で、昨日の話の続き。
私がNP学生時代にはMRPのいないBC州民は10%と言われていました。国の調査では5人に1人。平均20%の国民がMRPを持っていない。
こちらの2015年と2019年の比較では悪化しているのがBC、ケベック、東海岸のほとんどの州。昨日書いたようにコロナで早期退職を決めた家庭医ともちろんNPも拍車をかけました。ベイビーブーマーが退職するのでコロナ禍前からこうなることは推測されていました。
さてさて、私の仕事はどこかに宣伝を出しているわけではありませんが、Word of Mouth (巷の噂)で広まり地元だけではなく、隣町でも有名とか。ここ数年バスに乗ってわざわざ患者になりたい、とくる人が絶えません。主治医が退職した、という方もいますが圧倒的に多いのが
主治医と気が合わない、自分を理解してくれない、話を聞いてくれない
と主治医に不満を持っているから代わりたい、のケースです。人生を通して健康に関わる医療者だからマッチングはある程度あるかもしれません。しかしプロフェッショナルですから、その態度で接している上で、気に入らない、と言っているのだろうか???となれば所謂ドクターショッピングと言われても仕方がない。
こう言う人がシステムを掻き回してるんだよな〜と数字はないけれど感覚的に感じてしまう。それと同時に私の患者層は正直、扱いが難しい、と言うと語弊が生まれるが、バウンドリーとかコミュスキルとか、しっかり持っていないと、嫌な患者になりやすい。その辺がわかっていない医師は最終的に患者から嫌われる医師になってしまう図式もわかるのだ。こう言う点で医師ではなくてNPが適任の方程式も出てくる。しかしNPの中でもメンタルヘルスや薬物依存は嫌と避ける人も多い、、、
数の問題だけではないんですよね〜