二人三脚の計画

今来ているNP学生さんはメンタルヘルス系出身。よって他の学生さんに比べてメンタルヘルスを恐れない。しかしNPとして診療を行うのはちと違う。何故って聞くだけではなくて治療をしなければならないから。

治療は薬物療法だけではなく、カウンセリングや生活習慣にまで至る。で、このメンタルヘルスに慣れている学生さんでもその課程を患者と二人三脚で行うことに難儀を感じている。

超難関患者は私がするのをみている。

Wowと学生さんは感心する。患者の興味を保ち、患者の主体性を崩さないように、患者が自分で計画と目標を立てる、と言う過程を私がやってのけるから。そこに毎回感嘆の声をあげる。

別に私が素晴らしい人間だからできるのではない。Motivational Interviewを用いて治療計画を患者とともに立てているだけ。

医療の主体とは　その8 - 走るナースプラクティショナー ～診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています～

MIのトレーニングを受けたおかげ。魔法ではないのだ。知っているか、実践できるか、その違い。

冒頭写真: 別名伯耆富士。鳥取県と岡山県にまたがる大山。紅葉にはまだ早かった。でも秋晴の素晴らしい日。弓ヶ浜、島根半島、日本海が綺麗に見えました。