てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

源氏物語ー関谷

2018-08-31 | 
 あれからどれほどの年月がが過ぎたのだろうか。人妻空蝉に源氏から便りが来て、あの時

のことを思い出しては感慨に浸っていた。もう忘れていてもいい頃なのにまだあの時のこと

を恨んでいて根に持つとは執念深い奴だ。

 年老いた夫はなくなる間際に若い後妻空蝉のことを息子に託した。息子の好き心に危険を

感じ義母空蝉は煩悶し用心する。下心丸出しの義理の息子に危険を感じてとうとう尼になっ

てしまった。

 このあたりのことを本文は、「ただこの河内の守のみぞむかしよりすき心ありて・・・い

とあさましき心の見えければ・・・尼になりにけり。」と。

 義理の息子河内の守は焦ってしまったようだ。すぐに手に入るとでも思ったのか。源氏が

義理の母にしたことを河内の守にはさせなかった。脇役だから物語に影響はないか。

 それにしても関谷で空蝉と再会する必要はあったのか。 たとえば空蝉と源氏が愛人関係

になっているのを知りながら河内の守が強いて不倫関係を続けていることを源氏に知られパ

ワハラを受けて柏木と似たような境遇になるとか何かないとつまらない。そうでなければ玉

鬘のような展開にならないのも面白くない。この巻はなくてもよさそうな感じがした。

てまえみその味噌開き

2018-08-31 | 日記
 今食べてる味噌は3年味噌で飽きてきたしあと少しでなくなるから今年の2月に仕込んだ味噌を見てみた。
暑い日が続いたので気にはなっていたが心配するほどのことではなかった。彼岸が過ぎた辺りから食べればいいのだが、お盆も過ぎたことだし、少し早いが食べ始めた。
 味噌そのものをつまんでみる、麹の甘さと豆の香りがすごくいい。次に取れたてのきゅうりに生みそを付けてかじる。最高にうまい。水分補給するならきゅうりと生みそに限る。夜は豆腐とねぎのみそしるだ、これがまたうまい。どれほどのうまさか伝えられないのが残念だ。
 今日の昼はこの味噌をすり鉢ですって食パンに薄く塗りチーズをのっけてこんがりと焼いた。
味噌を付けた焼きおにぎりを食べたことがある人にはこのうまさが想像できるかと思う。
味噌とチーズはあいしょうがいいが血圧の高い人は塩分の取りすぎは用心したい。
この味噌&チーズトーストを2枚食べたが1.5枚ぐらいにしておけばよかったと腹をなでながら反省。

布ぞうりの段取り

2018-08-29 | 布ぞうり
晴れたり曇ったりで蒸し暑い
廊下を全開にしてやっと風が入る程度、汗が羽織に垂れている
今日も着物ほどきにかかっている
ほどく前

襟と袖を外したところ

ほどき終わったところ

先のピンクの羽織に比べると少しモノが落ちると感じた
裏地はポリエステル。背と脇と直線部分はミシン縫い。手縫いは袖と襟とその他少々
ミシンで縫ってあるものをほどくのはリッパ-を使ってもうまくできない
始めからぞうりにすると決めてるのでびりびり引き裂いた
あと少し材料を用意しよう

源氏物語ー蓬生

2018-08-28 | 
あれから10年目の再会。源氏が京にいる間は生活の援助を受けていた。
須磨、明石にいるときはそれが無くなり元の貧しい生活に戻ってしまった。貧しい生活から
援助を受けて人並みの生活に慣れたらもとの貧しい生活に戻ったのが苦しかった。
もとの貧しさに慣れてるほうがましだったとは仕えてる老女の言。耐えれられないものは伝手
を頼り離れるものが多かった。再会後、再び援助されるや復職するものが増えてきた。
盗賊でさえ避けて通ったところが今度は家邸全般に手が入り家職のものが増えた。
その2年後に二条の東院に住むことになった。結果だけ見ると平安のシンデレラ姫みたいだ。
源氏の世話を受けて幸せに過ごしたとさ、めでたしめでたし。
 源氏が肩入れする理由は何だ。源氏と同い年と仮定してももう若くはない30歳前後の鼻
の先が赤く垂れている胴長で骨ばって不器量で返歌にも手間取る魅力のなさ。

色好み あはれ見守る 人の好さ 仏に帰依し 功徳と布施と


羽織ほどいて布草履作りの段取り

2018-08-28 | 布ぞうり
秋雨前線の影響か朝から曇り時々雨がふり気温が下がって過ごしやすい
一着目の羽織をほどき終わったところ
なかなか手の込んだ縫い方がしてあった、普通半幅の中に芯が入っていたりするがこれは全幅使っていて縫い方も少し違っていた。これを参考にする腕は無いが和裁の奥深さを感じられる一着だった。裏と表と正絹。
仕立て代と生地代で幾らしたんでしょうか。ぞうりにするのはもったいないなと思いながらほどいていた。
明日は2着目をほどく 切るのはそのあとで



公民館の布草履教室

2018-08-27 | 布ぞうり
先日、公民館主催の布草履教室に参加してきた。
数年前のブームに申し込んだ時は抽選に外れてばかりであきらめていたが今回やっと参加できた。10名枠に7人の申し込みで参加者は6人だった。初めて参加したのが3人で他は常連さんのように見受けられた。ひところより布ぞうりへの関心が薄れてきたということか。
今回は手のひら大まで編んで横緒と鼻緒を作ったところで終了。次回は鼻緒を付けてかかとまで完成させる予定。
特徴は編み紐の幅が大変広いということだ。寸法を測ってみたら約15~18cmあった。これは普通のひもより2~3倍の広さだ。だから厚みのある布ぞうりになりそうだ。履いたらどんな感じの布ぞうりになるか楽しみだ。
復習のために古着をほどいて段取りをしているが暑くてはかどらない。
暑いときはごろ寝してやり過ごすべし。


端切れで作った作務衣のまとめ

2018-08-06 | ハンドメイド
1 どの端切れをどこに使うか布地に不足はないかなど確認し不足分は他の反物等を使う。

  端切れに癖があって平行直角が出てないことが多いからつないだ時にまっすぐになら 

  ないことがある始めに修正したほうがよい


2 作務衣の部品作り 端切れだから模様はいろいろ見栄えもいろいろ
  袖 襟 紐4本 ポケットは生地に余裕があれば2個つけても可
  上の2個が袖、袖口は少し大きめにして風通しがよくなるようにした
  肩当てはガーゼにした、目立たなければ使えそうなものならなんでも可


3 浴衣の端切れ10枚を縫い合わせて身頃をひとまず完成させて、肩当てを縫った。

  後ろ身頃


  前身頃 後ろに比して幅が狭いのでおくみを付けた


   後ろと前とつながってる様子 襟ぐりの切込みはこれからするところ


4 それぞれの部品を縫いつけていく、順番は自己流
  1 肩当てを付ける
  2 脇を縫う、ポケットとひもも一緒に縫う
  3 袖を付ける わきの下を少し開けて風通しを良くするやり方もある、これは全部縫い付けた。
    前の2着は開けておいた
  4 裾をまくり縫う
  5 そのほかにほつれ止めなど適当にする
    裾の長さは前身頃と後身頃で合わせることはしなかった。
    残っている襟を付ければ完成する。

   
5 完成
  襟付けはしつけをしてから縫い付けた余計な手間に見えるが失敗しにくいので最近はこうしている
  襟裏に残りのひもを付けて完成
  やっぱり野良着のように見えてしょうがない表


  裏


ばあさんの指導する各部の寸法は○尺□寸の和裁だが洋裁で使う型紙は全く使ってない
これを着て麦わら帽子をかぶり植木に水やりをしてたら案山子と間違えられた

やる気になったので盆が来る前に掃除

2018-08-05 | 日記
 午前中は陰になる西側から草取りをした。午後は東側の草取りをする。地面はからからに乾いていて草の根を引き抜きにくい。こまめに休憩しながら草取りをした。暑い。
 それが済んでから今度は廊下のサッシのガラス、玄関、障子のガラスを拭いた。普段はしないのでひどい汚れにびっくりしている。なかでも障子の枠や桟を雑巾がけするとたばこのヤニで雑巾が赤茶けてくるのにはたまげてしまう。禁煙してから10年以上たつがいまだに汚れが付いているとは、自分の肺の中もこんなふうになっているのだろうかと心配になった。
 もう少し休憩したら廊下の雑巾がけをするつもり。雑巾がけが運動代わりになるだろうから熱中症にならない程度に息抜き手抜きしてみる。
 最近体重が戻りつつある。7月は-8%程度まで減量できたのが残酷な暑さが来てからは歩くことがなくなり休肝日が減ったりして最近では-6%前後まで戻っている。夏バテ予防熱中症予防によく食べているが少し食べすぎかな。暑さが増すほどに食欲が増してくるのには困った。
 もう少し見直してゆるくても筋トレは欠かさずにできたらしたい。
できるかな?

浴衣の端切れで作務衣を作る-5完成

2018-08-03 | ハンドメイド
お盆前の予定はこれで完了、作務衣も草履も中止して盆が明けてから再開する。

やっぱり野良着のように見えてしょうがない表

ポケットの幅をもっと広げたほうがよかったかな
夏用作務衣なので きゅうり取り きゅうりで道を 教えけり
しかし今年は水不足できゅうりが曲がっているのが多いから間違えて道を教えるかもしれない

綿入ればんてんなら  大根引き大根で道を教えけり  (一茶)




ばあさんの指導する各部の寸法は○尺□寸の和裁だが洋裁で使う型紙は全く使ってない、縫い方はミシンの洋裁風で考え方は和裁のへんな和洋裁風?、結果として形になってるから良しとしよう