goo blog サービス終了のお知らせ 

sdaruの日記

日々の色色な身の回り事を書いて行きます。

芋ほり。

2007年10月16日 | 日記

今日は7番孫が芋ほりに行くと言って保育園に出かけました。
これを聞いて思い出しました。太平洋戦争の末期近在の農家に疎開しました。
ここの大家の1坪くらいの畠を貸してもらいました。
石ころだらけの畠、それでも喜んで芋の苗をさしました。
小学6年のときです。鍬を使ったこともありませんでした。
見よう見真似で畝を作り苗を挿しました。
暑い8月、雑草を取りました。肥料は何もやりませんでした。
それでも葉だけは立派に茂りました。
10月の始め、さあ芋を掘ると張り切って畠に行きました。
蔓を持って引っ張りました。すぐに抜けてきました。
芋が出てきました。小指くらいの太さです。
狭い畠の蔓を全部抜きました。芋は一番大きいのでも親指くらい。
それでも喜んで母親に茹でるように頼みました。
断られました。これは筋ばかりで食べられ無いと言われました。
がっかりしました。今になれば貴重な体験と思って居ます。