4/24(月)今朝のマガン飛び立ち第1陣は、04:06。とても早かったです。
寒い、暗い、シャッター押せません、マガンさん。
水面からもやが立ち込める中での飛び立ち。
写真では伝えられませんが、幻想的です。
今日は、一度にドッと飛び立つというより、日の出後までダラダラ(こんな表現をしたらマガンに失礼ですね)と飛び続けていました。
朝焼けをバックに飛ぶマガンの姿は、それはそれは美しいものでした。
が.....。
今朝はたくさんのお客様に来ていただきましたが、残念なこともありました。
立入禁止である南側のヨシ原に、人が入ってしまったようです。
夜明け前の薄暗い時間だったので、立ち入り禁止のロープが見づらかったのかもしれません...。
宮島沼に来るマガンたちは、センターから観察小屋にかけてのエリアに人がいることには慣れています。
しかし、それ以外の場所に人が立ち入ってしまうと、マガンは敏感に反応してしまいます。
マガンにストレスを与えないよう、また、せっかく早起きして来て下さったみなさまに最高の景色を楽しんでいただけるよう、マガン観察は、センター周辺と観察小屋付近でお願いします。
沼周辺だけでなく、周囲の農地・農道にも立ち入らないようにお願いします。
みなさんが気持ちよく観察できるよう、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。
せっかく早起きして楽しみに来て下さったのに、イヤな思いをさせてしまってすみません。ミヤシタさまや私(加藤裕子)、センタースタッフだけでなく、マガンや沼を愛してやまない皆さんそれぞれが、悲しい思いをしていることと思います。
私たちセンタースタッフは、マガンにできるだけストレスを与えないよう、また、訪れる皆さんにいつまでもマガン観察を楽しんでいただけるよう、観察のマナーや立入禁止区域をもっとわかりやすくできるよう工夫してみます。
どうか、マガンと人がこれからも良い関係を築けるよう、ご協力をお願いします。
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人影は明るくなるとともにカメラを携帯し盛んに撮影している様子が見えていました(私のビデオには撮影されている)。
宮島沼水鳥・湿地センターが中心になり安心安全なマガンの立ち寄り中継地として保護保全しており多くのマガン愛好者やカメラマンの皆さんが楽しんでいるところを自己欲だけでマナーを無視しマガンを始め多くの野生生物にストレスを与えることは断じて許されるものではないと思います。
これからもかかわる皆さん全員が思いやりと優しさで貴重な自然財産を守ってゆきたいものです!
宮島沼水鳥・湿地センターの皆さんはご苦労なことと思いますが頑張って見守って下さい。