青空に誘われる山の旅

宮城県々南の田舎町から、天気の良い日に日帰りで登った山の記録を中心に綴っています。

鹿狼山(2017)

2017-03-26 22:57:41 | 山歩き

日  時 :2017年3月25日(土曜日) 晴れ

場  所 :鹿狼山(429.9M)かろうさん 福島県相馬郡新地町谷地小屋

パーティ :18名(各自自家用車:鹿狼ノ湯登山口集合

鹿  狼  山:阿武隈高地北部、宮城県と福島県の県境に位置し、気候は一年を通して比較的温暖。登山道は整備され 標高の割には山頂からの景観が良く、四季を通して登りやすい山となっている。山頂には鹿狼神社が奉られ、毎年元旦には御来光を拝む初日の出登山が行われ 一段と賑わいを見せている。また、元旦登山にあわせ2017年から「日本一早い山開き!」と冠して、朝5時から山開きの行事が行われる。

 

コースとタイム(山行形態:登山口からの変則周回)

      ケヤキの森コース登山口駐車場(8:45)→ 主稜線上(9:45) → 大内コース分岐(9:50)→ 鹿狼山(10:00~10:20)→ 送電線鉄塔(10:35)→ 鹿狼林道(11:40~12:05 ランチタイム)→ 登山口(12:20) →  主稜線上(12:50)→ 休憩デッキ(12:55~13:05)→ ケヤキの森コース登山口(13:40)

当日の鹿狼山案内図(赤破線が辿った道)  活動時間 4:54 活動距離:6.93㌔ 高低差:302㍍

 

 

 

スタート地点の登山口に設置されていた登山コースマップ

沢沿いに続く緩やかな上り坂

足を滑らせながら笹原の急斜面をよじ登って行く

やっと見つけた一輪(まだツボミ)のイワウチワ

尾根上の歩き易い雑木林へと変わる

今シーズン初めて出会った日本カモシカ

山頂へと続く広々とした連絡コース(大内コース分岐点)

山頂手前の急斜面に設置された補助ロープ

鹿狼山山頂より望む太平洋と火力発電所

山頂から望む吾妻山(雪に覆われた吾妻小富士1705㍍[中央]と一切経山1949㍍)

落葉に覆われたフカフカの下り坂

送電線鉄塔へと続く県境尾根歩き

鉄塔下広場から望む雲に隠れる南蔵王

のんびりと陽の当たる暖かな尾根歩き

驚くほど急斜面の送電線巡視路

大内コースへと続く鹿狼山林道

林道脇に咲くフキノトウの花々

標識の無い鹿狼山山頂への入山口

檜の樹林帯に続く登山道

アカマツの樹林帯が続く大内コース

休憩デッキ前から望む太平洋

デッキ上から見る 遮るものの無い鹿狼山

海を見ながら下るケヤキの森コース

登山口の駐車場が見えて来ました

 

 

◆当日出逢った花々◆ 

エンレイソウ・キクザキイチゲ・キジムシロ・マンサク・シュンラン

    

 

当日の様子

登山口駐車場で軽いストレッチ体操後、杉植林地帯に続く沢沿いの緩やかな坂道を上って行きます。カタクリが足元一面に広がる緩やかな斜面を通過、その後、尾根上へと続く急斜面の上り。オーォ!尾根上手前に広がるイワウチワの群生、すごーいと言いたい所ですが花も蕾も見当たりません。残念!花が咲くにはまだ早い様です。笹も少なく歩き易い尾根に変わると間もなく、主稜線の連絡コースへ飛び出します。広々とした土塁の続く連絡コースも、ロープの設置された坂を登り切り鹿狼山山頂到着。鹿狼神社の奉られた山頂からは、奇麗に見える太平洋に雪をまとった吾妻山と蔵王山、素晴らし~ぃ。山頂で記念撮影後、今度は送電線巡視路に沿って急な坂道を下って行きます。途中、陽の当たる空き地でランチタイムを済ませ、赤松林の尾根を登り返すと間もなく展望の開けた休憩デッキへと到着です。デッキで休憩後は、眺望の良いケヤキの森コースをのんびりと登山口へと下ります。風の少ない暖かな登山日和に、明るい山の会メンバーと歩けた事に大満足の一日でした。

 

過去の記録:2011年春

 

 

◆ コイワウチワ(小岩団扇)◆ イワウメ科の常緑多年草、深山の林中に生える。

今回(鹿狼山)はお目当ての花が見れなかった為、翌日、近くのイワウチワの花園へと足を運んで見ました。こちらも例年に比べ花の咲くのは少し遅く、何とか数輪の花を見つけることが出来ました。  昨年の記録: 2016年春 ← 花が早く咲いた年でした。

咲いていたイワウチワの花達

 

 

鹿狼山への往時(片道:20㎞

自宅近く出発(7:30)→県道→町道→鹿狼の湯駐車場(8:00) 5台に分乗し移動 → ケヤキの森コース登山口(8:35)

 

 

 

 

 

 



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