てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

着物をほどく

2018-06-30 | ハンドメイド
着物で布ぞうりを編んでほしいとたのまれた、最近は着物ほどきをしている今日は2着目がほどき終わった、暑いので汗をふきふきほどいた、さらに着物が膝の上にかかるとなお暑さが増してくるなかほどいた

着物は古くなっても洗い張りや染め直しなどして仕立て直して長く大事に着たのだが今では布草履にしてしまうという実にもったいない話だ、昔の人が聞いたらたまげるだろう

ウールの着物だが長くタンスの肥やしになっていたようで少しカビ臭い、ほどく前に水通しをすればよかったなと反省
1着目 すでに終わっている

2着目 襟、おくみ、袖を外したところ

ほどいた着物をネットに入れたところあした洗濯する、ネットは先日布団カバーをほどいたときに残ったもので手提げ状に縫い合わせて作った、使用に耐えるものか明日が楽しみだ


こんこんぞうりの依頼

2018-06-30 | 日記
元気なばあさんがやってきて2足分の紐を作ったのでこんこんぞうりを作ってくれと依頼さ

れたこれまでに3回教えたが膝が痛くて作れなくなってしまったと言うので引き受けること

にした

きのうは丸四つ編みを教えた、ぞうりを編むときに横緒に使うそうだ、そのやる気に圧倒されそうだ。

ほぼ2日で縫いあげた2足分の紐


たぬきのお気に入り

2018-06-21 | ハンドメイド
去年の今頃はたぬきちぐらを作っていた
完成したものを見せたら目玉をまん丸にしてたまげていた
満足してるたぬき


室内はは断熱防音効果と天井が高く快適な八畳敷き


1LDKの物件 夏は涼しく?冬はあったか?


腕のよい職人?が真心こめて施工しました


外径寸法 直径:41 高サ:41cm 重さ:約8Kg

福島ではこいうものを 「いちこ」と呼んでいるだからこれは 「たぬきいちこ」と呼んでほしい
猫を入れたら 「猫いちこ」 と呼ばれたい
最近、藁以外で猫ちぐらを作っているようだがこれは端切れを集めて編んで作られている
編み紐を作って完成させるのに約1か月かかった。誰にでも薦められるものではない。
近所のメタボのおばちゃんが腰かけたがビクとも凹みもしなった。堅牢さには自信がある。
それだけしっかり編んだから腱鞘炎になったので当分2個目を作る気はしない。
世の中には暇なやつがいるものだなあ~と思います。

こんこん草履を作る準備

2018-06-18 | 布ぞうり
同じ紐を使って練習を続けてきたので別色の紐を布団カバーで作ることにした。
布団カバーを縫い目にそってほどき、長さ約100cm幅約6cmに裁断する。
右端が残った端切れ、中央がミシンで縫った紐、これを表返しにしたものが左端の2本のようになる。

全部表返しにして芯を入れたものが中央の青い紐、その他はこれまで練習に使った紐。今までの練習品は全部ほどいた。

材料がそろったので明日一足完成させてみたいと思う。

こんこんぞうりをばあさんと作る

2018-06-15 | 布ぞうり
今日はあいにくの雨模様。少し寒い感じがするなか97歳のばあさんが来た。
いつ死ぬかわかんないから早く教えてと頼まれて返しができない始末だ。
13時に始まり17過ぎに終わった。聞けば体の調子が悪いところもあるようでなかでも膝の調子がよくないと言ってた。しかし、新しいことを学ぼうとする意欲には敬服する。
手さばき指さばきがしっかりしていて話すことも的確なので説明するのが簡単に済んだ。
紐の数が多いから見間違い勘違いはあるけれども致命的なミスにはならないで編むことができた。初めて編んだにしては上出来だと思う。半日で片足と少しが編めたのだから自分の時と比べたら大変素晴らしいと思う。続けたいのだが明日は娘が来るから出来なくて残念なような話しぶりだった。その意欲はどこから来るのか今度聞いてみたいと思った。

編み紐は3足分作ったので作るのに手間取ったと言ってた。特に紐を裏返すのが大変時間がかかったと言ってた。洋裁の経験があっても3足分は年齢的に本当にご苦労さんだと思う。
それをする気力体力に驚くばかりだ。
3時のお茶が長引いたので途中で切り上げてこんこん草履作りに取り掛かった。
97歳が完成させた片足の写真は撮り忘れたが説明しながらいっしょに作った片足が下。

97歳がこんなに元気でいられるということが大変不思議であり驚きであった。
本当にいつになったら死ぬんだろうかと思うほどだ。たぶん100歳は超える!と思う。
きっとそうだ!

こんこんぞうりの練習と布ぞうりキット

2018-06-14 | 布ぞうり
こんこんぞうりはいつもの出来かな 右が今日の練習 左はきのうの練習



材料持ち込みで布ぞうりの依頼があった。
ウールの着物や木綿の反物と古着に交じって布ぞうりキットが入っていたので作ってみた。
ホビータイム90分の表示だが本当に90分で完成できるのか?
横緒と鼻緒を縫い終わったところ

横緒鼻緒を筒状に縫って表返しするだけで結構な時間がかかってしまう、ミシンがなければ
手縫いだし紐通しがなければ不器用な人はひっくり返すのが不可能?かなと思う。縄綯いが
出来るなら簡単だが。大人用の草履を編むには材料の分量が少ないように感じた。
表示によれば 大人用では長サ約23cm幅約9センチのものができるようだが実際に出来
たものは長さ約19センチ幅約8.5cmの子供用だった。
男の大人用を編むにはキットが2つ必要になるだろうと思った。
結局完成に要した時間はおよそ2.5時間ぐらいだった。

依頼者は説明書を読んで自分には出来ないと作るのを諦めたそうです。
これが完成品で売られていたらイクラの価格になるのだろうか。
だから古着で作るもったいない布ぞうりがやめられないのだ。