今回の旅行は自然いっぱいのアイスランドを沢山みて回る。よってハイキングも多く、平均して1日10kmは歩いている。もちろんアップダウンあり。山あり、階段あり。
カナダへ来たばかりの頃はハイキング(日本で言う山遊び)も沢山したし、一泊キャンピング用の荷物を背負うもの平気だった。末娘を背中に背負って行ったこともある。しかし年をとるにつれてそのような活動は減り、日常的にしていた散歩も週一程度。
その上1ヶ月前のコロナ以来ちょっとしたことで息切れをするようになり、今回のハイクはマジでキツイ。
自然を愛する方々は健康的な方が多い。坂道でおそらく自分の両親と同じぐらいであろうヨーロッパ系のカップルの方に抜かれた時はショックだった。膝の怪我もだし、こうやって歩きの観光ができる日はそう長くはないかもと不安がよぎる。いえいえ継続できるように運動を定期的にして細かなメインテナンスを続けてこれ以上酷くならないようにしなければ、と一歩一歩踏み締めたのでした。時折待ってくれている相方と娘に感謝。
冒頭写真: 6日目のハイライトはハイキングを2箇所。朝一は水で侵食された渓谷。苔の緑が眩しい。ジャスティン ビーバーのMVのせいで大勢の観光客が訪れて植物がダメージを受け、環境回復のために長らく閉鎖されていた渓谷。
もう1箇所は氷河。カナダも氷河はあるし、アイスケーブ(洞窟)へも行ったことはあるのであまり期待をしていませんでしたが、ヨーロッパで一番大きい氷河。でっかい〜。
余談ですがインフォセンターで展示されていたこれ。
1953年に遭難したイギリスの学生(氷河を研究していた)2人の所持品。当時の捜索で全く手掛かりなし。2006年に氷河が運んできて(氷河は動いていますから)河口で見つかったそうです。これだけ服も含む所持品が出てきたのに人間のものは全く出ていないそう。自然の力と人間の無力さを感じました。