てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

暑い時に本など読むものではない

2019-08-20 | 
お盆のころに昔読んだものを読み返してみた
12,3年前の「連歌とは何か」綿貫豊昭著講談社選書を取り出して汗を拭きながら読み通した。以前よりは興味を持って読んだように思う。今川了俊なる連歌師が我が子に残した「了俊一子伝」に「連歌稽古のこと。・・・正道は学び難く、外道は学びやすしとなり」。同書に「・・・学ばずして物の上手いまだ聞かざる事なり」。優れた指導者のおもむきがあると著者。連歌はともかく、よくよく吟味してみるかなと思う。
 福島県からも連歌師が出ているとあった。猪苗代兼載について紹介あり。猪苗代家関係文書にある和歌門弟契約状が面白く感じた。
 その後、「歌仙の愉しみ」をビールを飲みながら手にした頃にはお盆も過ぎて暑さも一段落かと凌ぎ易くなった。
 連歌と聞いてレンガを思うのがほとんどのようだ。猫又が出たと驚いて川に法師が落ちた話は連歌で景品を貰っての帰りだったと徒然草にあるそうな。当時の人たちの愉しみでもあったのだろうなと思う。
 それで、連歌とは何だったのか、その愉しさはまだよくわからない。



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