五十嵐貴久さんの作品です。
そして、シリーズで今のところ最後の作品です。
大事に読みましたが、最後は一気に読んでしまいました。
主人公の川庄さんとの別れだと思うと寂しいです。(笑)
今回の物語は何人かの恋の行方というところでしょうか。
川庄さんの小学生6年生の息子の恋は切なくてでも懐かしくもありました。
もちろん、探偵物語ですからおれおれ詐欺も絡んで意外な展開になっていきます。
息子の健人君のお相手の深雪ちゃんが海外に行ってしまうという設定で、
最後に健人君は告白できるのかどうかで読みながらはらはらしました。(笑)
よくある話で海外に旅立つ彼女を追って空港にという話なのですが
間に合わせるために川庄さんの活躍や、
どの作品にも出てくる堅物の工藤という刑事さんも大活躍。
臨場感があって頭の中の映写機が回転速度をあげて私も一緒に空港へと走りました。(笑)
健人君は間に合う事ができるのか、そして告白できるのか…その後は??
空港へと走ると設定は過去何度もドラマで見たような気がしますが
今回のが一番です。(笑)
読み終わってちょっと脱力です。(^^;
明日から私は何を読めばいいのか、なんて思ってます。(笑)
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