
名張市中町、中町商店街にあります
そば・うどん専門店「かみ六」です。
代々この初瀬街道沿いの商家だったお店で、
現在のご主人が、千葉で日本そばを、
大阪で讃岐うどんの修行をされた後に
こちらで開業されました。
自家製麺を使用、
そば粉を石挽するところから
ご自身で行っておられます。
もちろん、麺は手打ちです。
かみ六
名張市中町348
名張駅から591m
TEL 0595-64-1498
営業時間
11:30~15:00
17:30~21:00(L.O.20:40)
定休日
木曜日(ただし、祝日の場合は営業)
駐車場 有
オープン 1989年8月6日

お店の名前の「かみ六」は、
先々代の時代に荒物屋(日用雑貨店)だった頃の屋号「上六」にちなんでいます。
現在はお店の前に駐車場がありますが、
江戸時代は前の道路ギリギリまで建物があり、
店舗と台所、居住スペースが奥まで続いている「町家造り」の
建物だったようです。
その当時の雰囲気を残そうと、
改装された現在の店舗にも、中央に中庭があり、
その奥にまた客席が配置されています。
4人用のテーブル席が5、4人用の座敷席が2、
どのテーブルからも中庭が見えるようになっています。

メニューの一例です。
お蕎麦は、冷たいそばと温かいそばがあります。

「鴨南蛮そば」1,080円(税込)をいただきました。
麺は、関東の「更科そば」のような白い細麺です。
おつゆは、関西風の薄口醤油でした。
私は、細いお蕎麦とか白ネギに慣れていないので、
同じ三重県内で食べているとは思えないほど、
文化の違いを感じた次第です。
上にも書いたように
日本そばが名物のお店、のはずですが、
他のお客さんは、うどんを注文している人も多く
「きっと大阪出身の方なんだろうな」と思いました。
(名張市民には大阪出身者が多い)
定食・ランチ(三重)過去記事リスト
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