
赤瀬川と言う人の老人力2と言う本を読んだのです。
発行は10年前の本です。著者はまだ還暦の年齢でした。
認知症がまだボケと言っても差支えない時代です。
発想は俗に言う逆転の発想です。年をとったからなお頑張ろうと言うのではありません。物を忘れる、人の名前が出てこない、会話が えーと、そうそう、あれだよ
ほらあれ、分かった、そうだよ。この会話ができると老人力がついた。
考える本です。つまるところ加齢を笑えの発想でした。
ところがこの言葉が一時大変流行り、取材が多く来たそうです。
多くの取材が老いてますます盛ん、人生を前向きにという取材だったとか。
この人路上観察会と言うのをやっていたり、古いカメラの愛好者だそうです。
本職は作家、芸術家だそうです。
この考えに興味を感じました。老いも病も笑いに変えるような感じがしました。
以前老人力1を読みましたが、今度は他の本も見たいと思いました。