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マチルダのつぶ

日々感じ思うことを正直に書くのが目的であります。

旅日記 12月30日

2011-12-30 | 
昨晩歩いていたら、ついに怪しい男が、
例のチョコ的なものあるぜ、
的な事を言って近寄って来た。

おぉ~
記憶を辿ると、
初海外のロンドン以来です、こんなに大っぴらなのは

きっとひどく不純物の混ざったものなんだろう。。。

それにしても、ほんと、西洋人はどこでも堂々としているなぁ。
なんだっつーんだよ、身体がでかいからってよー

で、日本人は、どうだい。
これは親しまれているのか?
うーん、どうやらなめられてるように感じます。。。


そんな感じで、さよならバラナシ

宿は三泊同じところでした

値段の割に最悪だと、だんなさまはプリップリ
日本人はほとんど来ないって宿でした
あたしはそのほうがいいので、サイコだったのさ~
食事もオールベジで美味かったよ~


さて、これから急行電車に乗ってデリーへ行きます

予定だと、16時間だけど、
インドだから30時間くらい掛かっちゃうかもしれないそうだ


暇を味わいにきたので、ヨユーっす
30時間くらい、だらだらしてぇ~~

旅日記 12月29日 夜

2011-12-30 | 
ブログばかり更新してるアタシ


今日の晩御飯


スペシャルターリー
エッグカレー
プレーンダル
キングフィッシャー


そろそろソバでも喰いたくなるかと思いきや


うまい!
カレーがまじうまい!!
ビールにぴったりや~

旅日記 12月29日 午後

2011-12-29 | 
宿の近くに、バラナシで一番大きいガート(火葬場)がある。
ここは嫌な感じの奴らが多いとガイドブックに書いてあるのであまり行き
たくないが、せっかく近くだから覗きに行く。
案の定、男が近寄って来て、
ここはファミリープレイスだのバルコニーはこっちだだの、俺はガイド
じゃないから安心しろだの言う。
何故かあたしたち日本人だけに言い、
同じところに立っている西洋人には何も言わない。
あからさまなのだね。
あ、そう、じゃあいいや、
と、去ろうとすると、
日本語でバカやろうみたいな事を言う。

どっちがだよー
チキショーざけんな
言葉を選びなさい!


その後、リキシャでバラナシ駅に行く予定だが、
しばらく歩く

いちいち勧誘されるが、なんでもない

で、そろそろ乗ろうかと
相場は25~30ルピーらしいが、50とか言われる
人のよさそうなリキシャマンをだんなさまが選別
25ルピーで交渉成立

駅まで三キロほどだが、悪路である
大変な肉体労働だ
日本のタクシーなら千円以上だ

寡黙でいい人だった
リキシャに乗っていいことは、目線が変わることと、乗っている限り誰も
声を掛けてこないことだ
乗り心地ちは、正直、悪いけど!

駅に着いて、しばらく散策する
電車好きなだんなさまはワクワクしているようだ
同じような電車ばかりだから、ヨーロッパの方が面白そうだなぁ
あたしは電車は全然分かんないけど

線路には人糞とゴミと水
アルミのゴミを拾っているおばさんがいる
集めて売るのだろう
ホームで商売する人、寝る人、暇つぶししている若者
牛も犬もホームをうろうろしている
そんな風景も結構普通になる
サモサ食べたりチャイ飲んだり


帰りのリキシャが面倒だ
オートにする?と、だんなさまが言うが、あたしは視点の高くなる人力の
方が好きだ

歩いていると、うじゃうじゃと勧誘されるが、どうやらバラナシの男は女
に弱いらしい
ジーっと目を見て、静かにノーと言えば、一発で終わる
あっさりと撃沈する

今度はあたしが人のよさそうな男を選ぶが、60と言われる
交渉しても、40
うーん

じゃいいや、と思って去ると追いかけてきたので、
さっきあたしたち、ここまで20で来たんだよ
他の男なら、20で行ってくれるみたいだから
って言ったら、20になった
だんなさま譲りの交渉術である

でも、ごめん、あたし嘘ついた
25で来たのだった

無事に到着し、歩いていると、昨日会ったラッキー15歳とすれ違う

あ、ラッキーじゃん!どーしたの?何してるの?
と聞くと、
日本人のカモを見つけてると言う

で、
どーする?オレの店、来てみちゃう?と、ラッキー

うーん
店はいいや、またな、
と別れる
がんばれラッキー

いったん宿に帰って、昼ビール

なんでインド人は酒を飲まないのか
禁止されているから、飲まないのなんて、なんて真面目なんだい

酒飲まないなんてー

旅日記 12月29日

2011-12-29 | 
朝、6時前に起床

昨日借りたAll Outのお陰で、蚊の奇襲はなく、よく眠れた

バルコニーで日の出を待ちながらヨガ
沐浴する人達を眺めたり
チャイを飲んだり
どこからともなく聞こえてくる歌に耳を傾けたり
川面を流れてゆくロウソクの灯火を見つめる
サルが隣のホテルのゴミ箱をあさっていて、小猿同士がキーキーとケンカ
をしている

靄のため、太陽は7時過ぎに顔を出した
赤く小さい太陽は上るにつれ大きく強い光を放つ
あたたかい

光を反射する水面はキラキラと輝き、行き交う船を吸い込んでいくようだ

う つ く し い

全ての要素が重なり合い、総合的に美しい
とても大きく強く暖かく、そして、神秘的な光景だ

旅日記 12月28日

2011-12-29 | 
28日

蚊に襲われながら寝る


寒いと聞いていたので、
蚊対策はしてこなかった

夜中に、左手首がかゆくなり、手首に薬を塗るが、なんか違う
よく見たら左手の人差し指を刺されていた
しかし、今度は左手のひじの内側がかゆい
どうやら指から関節にかゆみが拡がるようだ
強いかゆみで痺れる

水で左腕全体を冷やすと、治まる
暖まるとまたかゆくなるので、左腕だけ布団から出して、
頭からジャンパーを被り、寝る
刺すならここを刺すがいいさ

朝までに三箇所ほど刺される
その後、一日中左腕が痺れていた


朝、のんびり起きて、飯

だんなさまはバナナパンケーキ
あたしはトマトスープとマッシュポテトのフライドエッグのせ
あとチャイ

今のところ、食べ物は問題ない


昼過ぎからガート巡り
ガートとは、沐浴場のこと
沐浴する人々、洗濯する人々、うんこする牛

客引きが多いが、バリ島ほどしつこくはない

ラッキーという15歳の男の子と喋りながら歩く
何がしたいんだ?何が欲しいんだ?などと聞いてくるが、
ただ歩いてるだけだよー

年を聞かれたが、やはり日本人は相当若く見えるのだなぁ
気にするな、二十代にしか見えないよ、
などと慰められる
別に気にしてないけど??


西洋人観光客が多い
韓国人もちらほら

ラッキーが店に来いという
韓国人が前を歩いていたので、
韓国人のほうが金を持っているぞ、と言ってみると、
ラッキーは嫌いだと言う
そんなんじゃ商売にならないぞ
ビジネスマンは好き嫌いを言ってはならない
のんびりしている


ガンガーから小道に入る
ヴェネチアの超アジア版といったところか
迷子になって楽しい小道だ

人間や犬や牛が行き交う
前に行った上海で免疫ができたのか、さほどのカルチャーショックはなかった

小さい店でのんびりと商売をしている
なんだかこういうのもいいなぁ
適当にナマステ~な感じ


ところで今回は、使えなくなったiPhone3Gを持ってきた
壊れてもなくなっても痛くもかゆくもないものだ
これでWi-Fiスポットから繋げれば、ネットはやり放題
VIberで電話もし放題である

なんと便利な世の中でしょう!


夕方にまた散歩
比較的しつこいヤツがたまにいるが、はっきり言えば、諦めてくれる
インド英語はだいぶ聞き取れるようになりましたー


そんでまた、みんな、大沢たかおとか長澤まさみと友達らしい

あと、兄弟が共演したって言うよ、みんなしてね!
どんだけ共演者がいるのさーー


フジレストランで、
ポテトトマトカレーとガーリックライス
チキントマトスープ
ラッシー

道に迷っているうちに夜になり、
死体を運ぶ担架とすれ違う
行き着いたところが、火葬場

あぁ、そうだ
あたしは火葬場が見たくて、インドに来たのだった
生きて死んで焼かれて流す

日本人の忌み嫌う死が、ここで全うされている


ダシャーシュワメード・ガートでプージャ(宿の人に言わせるとガンガルティー)
というセレモニーを見学
インド人は祈り、外国人はそれを写真に撮っている
ちょいちょい花売り、ボートやマッサージ勧誘

牛のウンコを避けながら、宿に帰って、ビール

やはりこの時が何より至福だな、どこに居ようとも
びーる、さいこー


街は曇っている
煙が充満している
これも誰か生きていた人が、死んで焼かれている煙か



写真はプジャー

左手がガンガーで、
聖なるガンガーに祈りを捧げている

次の写真は、
ガンガーからプジャーを見る人達

旅日記 12月27日

2011-12-28 | 
27日 00:15羽田発バンコク行き

だんなさまは真後ろの席
大人しく乗っていよう

おにぎりとオレンジジュース
隣の男性がビール二本と白ワイン二本飲んでいた
あたしも頼めばよかった

映画「ツレがうつになりまして」をうっかり選択
うつの家族のひとつの例、程度の内容だが、
映画の終盤で機内食食べながら泣く
かなり泣く


タイの空港でトランジット
デリー行きは複雑な搭乗口らしく、案内人がいた
荷物チェックのおっさんが百円の懐中電灯を食い入るように見ている
ライトだよ、と言ったら、
あー!ライトかー!
と納得したご様子

タイには行ったことがないが、なんか空港の人はみんな穏やかそう


デリー着
ついにインドだ
トランジットまで四時間ほどあるが、
両替したり、ATMで金をおろしたり

西洋人の家族連れのおばさんに呼び止められる
ATMの操作に戸惑っているらしい
フランス人のようだが、流暢な英語で安心する

あたしの耳が衰えたのか、
慣れていないせいなのか、
インド英語がさっぱり聞き取れない
かなり独得な発音なのだ
慣れればどうにかなるかもしれないから
しつこく聞き返そう


で、フランス人家族
15000ルピーをおろしたいらしいが、
我々もよくわからず、あーだこーだやっていたら、
インド人の青年が教えてくれた
役立たずですんません


その後、ファストフード店で、初のマサラドーサ
イモ好きのあたしにぴったりだと、だんなさまがすすめてくれた
南インドの料理らしい
うめー!これでビールがあれば、サイコー!


食い終わって、隣のカフェでコーヒー
小額の紙幣が欲しいので、500ルピー札で80ルピーのコー
ヒーを購入するも、釣りがないという
うそだよね?
この店結構流行ってるし、
客単価100ルピー前後だろうし、
ないわけないよね??

と、思うが、とりあえず20ルピーをもらい、
残りの400ルピーは待っているようにと、言われる。

まじ?ほんとに?だまされてる?
と思いながらコーヒーを飲み、
やっぱりしらばっくれられちゃうんだろうか、600円くらいだけど

あたし、空港内のこんなとこでそんな感じじゃ、
この先、生きていけないよね?

しびれが切れたので、
カウンターに行き、
あたしの400ルピーはどうした?
と聞くと、
今から両替してくるよ!
と、隣の店に行く店員

と、となり?

そして、札束を数えながら戻ってくる店員

きっちり返してもらえました
疑ってすみませんでした!!


その後、シャトルバスで国内線の空港へ
バラナシ行きに乗り込む
LCCのスパイスジェット
2500円で700キロを一時間で飛ぶ
機内はインド人だらけだが、まだ、インドにいるという実感はない

バラナシ着

着陸後、空港内のトイレに入ると、
隣の個室(仕切りが床から15センチほど開いている)か
ら、
黄色い液体がチョロチョロと攻めてきた
隣に入ったのは、あたしの前に並んでいたインド人の婆さんだ

婆さん、一体何してる?

あぁ、インドっぽくなってきやがったか


空港に迎えにきたホテルの青年

車に乗り込んで、だんなさまが色々と話している
彼のビックブラザーは旅行代理店に勤めている...

キターー!!!
だんなさまと日本語で、
おっとっと、きちゃったねー、と

なんか高額なツアーを組まされる入り口です

そのまましれっと会話を続けておりましたが、
市街地にはいると、
何故か路肩に駐車してしまった

だんなさまが、
なんで止まってるの?と聞くと、
ビックブラザーが来るから、って

呼ぶなーーー!!!

だんなさまが、
君の知り合いがこの車に来たら送迎代は絶対に払わない、
その知り合いに金をもらえ、
知り合いを連れて来るな、
と言うと、
誰も来ないよーんと、
しれっと車を出発させました

だんなさま、GJ

ホテルは車が入れない地帯にあるので、
車を降りて、別の男が案内にきた
五分というが、もう五分歩いたなぁと思いながら、
会話しながら歩く

すると男の商売はシルク屋だという

キターーー!!


と思ったが、とくに営業されなかった


ホテルの屋上レストランで、
ガンガーを眺めながら食事

サグジパニールカレーとパコダ
キングフィッシャーの大瓶を二本飲んだら、どろどろに疲れが出てきた




つづく