今日はあいにくの雨でしたが、「決戦の時」はもうすぐです。党中央の宣伝カーに乗りこみ、東京5区内を遊説。写真は勝手に初公開(?)、小型デッキカーのコクピットです(^^)。中央下部の紙は、今日の運行スケジュール。山手通りの渋滞で、遅れ気味のスタートとなりましたが…
午前中は、沢井正代区議・都議予定候補とともに、祐天寺駅前(写真)などで演説。一か所で、あまり長時間お話するわけにはいきません。私は、北朝鮮の核実験に厳しく抗議するとともに、オバマ大統領と志位和夫委員長の核廃絶へ向けた「書簡」のやりとりなどを紹介し、「地球的規模での核兵器廃絶の動きを広げていくことが、北朝鮮に核兵器と核開発計画の放棄を迫る上でも、最も強い立場となります。ごいっしょに力を合わせましょう」と、核廃絶問題にしぼって訴えました。
午後から沢井さんは区議会本会議へ。私は世田谷へ。二子玉川駅前(写真)などで、核問題に加えて、「ルールある経済社会をつくろう」というわが党の政策を、雇用、社会保障、税制の改革などのテーマでお話しました。もちろん、二子玉川では、「再開発に700億円もの税金を投入し、住民に犠牲を押し付けることは許されない」、「一部企業のもうけ仕事に肩入れするのではなく、住民の利益に立って働く政治に変えましょう」ということも訴えました。
夕方から、ハンドマイクに持ち替えて中目黒駅前で宣伝。通勤帰りの皆さんに、大企業の儲けのために「不安定雇用」を野放しにした政治をただし、「まともな仕事、まともな給料、まともな労働時間。人間らしく働ける労働のルールを、この日本に打ち立てるためにがんばります」ということを中心に訴えました。
「感激の出来事」はこのとき。私のタスキをジッと覗き込んでいた男性が、「手伝わせてください」と、ビラの配布に協力してくれたのです!
ほとんどこういう経験はありませんでしたが、終わって話をお聞きすると、運送業で働いていて今日はお休みとのこと。「自分は独身だからまだいいが、家族を持っている人は生活が大変だとよく分かる。『不況だからしょうがない』では、済まされない」としみじみとおっしゃっていました。「高速道路を平日も割引すれば、物価も安くなるし、経済活性化につながり皆さんの仕事も増えますよね」とお話すると、「その通り!」と意気投合しました。
今日は、「若い人のビラ取りがよく、外国人もビラを取りに来て、お金を出そうとしたので『タダ、タダ』といって渡した」(相棒S氏談)とのこと。手を振りながら改札に向かう若いカップルの姿も見え、私は「おじさんと共産党は、君たちの味方だよ」と、心の中でつぶやきました(^^)。
私は、ビラ配布を手伝ってくれた彼の、「共産党や社民党や国民新党や新党日本など、小さい政党がもっと大きくならないとダメだと思う」という言葉がすごく印象に残りました。「『二大政党』の枠内では政治は変わらない」ということを、多くの皆さんが感じ取っているのだと思います。(党首討論も実に低調でした…)
ところが、その「二大政党」は、「二大政党」だけで国会の議席を占拠しようというたくらみを強めています。国会議員定数の削減…。
自民党が「衆院総定数480を少なくとも50人以上削減すべきだ」(菅義偉選対副委員長)といえば、民主党は「私どもは80減らすと提案している。50じゃ足りない」(鳩山由紀夫代表)と応じる。
その理由は何か。自民党は「増税するにはまず身を切る姿勢をみせるべきだ」(伊吹文明元自民党幹事長)、民主党は「(定数削減などを解決しなければ)消費税増税の議論は国民の理解を得られない」(鳩山代表)。「増税」のためだというのです(怒)。
「消費税増税」で足並みをそろえる自民党と民主党(増税の時期こそ違いますが…)が、「議員定数削減」を競い合う。とんでもない「暴論」です。
第一に、「身を切られる」のは国会議員ではありません。国民の側です。国会議員は国民と国会を結ぶパイプであり、その大幅削減は民意を削ることになり、国民の声が届かなくなることを意味します。日本の国会議員の数は、人口比で先進12カ国中、少ない方から2番目で決して多くはありません(図)。
第二に、自民も民主も本当に「身を切る」ことになる、年間320億円の税金の分けどり、政党助成金にはいっさい手をつけようとしていないのです。
特に、いまの選挙制度のもとで、唯一民意を正確に反映する比例代表の定数削減は、少数政党排除を狙った最悪の議会制民主主義破壊です。民意を削り取った上で「消費税の増税」では、国民は踏んだり蹴ったりです。こんな危険なたくらみは、断じて許す訳にはいきません! 大いに論陣を張っていきたいと思います。(志位委員長の会見もご覧ください)
それにしても、この間、実にタイムリーに貴重なご意見に出会います(^^)。
午前中は、沢井正代区議・都議予定候補とともに、祐天寺駅前(写真)などで演説。一か所で、あまり長時間お話するわけにはいきません。私は、北朝鮮の核実験に厳しく抗議するとともに、オバマ大統領と志位和夫委員長の核廃絶へ向けた「書簡」のやりとりなどを紹介し、「地球的規模での核兵器廃絶の動きを広げていくことが、北朝鮮に核兵器と核開発計画の放棄を迫る上でも、最も強い立場となります。ごいっしょに力を合わせましょう」と、核廃絶問題にしぼって訴えました。
午後から沢井さんは区議会本会議へ。私は世田谷へ。二子玉川駅前(写真)などで、核問題に加えて、「ルールある経済社会をつくろう」というわが党の政策を、雇用、社会保障、税制の改革などのテーマでお話しました。もちろん、二子玉川では、「再開発に700億円もの税金を投入し、住民に犠牲を押し付けることは許されない」、「一部企業のもうけ仕事に肩入れするのではなく、住民の利益に立って働く政治に変えましょう」ということも訴えました。
夕方から、ハンドマイクに持ち替えて中目黒駅前で宣伝。通勤帰りの皆さんに、大企業の儲けのために「不安定雇用」を野放しにした政治をただし、「まともな仕事、まともな給料、まともな労働時間。人間らしく働ける労働のルールを、この日本に打ち立てるためにがんばります」ということを中心に訴えました。
「感激の出来事」はこのとき。私のタスキをジッと覗き込んでいた男性が、「手伝わせてください」と、ビラの配布に協力してくれたのです!
ほとんどこういう経験はありませんでしたが、終わって話をお聞きすると、運送業で働いていて今日はお休みとのこと。「自分は独身だからまだいいが、家族を持っている人は生活が大変だとよく分かる。『不況だからしょうがない』では、済まされない」としみじみとおっしゃっていました。「高速道路を平日も割引すれば、物価も安くなるし、経済活性化につながり皆さんの仕事も増えますよね」とお話すると、「その通り!」と意気投合しました。
今日は、「若い人のビラ取りがよく、外国人もビラを取りに来て、お金を出そうとしたので『タダ、タダ』といって渡した」(相棒S氏談)とのこと。手を振りながら改札に向かう若いカップルの姿も見え、私は「おじさんと共産党は、君たちの味方だよ」と、心の中でつぶやきました(^^)。
私は、ビラ配布を手伝ってくれた彼の、「共産党や社民党や国民新党や新党日本など、小さい政党がもっと大きくならないとダメだと思う」という言葉がすごく印象に残りました。「『二大政党』の枠内では政治は変わらない」ということを、多くの皆さんが感じ取っているのだと思います。(党首討論も実に低調でした…)
ところが、その「二大政党」は、「二大政党」だけで国会の議席を占拠しようというたくらみを強めています。国会議員定数の削減…。
自民党が「衆院総定数480を少なくとも50人以上削減すべきだ」(菅義偉選対副委員長)といえば、民主党は「私どもは80減らすと提案している。50じゃ足りない」(鳩山由紀夫代表)と応じる。
その理由は何か。自民党は「増税するにはまず身を切る姿勢をみせるべきだ」(伊吹文明元自民党幹事長)、民主党は「(定数削減などを解決しなければ)消費税増税の議論は国民の理解を得られない」(鳩山代表)。「増税」のためだというのです(怒)。
「消費税増税」で足並みをそろえる自民党と民主党(増税の時期こそ違いますが…)が、「議員定数削減」を競い合う。とんでもない「暴論」です。
第一に、「身を切られる」のは国会議員ではありません。国民の側です。国会議員は国民と国会を結ぶパイプであり、その大幅削減は民意を削ることになり、国民の声が届かなくなることを意味します。日本の国会議員の数は、人口比で先進12カ国中、少ない方から2番目で決して多くはありません(図)。
第二に、自民も民主も本当に「身を切る」ことになる、年間320億円の税金の分けどり、政党助成金にはいっさい手をつけようとしていないのです。
特に、いまの選挙制度のもとで、唯一民意を正確に反映する比例代表の定数削減は、少数政党排除を狙った最悪の議会制民主主義破壊です。民意を削り取った上で「消費税の増税」では、国民は踏んだり蹴ったりです。こんな危険なたくらみは、断じて許す訳にはいきません! 大いに論陣を張っていきたいと思います。(志位委員長の会見もご覧ください)
それにしても、この間、実にタイムリーに貴重なご意見に出会います(^^)。
消費税と議員定数は関係ないのが明らかですから、その論理に宮本さんが乗ることはないと思います。無駄をなくすと言う面では議員が多いのは一般的な話でしょう。数合わせのために、どう考えても無能な議員が多数存在しているのは誰もが感じるところですから、議員削減は当然だと思います。他の国と比べても自治の度合いや政治体制などが違いますから、あまり説得力はありません。今の選挙制度では、少数政党に不利なので定数削減に反対しているとしか感じません。
国民にとってあまり関心のない問題ではなくて、もっと生活に密着した話をされた方がいいのではないかと思います。
政党助成金の話も党の主張は分かりますが、共産党が政党助成金を受取らないため、貧しい党員のいっそうの献身的な努力に支えられているのも事実です。あまり強調しすぎるのもどうかと思います。
定数削減は未来の話ですし、小選挙区の候補ですから、今の置かれている状況で定数が減るわけではないですから、これもあまり強調しても共感は得にくいでしょう。
ブログには書けないのかもしれませんが、自民とか民主とかの候補と宮本さんはここが違うという主張を是非展開してください。
共産党の候補だから宮本と書けというのではなく、宮本さんがすばらしいから宮本と書けという話が出来るといいと思います。簡単ではないでしょうが、現状で宮本さんが小選挙区で当選するのは非常に難しいですから、その課題に是非立ち向かってください。
「文句ばっかりいっているよりも、こうすべきと言う方が聞いていて不快になりません」というご指摘はその通りだと思います。ご意見に従って、演説の改善をはかっているところです。(ついつい、批判中心になってしまうことは、自分でも自覚しておりました…)
中小企業政策については、「米軍おもいやり予算より少ない中小企業予算の増額」や「住宅・保育園などの生活密着型の公共事業なら中小企業の仕事が増える」、「大企業による下請けいじめをやめさせる」、「消費税増税阻止」、「融資制度の改善」などいくつかありますが、自分なりに勉強して提案していきたいと思います。(「内需拡大」は決定的でしょうね)
議員定数については、確かに街頭で訴えてもピンとこない問題だと思います。今のところは、ブログでの「問題提起」ですが、共産党の躍進を食い止めるために選挙制度をいじるということは、昔からやられてきたことです。もちろん、小選挙区のもとでも負けない力は、つけていきたいと思います。
昭和竜さんとの、若干の意見の「不一致」は致し方ないと思いますが、多くの人に共感いただける論戦・活動を心がけてがんばります。
ご意見、本当にありがとうございます。