金曜日の夜に地域の会がありました。
いつも色々工夫して楽しい会になるはずだったのですが、ある人の発言で
空気が凍りつくような状況になってしまいました。
知人ではあっても、友人ではない人々の集まりというのは気遣いもあり、
それなりのルールというのも自然に出来てきているものです。
私は問題になったことに関しては1週間前に、たまたま知ることになりました。
地域の会の長の方にも連絡して御詫びをして頂いたり、私自身もその方のお話も聞き
話している間中謝っていたと言えるほどでした。
だからその問題については納得してもらっているはずだと思っていました。
ところが、何も知らない人々の前で怒りをぶちまけてしまいました。
誰が悪いという問題ではなく、その方の勘違いが事の発端なのですが、
それを指摘することも出来ず、ひたすら御詫びしてその場を治めることとなりました。
その方も何時か自分が言ったことの重さに気づいてくれると思っています。
そしてもうひとつ、地域の会のメンバーでもある22歳のK君から
突然会を開いている最中に、「話したいことがあるので…」と
とても苦しそうな声で電話がありました。
彼は、発達障害で悩んでいました。
発達障害というのは知的障害のない自閉症とも言われていて
なかなか理解されない病気です。
全く普通の人と変わりなく見えるのですが、
彼の場合、言葉に異常に反応してしまい、そのことが原因で
パニック状態になってしまいます。
そしていつも、自分に向けてその症状は爆発します。
下手をすれば自傷行為につながる恐れもあります。
私は毎月一度はそんな彼の話を聞いています。
カウンセラーでもない私に何が出来るとも思えませんが
無駄に命を失うようなことだけは避けたいと思っています。
苦しかったら電話しておいでといってあったので、
必死の思いでかけてきた電話だったのでしょう。
その後、彼を知る地域のメンバーの役員さんたちと
彼の話を聞きました。
彼は話せることで落ち着いたのか、きちんと自分の症状のことも
自分の気持ちも言うことが出来てました。
ただ先月に比べて、食べてないのか眠れてないのかやせている事が気になりました。
昨日K君ちにお宅訪問しようと思っていたのですが、
さすがに、心身ともに私のほうが疲れてしまい、
動くことが出来なくなってしまいました。
私に出来ることなど、なにほどのことでもありません。
ただ、関わった人々の幸せを祈るのみです。
そしてそのことが、私の生きている意味ではないかと…
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