青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

岩団扇&雪割一華

2016-03-25 17:57:23 | 季節の花

日   時 :2016年3月24日(木曜日) 曇り

植物観察:小岩団扇こいわうちわ 別名:関東岩団扇かんとういわうちわ

メ ンバー :単独

散策地域:百々石公園どどいしこうえん(丸森町田町北)

小岩団扇:イワウメ科イワウチワ属の多年草、日本の固有種。雪解け後に広葉樹林帯など半陰地の岩場に見られる。本州の東北から関東の太平洋側に分布し、草丈5~15cm、花期は3~4月。イワウチワの変種で特長としては、葉が小型で太い葉脈が目立ち、葉の基部が深く心形になり葉の長さより幅が広い、花弁は5裂し、薄紅色~白色の花を花茎に1輪つける。

 

 

公園内の林床に広がるイワウチワ

 

 

見頃を迎えた花達(育つ環境でそれぞれ違った雰囲気の花々)

 

公園の情報 ⇒ 百々石公園(どどいしこうえん)は丸森橋のすぐ南側に位置し、山頂に奇岩の有るツツジの名所です。町内中心部や舘矢間地区を始め伊具盆地が眺望でき、遠くは蔵王連峰までも眺めることができる高台の自然公園。全山が花崗岩で出来ているために「百々石(どどいし)」と呼ばれたのかも知れません。 丸森町観光案内所

 

 

 

 

 

 

日   時 :2016年3月18日(金曜日) 曇り

植物観察:雪割一華(雪割一花)ゆきわりいちげ 別名:瑠璃一華るりいちげ

メ ンバー :二名

散策地域:瀧樹神社たぎじんじゃ(土山町前野)

雪割一華:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草、日本固有種。地下茎はやや太く長く横に這い、茎は高さ15~30センチメートル、茎葉は無柄。2~4月、茎の先に一つの花を付ける。花弁はなく、萼片(がくへん)は12~15枚あって淡紫色。根際から生える葉は3小葉からなる。 小葉は三角状の卵形でミツバの葉に似ていて、裏面は紫色を帯びる。 茎につく葉は茎先に3枚が輪のようになって生える(輪生)。本州西部から九州に分布する。名は、まだ雪のある早春に花を開くことによる。

 

 

神社裏手境内林床に広がるユキワリイチゲ群生地

 

 

境内に咲くユキワリイチゲの花々(植物生育保護区に伴うロープ設置から、群生地内は立入り禁止)

 

 

神社情報 ⇒ 瀧樹神社(たぎじんじゃ)は境内が野洲川の川原に面し、本殿も川に南に面して建つ。参道の両側には石灯籠がズラリと並び、拝殿・本殿以外に、祭器庫・手水舎・社務所がある。毎年5月3日の祭礼にはケンケトと称する踊りと花笠の奪い合いが行なわれ、近江のケンケト祭・長刀振りとして国選択無形民俗文化財に指定されている。 観光情報 ケンケト踊り

 

 

 

植物観察の様子:公園内の遊歩道からイワウチワの花が見えて来ました。オーォ!咲いています!咲いています、早からず遅からず、今が丁度見頃の美しさです。更に、群生地に足を運びます。こちらは辺り一面、イワウチワの花花々で、足の踏み場も有りません。濃いピンクに白に近いピンク、岩にへばり付く花に木の根周りに咲く花、今が満開状態です。毎年の様に訪れているイワウチワの群生地も、数年前に比べ、広さがだいぶ狭くなりました。さみしいな~~。  かねてから見て見たいと思っていたユキワリイチゲ、遂に今月中旬逢いに行って来ました。自宅からは遠かったのですが、ユキワリイチゲを見に車を走らせて見ました。時々太陽が顔をだす中、神社の南側(野洲川)の自生地に到着。日差しが少ないと開花しないユキワリイチゲも、この日到着時間には花が咲いていました。逢えてうれしかったよ~。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿