東海道関宿の東端、
「東の鳥居」の前にあります、
伝統的な町屋を改装した古民家カフェ「きーぷ」です。
土曜日の午後に利用しました。
古民家カフェ きーぷ
亀山市関町木崎1497
関駅から585m
TEL 0595-96-3001
営業時間
8:00~17:00(L.O.16:30)
定休日 火曜日・水曜日・木曜日
席数 18席
駐車場 有
オープン 2017年7月14日
建物は、大工さんが住居として使っていたお家を
現在のオーナー(マスター)が購入、
カフェとして改装したそうですが、
何しろ「亀山市伝統的建造物群保存地区保存条例」の規制がある地域なので
改装に当たっては事前申請が必要で、
工事中も市役所の立入り検査があったりと、大変だったようです。
大工さんが住む前は、何かの店舗だったようで、
玄関の横(上の画像)に板の間があったのですが、
それは撤去してカフェスペースになっています。
三重県内のローカル情報誌「季刊NAGI」の
2017年冬号の特集「空き家を食堂に」で紹介されていました。
この号、私は買っていませんが、
この号で紹介されていたお店には結構行っていて、
このブログで紹介させていただいています。
店内はカウンター席と、4人用テーブル、
合わせて18席です。
格子から漏れる光が、ノスタルジックな雰囲気を感じさせます。
お店の奥の壁(2枚目の画像)に使われている木材を指して、
マスターが面白そうに解説していました。
「壁の柱なんだけど、面白い組み方をしてるでしょ、
前オーナーの大工さんも、変な組み方だって言ってましたよ」
つまり、長い材木が手に入らず、短い材木を組んで代用していた、
ということのようで、昔むかしにこれを建てた商家は
それほど裕福な家ではなかった、と想像されるとのこと。
ランチは昼12:00から、
メニューは週替わりで、この週は、
◇ごはんランチ(海鮮ちらし寿し)1,250円(税込)
◇パンランチ(だし巻きこっぺぱん+ミニパスタ) 950円(税込)
でした。
注)ごはんランチの価格はメニューによって変動します。
この日はランチではなく
「こっぺぱん」を目当てにやってきましたが、
お昼にパンランチが多数出てしまうと、
午後のパンが無くなってしまうので、
連れが電話で2人分のパンを確保してくれました。
「だし巻きこっぺぱん」380円と
「ヨーグルトジュース(ブルーベリー)」500円
(価格は税込み、以下も同じ)
卵焼きがふわふわでした。
「亀山みそ焼うどんこっぺぱん」380円と
「ヨーグルトジュース(いちご)」500円
焼うどんにマスタードが入れてあるのですが
これが絶妙に合っていて美味しいです。
一緒に写っている味噌汁はサービスでいただきました。
上)店内に置かれているバイクは、マスターが趣味で集められたもの、
このバイクの奥には、これもマスターが趣味で作った、
バイクの金属模型があります。
下)昔の町家造りの家には中庭があり、
そこで洗い物をしたりしていたようですが、
それを改装してオープンテラスにしています。
喫煙スペースにもなっていて、
マスターが「僕が唯一くつろげる場所」と言っていました。
冒頭に書いた、東海道関宿の東端、「東の鳥居」です。
国道1号のミニストップの信号から坂を上ったところです。
満開の桜は、
「きーぷ」さんのお店の前からも
桜の上のほうが見えていました。
カフェ・喫茶店(三重)過去記事リスト