てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

こんこんぞうり5足目

2018-11-27 | 布ぞうり
今度のこんこんぞうりは藁を木綿で巻いて紐にして六合村の作り方をまねてみた。本家で元祖は芯縄にスゲ縄を使うが手に入らないので布団カバーを使い縄に綯って芯にした。時々P-Pロープは使わずに布団カバーやシーツを縄に綯って芯縄にすることがある。

問題はあったが最後まであきらめずに完成させた。

これはこのままにしてばあさんが使うことにした。足を入れてみた感じはいつものこんこんぞうりより固めだがしっかりしてる。

楽しみは こんこんぞうりを 眺めつつ 反省しながら 飲む熱燗
時間的には早いが暗くなったのでいいか。

源氏物語ー薄雲

2018-11-25 | 
1 明石の君を都へ呼んで落ち着いたころ姫君を紫の上の養女にさせた。子を手放した明石

の君、子供の出来ない紫の上が手にした子。残酷に思うが源氏は姫を后にしようと身分の高

いほうに育てさせる。源氏の野望だ。

2 藤壺の宮が37歳で死去した。冷泉帝は実父が源氏であると聞かされ臣下にしてること

を悩む。源氏が最も深く愛したのは藤壺の宮か紫の上か、藤壺の宮は亡き母にそっくりと聞

かされてたし紫の上は理想の女に育てた、さてどっちだ。

3 斎宮女御が二上院に里下がりしてきた。養父であることを忘れたのか好き心を見せて女

御を困らせる。亡き六条の御息所からくれぐれも娘には手を出すなと遺言されたが言ってし

まった。後に反省したから何も起こらなかったが、すき心が勝っていたら、実力行使に出て

嫌がる女御を無理やり、、、、、下種の妄想が止まらなくなる。

4 身近な人(藤壺の宮)がまた一人亡くなった。ところどころで人が亡くなり弔いや法事

などが描かれてるところは現代と同じような感情ではないかと思った。この先も亡くなる人

がいるので注意して読もうと思っている。

面白い物語だと改めて思う。

こんこんぞうり4足目

2018-11-24 | ハンドメイド
今日も朝からこんこんぞうりを編んだ。紐の種類は2つなので組み合わせる本数を変えることで見た目を変えてみた。
4足目


4足を並べると違いがわかる

4足作っても形や寸法にばらつきがあり同じものができないので未熟だなあと反省してる。
明日引き渡す予定。

廊下から こんこんぞうりの 手を止めて 干し柿みれば 秋の夕焼

じゅうねん食べれば十年長生き

2018-11-23 | 健康
老人たちはそう言いながらじゅうねんを食べるのがこのあたりではふつうのこと
この地方ではじゅうねんと言ったり荏胡麻と言ったりしているごくありふれた食材だ
昨晩はじゅうねんを擂って茹でた白菜にあえて食べた
じゅうねん味噌ができるまで
フライパンでじゅうねんをからいり

擂り始め

さらに擂っていく

もっと擂ってじゅうねんから油がしみだしてねっとりするまで擂ると口当たりがよく風味が増してくる

きのうはこれを2回繰り返した
てまえ味噌などの調味料を入れ好みの味に仕上げていく

完成です

今夜はこれをこんにゃくにつけ田楽にして食べる予定


こんこんぞうり2足目

2018-11-22 | 布ぞうり
昨日に続いてこんこんぞうりを編んだ。これも紐は依頼者が作ったもので浴衣の反物だ。

昨日完成したこんこんぞうりと並べてみるがいまいちぱっとしないなぁ。

まだ紐が残っているので今度は組み合わせて編んでみようと思う。
これからじゅうねんを擂るので今日はここまで。


釜敷を作った

2018-11-17 | ハンドメイド
先日作って失敗したこんこんぞうりをほどいて縄綯いをして釜敷を作った。
寸法 外径:28 内径:15 厚サ:5 cm

久しぶりに作ると小さな欠点が見える。見た目が少し雑であまり良くない。使用上は全く問題はない。
釜で飯炊きすることはないから釜敷にはならないが、土鍋や中華なべなどの底が丸みを帯びてるものにはいいと思う。
また物置にガラクタを一つ増やしてしまった。

釜敷に カセットコンロで 出番なし

家事の合間に江戸褄リメイク

2018-11-14 | ハンドメイド
 江戸褄を布草履にしてもいいのだが、ほかの使い道はないものかと思案した結果裏地として使うことにした。
昔の時代劇に表は地味だが中は派手にした着物が「粋」というのがあったことを思いだしたのがヒントになった。
誰が着ても粋になるわけではないのが残念なところだ。
表地はウールをつなぎ合わせた 前身頃

後ろ身頃

裏地に江戸褄のリメイクを使用

裏地の前身頃

裏地の後ろ身頃

構想2か月製作3週間の力作でした。
冬用の2着目の完成、前作よりあったかいものができたと思う。