昨日は旦那様がお休みで三食ご飯作りと雨模様だったけど旦那様の仕事着の洗濯をしたくらいで
これということはせずになんだか無為に夜になってしまった気分でした。
そんな時ふとねこの表紙が目について読み始めました。
好きな作家の有川浩さんの「旅猫リポート」です。
実は以前に半分くらい読んで読めなくなってしまってました。
主人公のサトルはある事情から飼い猫のナナをもらってくれる人を探しに旅に出ます。
ねこ大好きな人がねこをもらってくれる人を探す事情って?これはサトルが不治の病に、
そしてその先には永遠の別れが待っているのだと想像しただけで辛くて読めませんでした。
その想像は当たっていたのですが、読み始めると活字は私の頭の中の映写機をスムーズに回し
一気に本の世界に引き込まれました。
最後の数十ページは鼻を啜りながら読みました。(笑)
最後は盛大に鼻をかみながら涙をぼろぼろこぼしながら読み終わりました。
本を読んで泣けることが嬉しかったです。
心がこんな風に動くことに感謝しました。
心が潤って疲れた心も癒されました。
死は決して永遠の別れではないと作者は言っています。
いつか私も逝くことになるのですが先に逝った人にまた会えることを楽しみにしようと思います。
そして私の枕もとで丸くなっている黒猫ひめをなおのこと愛しく思いました。
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