトコ)の実 いっきに消えて夏中盤」

先に紹介しました「エゾニワトコ」の実は熟すと赤く遠目にも綺麗です。真っ赤に色づくので、むかしからこの実を「カラスのマンマ(ご飯)」と言っていました。

鳥が食べるのであれば、人も食べてもよさそうですが、大人からは食べて良いと言われたこともなく、自分でも実験したことがありません。

ヤマゴボウの実は毒と言われていますが、ヒヨドリなどが来て秋についばんでいきます。鳥には毒消しの能力が備わっているのかもしれません。

カラスノマンマもそうですが、実が熟すとムクドリが群がって飛んできて、実がひとつも木に無くなります。あっという間の出来事で、驚きます。

エゾニワトコの赤い実が消えてしまう季節、夏の中盤を迎えたことになります。

北海道では7月末位から秋大根の種まきを行いますが、周りにあったカラスノマンマの実はふと気づくとすべてが姿を消しているのです。

カラスのマンマが無くなる季節、この時期に秋大根を蒔くことになります。

赤い実が全て無くなっていました。(7月20日前後)

この頃数が多くなってきたムクドリが群がってついばんでいったのでしょう。

この自然現象によって、エゾニワトコはムクドリの糞によって他の地に種が落とされ新しい居住地を作り上げていくのです。

郊外における自然は、これらの自然の動きによって守られているのでしょうね!。

 


そう言えば、ブドウの花はどんな花?

2019-06-19 11:18:52 | 樹木

「ブドウの花を見たことあーる? 見たことなーい」

10数年も前に、講師だまりで「ブドウの花」の話になりました。

ある人が「葡萄の花を見たことが無いかい?」と、皆に話しかけています。即、答えました「見たことがあるよ」と・・・。

とは言っても私も十分観察していません出した。

葡萄の花は印象に残らない小粒の花です。蕾が付いて・・・(花咲いて)・・・いつの間にか実になっているのです。

 丸いのは蕾、その後花が咲きます。

綺麗な花を咲かせるのであれば、だれもが認知しているはずですが、花は綺麗でもありません。

つぼみが付いて花が咲き、実になるのですが、その移り変わりの時に、よく観察していないからです。

今年は葡萄の花の写真をゲットしました。

写真をお見せします。

※ 我が家の庭の小粒の青葡萄ですが、今年もたくさんのブドウがなりそうな気配です。

 


ニセアカシア 北海道の花の木に! 純白の花が北海道に似合う

2019-06-11 11:10:02 | 樹木

「ニセアカシアの純白の花が 北海道に似合う!!」

当別町のある農家さんと親しくして戴いています。

その農家さんは、ミツバチを何箱も育ていて我が家は蜂蜜を分けて頂いています。

蜂蜜は健康に良いので料理に重宝させてもらっています。

今の季節、養蜂箱から蜂が群れをなして飛んで行く方向には、ニセアカシアの木が花を咲かせて待っているそうです。

群れをなして飛んで行くでミツバチの景観も面白そうだと思います。

今年はニセアカシアの花がたわわに咲いた木が多く、ニセアカシアの蜂蜜の大量収穫が見込まれることでしょう。

ミツバチが運ぶ蜜も、集める花の種類で値段も違うと聞きます。こう大量に咲くニセアカシアの蜂蜜は高い値は付かないのかもしれません。

ニセアカシアはマメ科なので、種はどんどん放散し、段丘崖や道路脇の林の隣りに居住地を広げて行きます。

成長も早く、すぐ一人前の木となります。どんどん増えるものですから、邪魔と言えば邪魔ですが、白い花は清楚であまり憎まれない存在です。

篠路から小樽に抜ける道路脇にニセアカシアが目立ってきました。今、花の季節ですからよくその存在がわかります。

先日(6月5日)、ラビ妻の用事で滝川市に車を走らせたおり、国道275号沿いに、いたるところにニセアカシアの木が花を咲かせていました。中には白い花をてんこ盛りに付けたニセアカシアも見られました。

いつも6月中旬に275号を走ったことは無かったので、これほどまでにニセアカシアの進出が進んでいるとは、思いもよらぬことでした。

そして、6月9日の国立滝野すずらん公園までの道々にも多くのニセアカシアを確認したのでした。

 

※ ニセアカシアの花は、テンプラにすると美味です。手の届きそうなところにも花が咲いていましたが、とうとう車を止めて花を取っては来ませんでした。

  野の物を頂くには、生活に余裕とその物への興味が必要なのです。

  わが別荘の草取りに出向いていましたら、萩の葉に似た木があるではありませんか、萩は可愛い紫の花を付けますが、余りにも居所を主張しますので、

  この頃は切り倒しています。木をよくよく見ると黄色の花をぶら下げているではありませんか、この木は萩ではない、「キングサリー」だと気づき、

  取り除くことは止め庭の一員になりました。

  どこから来たのでしょう。「キングサリーもマメ科なので鳥によって運ばれてきたのであろう」と結論付けました。ニセアカシアがマメ科で居住を広げていくのと同じです。

  


目に青葉 癒されます 白樺林新緑

2019-05-24 18:34:10 | 樹木

「目に青葉 春は元気もらえます」

目に青葉 春ホトトギス、夏カツオ・・・・。

春、白樺林から元気をもらいます。白樺疎林の中を歩って見ましょう。

目からいただく「元気盛り」です。

 

札幌にはこのような、立派な白樺林があるのです。それも都会の中心にあるのです。場所は「豊平公園」。

 新緑の中に桜の花の風景からも元気がもらえます。見たことありませんか? この風景。

 この姿は、「カタクリの実」です。春はひた走りに去って行きます。

 これほど群れて咲いても「ヒトリシズカ」と言うのですね。


素晴らしい 北海道大学構内の 「枝垂れ桜」

2019-05-07 16:40:09 | 樹木

「北大構内の 枝垂れ桜 見事に開花」

5月8日(令和元年) 北大構内の枝垂れ桜を見に出かけました。

夜中じゅうじとじと雨が降り、朝になっても止みません。知人との花見も中止するかどうか迷いましたが、現地に着くと晴れ間もでてきて、最高の花見となりました。

枝垂桜は道内では珍しく、この桜は見れば見るほど見事な花です。

この頃 道内で枝垂桜が見直され、少しづつ植えている所が見られますが、巨木桜になっている所はあまり知りません。

道南の大野町だったかの日蓮宗のお寺で巨木の枝垂桜の花を見たことがあります。この時も枝垂桜の美しさに感心し、何枚も何枚も写真を撮りました。当時フイルムカメラでしたので、今ではその写真は見る事がありません。

あれから6・7年たつでしょうか、巨木の枝垂桜を見るのは今回で2度目です。あと2・3日は花も散らず見る事ができるでしょう。

クラーク会館の近くで、道路から近くです。

見事です お出かけください。


モエレ沼公園(札幌市) サクラ、さくら、桜 いま真っ盛り 

2019-05-06 17:39:02 | 樹木

「札幌にようやく桜の季節が到来 モエレ沼公園」

ラビ妻が「兎のペット」について、むかしの友人に電話し聞きました。

盤渓(札幌市)の知人が飼っていたワンコ(犬)が亡くなり、後のペットをどうするかペットショップに通ってはいるのだそうです。その後飼うかどうか迷う事があって困っていました。その中で、次のペット候補の一つに上がったのが兎で、ペットとしてどうかと相談されたことによります。ラビ妻の友人は長崎に住んでいます。

ついでの話に桜の話にもなり、「今札幌は桜が満開なの・・・」と話すと「随分遅いのね」と長崎と札幌の季節の違いに驚いていました。

兎の写真も送られてきて、相談された知人はペットとしての兎に大変関心を持たれた様でした。

 

桜の話に戻りますが、カムイラビットの家の近くの桜の名所は「モエレ沼公園の桜」です。2300本もの桜の木が植えられているとか、今や札幌の桜の名所になってきています。

 

5月4・5日はそれは多くの桜見の人でにぎわいました。

私も4日早朝、桜を見に行って見ました。桜が盛りで、新緑、ノグチイサムの造形遊具とマッチして気持ちの良い観桜の時間となりました。

 

モエレ沼公園には、大変広い駐車場もあります(無料)が、車の整理の人が出るほど人出で大変でした。

3日と6日には、モエレ陽だまりのボランテイァの「桜ツアー」も行われました。この催しはいつも好評です。

桜の咲く時期はいろいろで、桜を長い事楽しむことが出来るのです。

 

 

 


花見と言えば 発寒川堤防の桜(札幌市)、戸田記念公園の桜(石狩市) 

2019-05-01 18:18:46 | 樹木

「札幌の花見と言えば 円山公園の桜、モエレ沼公園の桜、発寒川堤防の桜、戸田記念公園の桜など」

札幌での私の花見の素敵な場所は、石狩市・厚田(あつた)方面の戸田記念公園の桜と発寒川堤防の桜です。

私が毎年欠かさず桜を見に出かける所は、古木のソメイヨシノが幾重にも咲く戸田霊園の桜です、アスファルト道路沿いに桜の樹はあって、車をゆっくり走らせながら花見が出来ます。何㌔も何㌔も桜が植えられています。

戸田記念公園の桜はまことに見事に咲き誇りますので、多くの人が見に来ています。よく老人ホームのいこいの地として使われています。

私の住む町内会の春の歓楽地にもしています。

今日初めて出向いたサクラの名勝地は、「発寒川堤防地の桜並木」です。清流が流れ近くの山の緑の春景色と相まってなんと心が休まること限りありません。

 

川の流れの音、新緑の景、遠くには雪が溶け切らないでいる山岳も見られ、桜の花と相まって綺麗なこと、感心するばかりです。

風景に変化があって楽しめるのです。

 

写真全部が発寒川堤防の桜です。 さくらの木はまだ古木ではなく迫力に欠けますが、それにしても見事な桜並木です。

心配していた駐車場もありました。行くまでにはいろいろとりこし苦労をしてしまいます。

川が流れ、この季節は新緑が目に優しい。

  周りの小山の新緑が気持ちが良いですね。

 

カムイラビットの近くの花見の場所は、「モエレ沼公園の桜」です。身近にあって桜が楽しめる所として知られています。

今年(令和元年)は5月3日と5月6日にモエレ沼公園の案内付きの「桜ツアー」(無料)が開かれます。

札幌で一番の桜見の場所は「円山公園の桜」とされています。桜を愛でて多くの人が来ているので、人が人を呼び桜の名所となっています。

札幌にはまだまだいくつもの桜の名所がありますが、行けそうでなかなか行けないものなのです。

 


春一番の花は レンギョウかな? エゾムラサキツツジかな? 

2019-04-23 18:27:49 | 樹木

「春はレンギョウ エゾムラサキツツジ 他の花に先んじて咲きだす」

庭に最初に咲く花は、フキノトウに、福寿草に、スミレに、クロッカスでしょうか。フッキソウが庭に植えてあればこの花も春真っ先に花を咲かせ出します。

木の花では、紫色のエゾムラサキツツジが真っ先に咲き出し、数日置いてレンギョウが黄色の花を咲かせます。この花が咲き出すと桜の花、キタコブシの花が咲いて、梅の花が咲いて、春真っ盛りの季節になっていきます。

代表格のレンギョウについて以下に紹介します。

〇 レンギョウ  モクセイ科 レンギョウ族。

レンギョウは早春に小さな黄色の花を枝一杯咲かせる落葉低木。

花は枝先に黄色い小鳥がずらりと外見から連翹(レンギョウ)と名付けられた言われています。

アジアに6種、ヨーロッパに1種があり、日本には薬用と使用。平安時代初期に中国から渡来したといわれます。また一説に渡来時代は、江戸時代であったという説もあります。

丈夫で育てやすいため、生け垣や、庭木、道路の分離帯などに植えられます。

秋に実を付け(我が家では何10年も前から庭に植えていますが、実を付けたのを見たことがありません。)、その実に強い抗菌作用があるので、古くは生薬として利用されていました。

 31.4.22 撮影

解毒、消炎作用があると言われています。

※ 花言葉は「かなえられた希望」


花と言えば「さくら」 奈良時代は「うめ」

2019-04-18 21:09:07 | 樹木

「新元号の令和の出典は万葉集「梅花の歌」の序文」

日本人が現在、花と言えば「桜」を指すようになっています。旅行会社の「花ツアー」と言えば、花(桜)の名所を巡る旅なのです。

新元号「令和」の出典が万葉集の「梅花の歌」の序文からだそうで、当時、花と言えば「梅」で、桜より梅が多く歌に歌われていました。

梅を思い起こす元号なんて日本人らしい名の付け方と思います。

平安時代以降から花は梅に変わり、桜が多く歌に詠まれるようになり、現在につながっています。

4月17日、北海道内も高温に包まれて(鶴居村が27.1度の気温を記録したといいます。この日道内18地点で夏日の記録でした。)、桜の開花の話もちらほら聞こえてきています。北海道では梅が先に咲くか、桜が先に咲くか論じている間は無く、両方が一気に咲きだします。

家の周りのエゾムラサキツツジが咲きだし、キタコブシの白い花が何輪か咲きだしています。キタコブシも梅や桜と同時に咲きだし、春を告げてくれます。

自宅のまわりのレンギョウも10数輪黄色の花を咲かせていたのに驚きました。春は札幌にもう来ているのだなあと実感しています。

バラ科の花の多くは、初花はほんのり紅に色ついて可愛げです。

 

※ 我が家のレンギョウの花が満開に咲く季節がすぐやって来ます。レンギョウも薬草だと薬草の記事で読みました。その実が使われるというのですが、何年も見ているはずのレンギョウに実が付いたのをみたことがありません。なんとか見つけたいものと興味深々でいます。