痛みがあると神経が刺激され、
その神経の周りの血管が収縮し
血流が悪くなります。
血液は神経に栄養や酸素を運ぶ役割があるので、
血流が悪くなると栄養や酸素が不足し神経が弱っていきます。
麻酔科(ペインクリニック)で
一般的に行われる星状神経節ブロックは、
星状神経節の近くに局所麻酔薬を注射し
一時的に機能を麻痺させ、
このブロックで交感神経の作用が弱くなり、
血流の悪化が改善されます。
血流が良くなることで、
栄養や酸素が供給され、
弱った神経を治して痛みも改善されるのです。
また、星状神経節ブロック療法は、
局所のみならず自律神経系の中枢である
視床下部に影響を及ぼし、
全身的に交感神経の緊張を緩和します。
交感神経の過緊張(過剰な緊張)が、
全身的にさまざまなトラブルを作り出す仕組みは、
自律神経免疫療法のページにも
書いていますので参考にしてください。
星状神経節ブロック療法は、
病気の原因である交感神経の過緊張を緩和するので、
様々な病気や症状が治ってくるのです。
星状神経節ブロック療法によって、
全身の交感神経の過緊張を緩和し、
滞っていた血流が改善されます。
この血行改善こそ、星状神経節ブロックで
いろいろな病気や症状が改善される最大の理由です。
血液の中には細胞を賦活(ふかつ)する酸素や
栄養分とともに自然治癒力を助ける物質(免疫物質)も
たくさん含まれています。
ですから、血液循環をよくすることが、
あらゆる病気の治療法の基本なのです。
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