走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

変な宗教かと思える言葉

2018年07月08日 | 仕事
手を握っていれば病気が治ると思っているお局様がいる。

これも今回の旅でよく聞く言葉です。

他の言い方をすれば、看護師にとって療養上の世話が1番重要で、医師の手伝いが主な仕事ではない。よって医師の行為を真似する診療看護師や特定行為看護師は看護ではないと否定的な態度をとる。

はー、、、。と深いため息が出る言葉。こういう事を平気で口にする看護教員が看護教育を担っているとは、、、、通りで日本の看護界が世界に遅れをとっているわけだと言い切ってしまいそうになります。

これについては以前に書きました

あのね、50年前、まだ注射用の針が消毒で使い回しで、点滴はガラス瓶に入っていた時代。点滴1つにしても体への侵襲度が高かった時代。今は医療器具も技術も発展してずっと安全度も精度も向上した。医療全体の機能が上がったのに、どうして看護は50年前の看護にしがみついて前進しようとしない?

医療が進歩して、次々と高度な事を要求される時代に、昔は看護師しかできなかったシーツ交換や清拭に時間を割いてどうするんですか?

昔の看護にしがみついているお局に洗脳されてはダメですよ。


女子会。

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