８月６日 今日この日が原爆の日

今日は　重い感じになってしまいますね～　　ご勘弁を！

世界最初の被爆地となった広島は　今日6日に　原爆投下から73年となった。

核兵器廃絶の誓いを平和記念公園原爆慰霊碑前で 式典を通じて　誓いました。

会場には5万人の人が参列しました。

全てのテレビ局がこれを中継して行っておりました。

8時半には 真っ先にフジテレビが中継を打ち切りました・。

他のテレビ局は 放送を続け 平和の誓いを映し出しておりました。

毎年のことですが この慰霊式典を見ている時には　我が胸が　熱くなるものを覚えます。

どうした事が　感極まり 言葉に出したら　なかなかまとまりのないことになってしまうので

多くを語りませんけども 広島にとっては 毎年胸の痛い1日を この暑い日に迎えることになります。

一発の原子爆弾が 一瞬のうちに10万人以上の命を奪い 5万人近い人が　年内　やけどや放射線傷害で

苦しみながら亡くなりました。

被爆者は被害のなかった人たちに「 被爆が移る」と言われて 身の上を明かせませんでした。

「ピカが移る」と言われ　差別されていたのです。

そういった先輩たちに囲まれて育った私としては 広島以外では　「原爆」や　「原爆の日」「核兵器」に

無関心であることに関して 何故に無関心で　無頓着で 腹が立つ思いで 接してきました。

しかし被害者意識が強いという思いはありませんでしたが 　年を取るとともに 考え方も少しずつ

変わってきて 腹を立てている場合ではなく　自らが情報の発信源として　少しでも原爆の悲惨さを

私が伝え聞いたことを　私がまた　伝えていかなくてはならないのではないかという思いに

駆られるように　なりました。

興味のない人には　本当に興味がないんです。
　
車の窓から　タバコの吸い殻を 簡単に路上に捨てる人。

信号が赤であっても　自転車で横断歩道を渡りきる人。

自転車の無灯火で　夜中に走る人。

こういったことを　何の罪の意識も持たず　簡単にしてしまう自己中心的な人に いくら核兵器の悲惨さを

伝えたようとしたところで 核廃絶の思いを持つまでには　至りません。 

しかし　だからと言って　諦めては　ならないのです。

放射能で苦しむだけではなく　放射線の障害で　奇形児が生まれるのを恐れて 水子にした話も聞きます。

この度の西日本豪雨のように あちらこちらで災害の被害が　大なり小なりあるところを 隅から隅まで

紹介をしても 無理があるのは　分かります。

まずは「 原爆」に関心を持ってもらうことが　必要ではないでしょうか。

いきなり  聞き入れてくれて　受け入れてくれる度量の広い人は　そうはいないものです。

毎年８月６日　広島市は 午前8時から平和記念公園で 原爆死没者慰霊式 平和記念式典を営んでおります。

被爆地広島と　続いて　長崎は　８月９日に　核兵器廃絶の　深い祈りに　包まれます。