五葉山

日　　時 ：2014年5月29日（木曜日）　晴れ

場　　所 ：五葉山（1341.3M）ごようざん　昔名：御用山

　　　　　 三角点名：五葉山（一等三角点）1340.35M 2014.4.1登録　岩手県大船渡市日頃市町ひころいちちょう赤坂峠

パーティ ：二名

コースとタイム（山行形態：登山口からのピストン）

　　　　　赤坂峠あかさかとうげ登山口（8:45）→賽の河原さいのかわら（9:25）→畳石たたみいし（9:40）→しゃくなげ荘（10:55～11:10）→五葉山（11:30～12:00）→日の出岩ひのでいわ 1351M（12:05～12:15）→五葉山（12:20）→しゃくなげ荘（12:35）→賽の河原（13:40）→赤坂峠登山口（14:15）

 

ツツジが見頃を迎えた赤坂峠登山口

暑い日差しを避け 木陰の続く境界線（市境界）を登って行きます

木漏れ日に涼しい風の吹く快適な土塁の境界線道

荒涼とした石畳にツツジの花が目立つ賽の河原

登山道両脇に広がるツツジの大群落（花のほとんどがつぼみ）

ベンチと石のテーブルが設置された四合目の畳石（花崗岩の平らで巨大な畳石有り）

岩と石の そこそこに急な登り坂に変わります

鮮やかで綺麗なムラサキヤシオの花のお出迎えです

樹林帯を抜けると 満開を迎えた数えきれないミネザクラに癒されます（石楠花は堅いつぼみ）

石楠花に囲まれた山小屋のしゃくなげ荘（水場にトイレ有り）

広々とした稜線上に建つ 石垣に囲まれた日枝神社ひえじんじゃ

日枝神社の先に見える 黒岩に続く綺麗な稜線を振り返る

山頂へ続くの最後の登山道

一等三角点標石とモニュメントの建つ五葉山山頂風景

山頂より望む早池峰山はやちねさん1913.6㍍（手前が六角牛山ろっこうしさん1294.3㍍）

山頂より望む愛染山あいぜんさん1228.5㍍

山頂より望む釜石港（左手側）方面

足元に祠の祀られた五葉山最標高地点の日の出岩

日の出岩上から望む五葉山山頂

正規コース下山途中から見えた鷹生ダムたかおだむ

 

◆この日お目当てのツツジの花々◆

レンゲツツジ

ヤマツツジ

ムラサキヤシオ

 

 

◆当日出逢った印象的な花々◆

ムシカリ（オオカメノキ）・ミネザクラ・ミヤマエンレイソウ・ハルリンドウ・ヒメイチゲ

    

チシマザクラ・コヨウラクツツジ・フチゲオオバキスミレ・ギンラン・コミヤマカタバミ

    

 

当日の五葉山案内図（赤破線が辿った道）

当日の様子

赤坂峠の東側に広がるツツジ色の斜面の凄さに驚いていると、次々に登山者の車が駐車場にやって来ます。青空の広がる駐車場を後に駐車場の道路を隔てた向かい側に有る鳥居脇から入山を開始します。暑い日差しを避け、市境界の樹林帯に続く坂道を ツツジを愛でながらゆっくりと登って行きます。木漏れ日に心地良い風を受け カラマツ林を抜けると広々とした賽の河原です。賽の河原から先も 一面ツツジに覆われた尾根が続き、ダケカンバ林に変わると間もなく 大沢コースとの合流地点の畳石到着。背の低いミヤコザサの林床にフチゲオオバキスミレやヒメイチゲの花が咲き ミズナラ林にムラサキヤシオの花が浮き立ちます！オーォー奇麗、やがて樹林帯を抜け明るい尾根上に出ました。ミネザクラにハクサンシャクナゲ・コメツガは まるで自然の日本庭園です！！素晴らし～～ぃ。山小屋の屋根が見えると更にシャクナゲも多くなりシャクナゲの丘状態、奇麗に整備された しゃくなげ荘で休憩後 なだらかな稜線を辿り日枝神社前に出ます。黒岩へ続く稜線を見ながらロープの張られた石の多い道を進むと五葉山山頂です。モニュメントの立つ山頂は広く360度の展望が広がっていました。山頂でのランチタイムの後、五葉山最高地点の日の出岩を訪ね 下山は往時を辿りました。ツツジは6月上旬、シャクナゲは７月上旬頃がお勧めの様です。

当日出逢った花達

ハルリンドウ・ヤマツツジ・ミツバツチグリ・ジシバリ・チゴユリ・タチツボスミレ・フチゲオオバキスミレ・ムラサキヤシオ・ヒメイチゲ・ミネザクラ・ミヤマエンレイソウ・コミヤマカタバミ・チシマザクラ・コヨウラクツツジ・ギンラン・レンゲツツジ・ニガイチゴ

往時（片道：231㎞）

自宅発（4:25）→国道4→県道39→高館・熊野堂線→国道286→仙台南IC　東北自動車道→水沢IC→国道4→県道251→国道397→国道107→県道193→赤坂峠駐車場（8:20）　時間は途中 食事・休憩1回を含む