12月27日(水)
5時50分から6時30分まで散歩。
今日は何もしてない。散歩以外外出もしてない。
「してない」というより、「できなかった」。
昨晩から鼻水が止まらず、ちょうど花粉症の酷かった時のような状態になる。
花粉症というものは治らないのだそうだが、結局こいつは癌と同じで根本は人体にもともと存在している人体防衛隊とでもいうべき免疫細胞の活動の結果なのだそうだ。外部の者である「ウィルス」と違って。
逆にこの外敵であるウィルスを殲滅しようと体当たりを仕掛ける免疫細胞が、同時に体力も低下させてしまうため、どっちが先に降参するか、のチキンレースを展開した結果、何とか休戦に持ち込む、と言ったらいいか。
スギ花粉を外敵と認識した免疫細胞が緊急対処法として繰り出すのが、鼻水だったり涙だったりする。
それが異物であるスギ花粉を体外に洗い流そう(追いやろう)とする。
悪いのは涙でも鼻水でもないし、スギ花粉に悪意があったわけでもない。だからと言って「じゃ、免疫細胞が悪いんだ」、と決めつけるのもおかしい。
結局それぞれが折り合いをつけて共存するしかない、ということで、今に至る。民主主義の政治や、腸内フローラと同じ仕組みなんだろう、絶対正義も絶対悪もない。相対的な関係でああだこうだと年中揉めている。
しかしそれはそれとして、とにかく鼻水が滴り落ちて来るのは不都合だ。
それで長年使いつづけている鼻炎止めカプセルをまた服用することにした。
もう十数年、花粉の時期になると服用しているので今回は時期は違うけれど飲んだのだが、説明書きを見て驚いた。ずっと一カプセルだけ飲むものだと思っていたけど、大人は二カプセルと書いてある。
初めて指示通り服用してみた。なるほど、これなら服用時は運転を控えるよう書いてあった理由が分かる。
数時間で効き目が表れ、気が付くと鼻水は止まっていた。
「12時間効く」ということだが、見事に測ったようにまた鼻水が出てきた。後は寝るだけだから今晩は一カプセルだけにしよう。
コーヒーはあと200gしかないから、年明けにはなくなる。やはり明日買いに行くか。
・・・・・となると、カブだな。