てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

持って行かないで布ぞうり

2019-03-29 | 布ぞうり
 知り合いのばあさんが布ぞうりを作ってくれと何度も言うので聞いてみると子供や孫やひ孫などが来て履いている布ぞうりまで持って行かれるという。昨年末からよく来ると思っていたらそういうわけだった。かわいそうなのでまた作った。そういうことなら皆に行き渡るまで作ってやるしかないねということになりもうちょっと作らねばならないようだ。
寸法 長サ:23 幅:10 cm 最近は幅を広めにしている。以前はこの長さだと9cmだった。
幅広のほうがふっくらに見えてめんごいかなと思う。


齧っても 足が残って 布ぞうり

齧るすね 残してほしい 少しだけ 渡れなくなる 三途の川が

こういう刺激も元気の元になるのかな?


こんこんぞうりの依頼

2019-03-26 | 布ぞうり
 こんこんぞうりが一つ完成した。素材はやや厚手の木綿。これぐらいの厚みがあると気持ちよく編める。着物一着の約2/3ほど使った。

 内側寸法 長サ:24 幅:9 


こんこんと 湧き出るようには 作れない 家事の合間は こんこんぞうり

生地を変え 手触り楽し 布ぞうり 筆を選ばず 書けるのは何時

酢マメでおだいづにぃ

2019-03-25 | 日記
 大豆2合を酢豆にした。小鉢に一杯分余ったので残っていた甘酒とヤクルトとバナナと合わせてスムージーにした。
割合がいい加減だからバナナの味が勝っていたがまずまずの味だった。大豆が入ってることがわからない程だった。
夕べストーブの上で柔らかくなるまで煮たからつぶつぶ感がなかったのでたいへん飲みやすかった。バナナは少し減らしたほうがよかったなとばあさんの感想だった。
 大豆が約1.5合ぐらいの酢豆ッス


脂肪肝 なったら怖い 飲んだなら たんぱく質を 取りましせう

溜めすぎた 内臓脂肪 癌の元 長期在庫は 燃やせ筋トレ

隠れ脂肪肝は怖いんだな。

源氏物語ー蛍

2019-03-24 | 
 源氏が仕掛けたドッキリというものだろう。玉鬘に恋い焦がれる兵部卿の宮が玉鬘を訪れた

時を見計らって隠していた大量のホタルを解き放ち照らし出された玉鬘を見た兵部卿の宮の驚

くさま突然起きたことで恥じらう様子の玉鬘してやったりと源氏。二人を驚かすのが目的だけ

でなく玉鬘を一番見たかったのが源氏自身ではなかったか。玉鬘の美しさが目に焼き付き消え

ることのない記憶が一瞬にして定着したに違いない。兄弟共に虜になってしまった。
 しかし、ますます玉鬘に嫌われてしまうとは考えなかったのかと思ってみてもこれが性癖

なので止められないのだろう。考えても、自制できたら藤壺を困らせる事件は起きなかったろ

う。読む者を楽しませる仕掛けが面白い。

 解説によれば伊勢物語にもあったとか。だが、蛍の光が照明代わりになるものか。

なるとすればどれほどの数が必要か、いろいろ疑問が出てくる。物語のアイディアなのかまた

は当時は実施例があったのか。こんなことを考えながら晩酌しているのは楽しいものだ。
 
実の娘だっらドッキリを仕掛けたろうかと物語の語り手が推測してた。中年男の余裕かいや

らしさや下心が見える。地位の高いものの性癖が問題を起こし世の中を騒がせることは今も同

じだなと思う。性癖は変えられないからな。

春が来たなとおもうべな

2019-03-22 | おふくろの味
春が来たなと思うものの一つにふきのとうがある

ふきのとう 刻んで炒めて 味噌からめ 春が来たっぺ おふくろの味

  これは完全に飯泥棒、白いご飯にたいへんよく合う、味噌は当然自家製のてまえみそに限る。

ふきのとう 湯がき煮しめる 醤油味 苦みが冴える おふくろの味

  ふきのとうの佃煮。子供の時は嫌いだったが今は酒のつまみに無くてはならないものになった、苦みが癖になる


 夕べのきょうの料理でフキ味噌を紹介してたがあれは初めて見た、どんな味か興味がある。想像するに我が家のフキ味噌のほうが上手そうだ。

めんごいこんこん小ぞうり2

2019-03-21 | 布ぞうり
 先日作っためんごいこんこん小ぞうりを気に入った近所のばあさんの依頼があり同じ寸法で作った。
手持ちの布で作るから地味な色柄になってしまう。



2足並べて



墓参り 彼岸の入に 済んでいる 編んで楽しい こんこんぞうり


墓参りしてくれた親戚が集まり一緒ににぎやかに昼食をいただいた。

今日は具だくさんの五目蒸かしをいただき、こんこん小ぞうりもまあうまくできたようなので

良い一日でした。

中日に 親戚と取る 昼食の 五目蒸かしは おふくろの味

羊羹を作った

2019-03-20 | 日記
 牡丹餅を作った時にあんこが余ったので羊羹を作ることにした。先日TVを見てたら食物繊維が豊富なものは寒天であるとのことだったので早速作ってみたら案外うまくできてしまったことに気をよくして2回目は甘酒を作った半分で羊羹にしてみたらこれは少し甘味が抑えられていてよかった。そこでまたあんこが余っているということなので多めに3回目の羊羹を作ることにして今度のは砂糖を1さじ多めに入れたから当然前より甘くなりこれのほうが羊羹らしく感じられる。
 タッパーに入れ終わった時にばあさんが煮豆があるが入れたらどうだというのですぐに入れたのが黒くなって見える部分がそれだ。煮豆の煮汁も少し入ったので黒く見えるのだ。
 寒天をもっと違う食材と組み合わせたらどうなるかと少し興味がわいてきた。健康、ダイエットに効果のある使い方がわかるといい。



住み難き時代になったと渋茶飲む羊羹つまめば白雲流る

源氏物語ー玉鬘 胡蝶

2019-03-19 | 日記
 源氏は一目ぼれ。一目逢ったその日から恋の花が咲いてしまった源氏。願ってもない美人を

手に入れることができてほくそ笑んだに違いない。

 嫌な男に無理に結婚させられそうになり夜逃げのようにして来た玉鬘が落ち着いた先は六

条院だった。世間には実の娘と言い夕霧には姉と紹介した。しかし実は源氏は養父であり玉鬘

は養女である。養父に言い寄られ手まで握られさらに添い寝までされたら身の危険を感じてし

まうのは当たり前だ。源氏が手を握ったときのことを「...手つきのつぶつぶと肥え給へる

身なり、肌つきのこまやかに...」夏の薄絹の単衣で肌が透けて見えているかと解説にある

。想像するにエロい感じが匂い立つようだ。

 源氏35歳玉鬘21歳ぐらい。愛人関係なら何でもないが世間には親子で通しているから源

氏も今一歩が踏み込めない。世間体が気になるようだ。これが夕顔を連れだした時のように若

かったらと思うと...。
 右近は玉鬘を内大臣よりは源氏に知らせたほうが利があると判断したに違いない。玉鬘の

母は若く死んだ夕顔であり実の父は内大臣、昔の頭の中将である。

 玉鬘の存在が知れると文がたくさん届き返事などを書かせてやきもきさせることが源氏の楽

しみのようになる。だがつまらぬ男に結婚させるつもりはない。亡き夕顔と玉鬘が重ね合わせ

たように見えてくるころからますます思いが募り玉鬘にはそれが疎ましく嫌なものと思えてな

らない。
 
明石の件に続き玉鬘が現れてまた苦悩する羽目になった。亭主の浮気癖が治らず心労の絶え

ない妻と謂ったところの紫の上だ。

 さて 玉鬘は誰と結婚するのだろうか。養父としての誠意を貫けるか、愛人にしたいすきご

ころとタイトルマッチをしているのだろう。あわれだ。

日本の古典はエロいな~と思うこの頃だ。

めんこいこんこん小ぞうり

2019-03-17 | 布ぞうり
残り物のひもに短いものが多かったので小さいこんこん小ぞうりを編んだ。
いつもより小さい木型を使って編んだ。手元に置いて眺めてばあさんにめんこいべなぁっていうとんだなぁってかえってきた。生地は地味だがめんこいのだ。一杯飲みながら手に取って見ているとなんだかほっとするものがある。たまにはこういうのを編むのもいいもんだ。
内側寸法 長サ:20 幅:7 cm