日本共産党・宮本栄の STAND UP!

衆院東京5区で活動中。正義のために立ち上がるのだ!

等々力・上野毛地域で懇談

2009-05-24 20:47:22 | 活動

 カメラが不調でして、今日は写真が撮れませんでした(泣)。で、昨日、石川恭子区議とともに行動中に見かけたトケイソウ。なるほど、めしべ(?)が短針・長針・秒針みたいで面白い花です(^^)。

 今日は、等々力・上野毛地域の党後援会「渓流の会」のミニ集会へ。もう、3回目(4回目?)になるでしょうか。会を増すごとに参加者の人数が増えていることに励まされます。たぞえ民夫都議会議員村田義則区議会議員とともに出席しました。

 私は、この間の活動や街の声を紹介しながら、「大企業中心・アメリカいいなり」をただすというわが党の立場が、国民生活の危機を打開するために重要なことはもちろん、総選挙の論戦上も重要になっていることをお話ししました。

 民主党のいう「官僚支配の打破」では、政治は変わりません。「官僚」がすすめている悪政とはなんでしょうか。補正予算の中身で見ると、「エコポイント」は自動車業界と家電業界と経済産業省合作、東京外郭環状道路は、西松建設も含むゼネコンと国土交通省の合作です。「景気対策」を口実にした、極端な「大企業奉仕」です。

 「アメリカいいなり」の問題では、「思いやり予算」や「グアム島の海兵隊基地建設」のムダづかいに加えて、道路予算で豪華米軍住宅や、農水予算で米軍兵舎(今日の赤旗で報じられていてビックリしました)など、軍事費以外も「米軍」のために支出されています。「官僚」の背後にいる、「財界・アメリカ」支配を打破しなければ、国民の望む政治にはなりえません。私は、以前作成したパネルや、ブログニュースなども駆使(^^)しながらお話しし、「なんとしても躍進を勝ち取りたい」と決意を申しあげました。

 懇談でAさんは、「消防署員の息子の夏のボーナスが10万円も減らされて、嫁さんはブーブー怒っている」と発言。元国家公務員のMさんは「政権党が危機に陥ると『官僚が悪い』と、公務員をバッシングして批判をかわそうとする」「『公務員の給料が高い』という攻撃は、労働コストを減らそうという財界の思惑に沿ったもの」と指摘。かみあった議論になったと思います。

 また、Sさんは、犬の散歩をしている方に、「この辺の皆さんは富裕層が多いから、共産党のことなんて興味ないかしら?」とビラを手渡すと、「とんでもない。内情は火の車よ。共産党はいいこといっているじゃない」。お隣さんは、「小泉には頭にくる。共産党のマイクを奪って訴えたいくらいよ!」。自民党支持者と思っていた方も、「なんでこんなひどい世の中になっちゃたのか…。給付金なんかやめて、病院に使って欲しい」などなど、「憤懣やるかたない」といった街の声を紹介してくださいました。

 他にもいろいろありましたが、また長くなってしまいましたので、この辺で…。


 フランスの先輩から、またメールをいただきました。フランスのマスコミが「日本」について伝えた記事。興味深く読ませていただきました。

 ・AFP通信が伝える、日本共産党の紹介記事
 ・エクスプレス誌の、「裁判員制度導入」の記事

 先輩のブログには、公園の花畑をつぶして何かの建物をつくる計画が、住民運動で撤回されたらしいということが書かれています。

 「私がフランスに来て間もない頃、公園を散歩していた私に二人の小学生くらいの子どもが近づいてきました。花畑をつぶして建物を建てる計画に反対する署名を求めに来たのです。署名用紙には建築計画の設計図が貼り付けてありました。フランス国籍を持たないことを伝えると、次の署名を求めて去っていきました。いまだにその建物は建っていません。この国の底力を見たような気がしました。」


 「大企業・アメリカ」が、我がもの顔の日本は、「国民が疎外されている」と思うのです。

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3 コメント

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Unknown (昭和竜)
2009-05-25 20:08:00
こんにちは。
私は、5区には2大政党にまともな候補がいないと思っています。自民も民主も主義主張がホームページから全く伝わっていません。集会を回って商店街などの組織票を固める話題性が売りの人と若さがとりえで年をとってしまった誰も聞いていない街頭演説の数を自慢する人としか思えません。しかし、実際にはその候補のどちらかが当選するのでしょう。しかし、自民、民主、共産が三つ巴の闘いになることを望みます。
さて、「大企業中心、アメリカのいいなり」は党の方針ですからそれはいいですが、大企業中心は地域的には分かりにくいでしょう。大企業の関連に勤めている人も多くいます。また、大企業が中心なのは世の常で、社会構造自体を全て変える革命を訴えるのであれば別ですが、それは大きく構えすぎです。大企業中心が悪いのではなく、優遇しすぎが悪いのです。また、優遇が大企業から全体に派生しないのが問題です。大企業から恩恵があり、全体が潤えば問題はありません。「エコポイントや道路工事」を批判するのであれば、大企業への仕事を回しているからという理由は感心しません。その仕事は中小企業や工場、工事現場の人々の仕事になるのですから、問題はないのです。大企業批判より、中小企業への政策を訴えるべきでしょう。大企業を批判するのならもっと的を得た批判にすべきです。
アメリカのいいなりは、その通りです。流石共産党という感じです。
今日のブログは身内への組織固めという感じがします。共産党を応援する人は、ほとんどが投票するでしょうから、選挙が近くなれば組織と関係ないむしろ批判的な人までも取り込むような運動の展開が期待されます。
共産党の運動は、名前の連呼と身内的な集会と街頭で老人にビラを配らせている姿のイメージがあります。有権者の多くがネットで候補者を選別する時代なので、ネットでの情報発信で他の候補者と差別化してください。
互角の勝負となることを期待しています。
参考になります (宮本栄)
2009-05-25 21:54:12
 ありがとうございます。
 ひとつひとつの記事で、なかなか全面展開はしかねるところがありますが、私自身、14年くらい前まで中小企業勤務のIT技術者でして、日本最大の通信会社や大メーカーから仕事をもらっていましたので、大企業に対しての国民感情はよくわかります。また、「大企業は敵だ」式の議論は党の方針ではありませんし、そう受け取られてしまったら私の真意ではありません。「横暴勝手」を正すというのが党と私の立場でして、ご理解いただけるよう、適切な「言葉」を模索したいと思います。

 産業革命時のイギリスで、長時間労働や児童労働、女性の深夜労働などを「工場法」で規制し、その結果、労働者がまともに生活できるようになり、イギリスの飛躍的な経済発展につながったということが、私のイメージとしてあります。大企業は産業・経済の中心であることは、否定するつもりはありません。まともな雇用や、社会保障の負担など、大企業にはその力にふさわしい役割を果たしてもらうことが、日本経済にとっても大切だと考えています。

 下の記事の最後のほうに、「大企業」との関係について、志位氏のインタビューでの発言を載せていますので、よろしければご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/miyamto3/e/22ca5aa07b0a243b6d45a3a2b4e04b78

 経済危機打開のために、一定の財政出動が必要なことは当然だと思いますが、補正予算では、これまではとてもやれなかったような大企業向け「バラマキ」が、「経済危機」を口実に盛り込まれたと認識しています。ですから、これには「文句」をいいたいと思います。適切な言葉で…。

 ご意見参考になります。ありがとうございます。
Unknown (昭和竜)
2009-05-26 15:02:53
志位さん発言を読ませていただきました。
当たり前ですが、ご立派な発言です。
しかし、町で「大企業中心」はダメというのはアンチ大企業を訴えかけているとしか感じません。大企業が悪いのではなく、大企業優遇政策が悪いのだと思います。悪いのは政権政党です。大企業に社会の役割を担保させるのを期待するよりも、課税して政府が社会保障を行えばよいだけですから、政策の問題です。大企業の問題ではありません。
大企業バラまきを否定するなら、同時にその金をもっと中小企業などにこう使えと付け加えるべきでしょう。むしろ、こうしろ、こうしたいということを強調すべきだと思います。
国会では小さい野党ですから、問題指摘でいいでしょうが、宮本さんはこれから議員になろうとするのですから、問題指摘ではなくこうしたいということを強調したほうがいいでしょう。
文句ばっかりいっているよりも、こうすべきと言う方が聞いていて不快になりません。
文句を言うだけなら、共産党議員をこれ以上増やさなくてもいいと思います。こうしたいという希望があれば、もっと増やさなくてはならないでしょう。その一人が宮本さんであるべきでしょう。
ご参考まで。

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