日 時 :2014年11月16日(日曜日) 曇り時々晴れ
場 所 :三吉山(574M)さんきちやまと葉山(687.4M)はやま 山形県上山市金生かなおい糸目いとめ地区
三吉山・葉山:昔は大岡山おおおかやまと言われた三吉山も、秋田の太平山三吉みよし神社(三吉霊神)から分霊し、石の祠を祀る様になってからは三吉山と呼ばれる様になりました。又、山形県内には代表的な葉山が三山(村山葉山・長井葉山・上山葉山)有り、葉山は元々祖先が眠る里山を表し精霊の住む所とされ、葉山は決して高い山で有ってはならないそうです。
パーティ:15名(自家用車4台)
コースとタイム(山行形態:縦走登山)
糸目いとめ登山口[赤い鳥居前](9:55)→ゴルフ場共有駐車場[石の鳥居前](10:15~10:25)→展望台(10:40~10:50)→三吉山(11:20~11:25)→葉山(12:05~12:45 ランチタイム)→下生居しもなまい登山口(14:10)
赤い鳥居前から歩くこと数分で三吉山が見えて来ました(木の鳥居前)
丸太の階段の先がトイレと休憩所の有るゴルフ場共有駐車場(登山とゴルフの共有駐車場)
石の鳥居をくぐり熊野公園内の緩やかな坂道を上って行きます
熊野公園を抜けた所に設置された三吉山中腹コースの標識
八年前に出来た遊歩道と展望台
展望台からは上山市の街並みが一望出来ます
奇麗な紅葉に癒されます(赤色はハウチワカエデ)
遊歩道から登山道に変わると間もなく杉林の中に現れる水場
氷河期の名残りと言われる玄武岩が斜面を覆う岩海がんかい(地元ではゴロと呼んでいる)
三吉神社みよしじんじゃと梵鐘ぼんしょうに石仏が祀られた三吉山山頂
三吉山から先は広々とした なだらかな尾根歩きが続きます
距離は短いがロープ設置の急な上り坂
葉山山頂手前の丸太椅子設置休憩所奥に祀られた葉山権現
山名標示板と二等三角点標石が設置された葉山山頂687.4㍍風景
山頂より望む蔵王温泉スキー場
下りは山頂から南に続く杉並木道を辿ります
滑り易い急な下りの登山道が続く
落葉に隠れた危険な斜面道のトラバース
奇麗に紅葉したメグスリノキ
良く手入れされた杉林に変わりました
落葉が敷詰められフカフカの登山道
紅葉に彩られた林道をのんびりと下ります
果樹園の広がる下生居しもなまい地区から下りて来た道を振り返る
当日の三吉山と葉山 案内図(赤破線が辿った道)
当日の様子
赤い鳥居前での入念な準備運動から、参加者それぞれがこの日の体調確認です。準備体操後、いよいよクヌギのどんぐりを踏み締め、緩やかな坂道を登って行きます。ゴルフ練習場脇を通過、舗装された道を横断し、丸太の階段の先に 登山口の駐車場は有りました。いよいよここからが本格的な山歩き!か!と思いきや、公園内の遊歩道歩きへと変わります。上山市の街並みが一望出来る展望台で休憩、更に遊歩道の坂道を上ると登山道と合流します。やがて辺りが杉の古木林に囲まれ、水場前を通過すると再び雑木林の上りです。雑木林のつづら折りも一面が石に覆われた岩海と呼ばれる玄武岩の長いガレ場へと変わります。展望の良いガレ場を過ぎ、緩やかな上りの先が 天保四年建立と伝えられる三吉神社の建つ三吉山山頂です。休憩後、三吉山を後に広々としたコナラ林の稜線を東に向かいます、日の当たる紅葉の美しさに癒され、ロープ設置の急登に登っている実感を味わい、ついに葉山大明神の祀られた広場へと到着です。丸太椅子設置の広場は、先客の仙台からの女性パーティで賑わっていました。広場直ぐ先の葉山山頂は雑木林に囲まれ、そこそこに広いが 風当たりも良い事から、広場に戻ってのランチタイムとなりました。美味しく楽しいランチタイムは、あっという間に終わり、下山は南へ山頂脇の急斜面を下ります。下生居へのコースは初めてで、地図を確認しながら慎重に下ります。赤松林の滑り易い下り、落葉斜面のトラバース、歩き難いガレ場の下り、両面シダの茂る杉林、ムキタケが見事なナラ林、秋の里山が満喫出来た 楽しい下山コースでした。冬に何度か訪れている山でしたが、気の合った山仲間に囲まれた今回の山旅は、更に思い出深いものになりました。
往時(片道:92㎞)
仙南地区出発(7:35)→国道4→国道113→県道268→県道13→農道→下生居登山口[運転手送迎用車デポ]→県道264→県道263→国道13→糸目登山口[赤い鳥居前](9:35) 時間は途中休憩2回と下山口への車一台デポを含む
帰り立寄りの温泉入浴 👉 上山温泉 旅館三恵 600円/一人
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