日本で看護学生時代、外科病棟にいた時、年配の外科医師が
「最近の医師は画像ばかり気にして患者に触ろうとしない。聴診や触診や打診でわかることは多いのに」と言っていた事を思い出す。
問診は診断の90%を占める大事な臨床推論の要。身体所見は問診段階で出てきた医療推論の裏付けになる。そして必要な時に施行する診断のための検査(画像、血液などなど)。
このプロセスを短縮しようとすると、誤診や不必要な診断検査をする事になり医療費がかさみます。
診断、治療をするものにとって最も重要なこのスキルを学生のうちにしっかり修得してくださいませ。