源氏が最も愛してる紫の上が急に胸が苦しくなり息も絶えんばかりになったと聞いて急ぎ戻り名のある修験僧を集めて平癒の祈祷をさせた。物の怪が付いていることがわかり死んだはずの六条の御息所の死霊だった。六条の御息所はもう出てこないと思っていたが意外な形で表れてきた。これまでは生霊として二人にたたっていずれも死なせる強さがあった。一人目は人妻夕顔。二人目は源氏の妻葵上。六条の御息所は24歳源氏17歳ごろに関係ができたらしい。
浮気をした源氏より、浮気相手に取り付き女が苦しむことで源氏を苦しめる。女を死なせるほどの強い怨念をもっていたとは。夕顔が死ぬ時の様子は気持ち悪く感じながら読んだことを思い出した。夕顔は幼子(後の玉鬘)一人残して死んでしまった。
二人目の葵上は源氏の子供を産んだことが気に入らなかったのか。これは苦しみながら死んでいった。生霊が取り付き苦しむ女の回りで修験僧が祈祷する辺りを想像するとまるで怪奇小説のようだ。夕霧は母親の顔を知らないで育った。3人目の紫の上は源氏との寝物語をあの世で聞いて気に障り苦しめるためにこの世に出てきた。生きてる時も死んでからも人にとりついて死なせるとは(紫の上は苦しんでいるが死んでない)なんと女の怨念は恐ろしいものか。このあたりだけ読めば「世にも恐ろしい源氏物語」になる。年上の女を持て余し疎んじて恨まれる原因を作った源氏に直接恨み苦しめないところがわからない。同性にはわかるのだろうか?紫式部の意図は何だったのか。
二人目の葵上は源氏の子供を産んだことが気に入らなかったのか。これは苦しみながら死んでいった。生霊が取り付き苦しむ女の回りで修験僧が祈祷する辺りを想像するとまるで怪奇小説のようだ。夕霧は母親の顔を知らないで育った。3人目の紫の上は源氏との寝物語をあの世で聞いて気に障り苦しめるためにこの世に出てきた。生きてる時も死んでからも人にとりついて死なせるとは(紫の上は苦しんでいるが死んでない)なんと女の怨念は恐ろしいものか。このあたりだけ読めば「世にも恐ろしい源氏物語」になる。年上の女を持て余し疎んじて恨まれる原因を作った源氏に直接恨み苦しめないところがわからない。同性にはわかるのだろうか?紫式部の意図は何だったのか。
女が怖いという話といえば高祖劉邦の愛人戚夫人を正妻呂后が殺した時の殺され方が思い出巣だけで鳥肌が立ち気持ち悪くなる。もう一つ怖い話を思い出した。むかし王様が新しい愛人をつくり正妻に逢わせて奥向きのことを教えさせて王の前に出るときは鼻を覆いなさいと教えた。王は正妻に言った、今度の娘はわしの前に来ると鼻を覆うがどういうことだ。王の匂いが嫌だからです。鼻切の刑に処せよ。戦国策にあった怖~い女の話。
今日はよく晴れ暑かった、明日もまた晴れるだろう。
夕焼は御息所の腹いせか
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