水川青話 by Yuko Kato

時事ネタやエンタテインメントなどの話題を。タイトルは勝海舟の「氷川清話」のもじりです。

・なんでレバノンが燃えているのか

2006-08-04 00:22:19 | ニュースあれこれ
酔っぱらいなので、一言コメントのみにて。イスラエルってさあ、幼児期に虐待されまくってしまった、そして適切なカウンセリングを受けずにきてしまった、体の大きい乱暴者のオトナみたいな国だよね……。


私がなんの下手な意見を書くよりも、フィナンシャル・タイムズのこの記事(ちなみに日本語)が秀逸。


それからちなみに。あまりにも格闘技について無知なので(ボクシングについて知ってることといえば、「あしたのジョー」と「レイジング・ブル」のみだ)、別稿を立てるほどのことでもなく。ともあれ、水曜夜にTBSが中継したのは、あれはスポーツではなかったですね。日本政府を筆頭に、様々な企業や代理店の思惑が絡みに絡みまくった、見苦しいショーでしたね。

さらに言えば酔っぱらった私は若干、古い人間なので、ああいうマナーの悪いガキをアンチヒーローとして崇めることも、あんなガキにしか育てられなかった親を「家族愛」で礼賛することも、かなり嫌悪しますです。

試合「ショー」から一夜明けたテレ朝の番組で、スポーツジャーナリスト二宮清純が言ってたことに全面賛成。日本マスコミの「感動をありがとう」論調は、スポーツを殺してしまうものだ。ましてや、真当なスポーツジャーナリズムなんか、日本では成立しなくなってしまう。

そして思う。判定で勝敗が決まってしまうスポーツってのは、イヤだね。そんな私だから、やっぱり、バスケットボールが好きなんだな、と(仮に審判や選手が八百長をしてたら、それはすぐに一目瞭然になってしまう、いい意味での底の浅さが、バスケのいいところだと思う。シーズン中の消化試合はともかく、プレーオフやファイナルの重要試合では。なんたって、スコンスコンとシュートを入れることが全てだからさ、バスケは。もしNBAがスポンサーの意向や視聴率が最優先する「ショー」だったならば、今年のファイナルズはヒートvsマーベリックスなんぞではなく、ヒートvsレイカーズとかスパーズvsピストンズとかになってたはず)。