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マチルダのつぶ

日々感じ思うことを正直に書くのが目的であります。

インド。なんなんだあの国は

2019-01-07 | 

あっという間に2019年の松が明けてしまう

 

年末から、インドに行きました。

二度目のインド。

 

海外旅行ってほんとに体力要るから。

そしてインドってマジで逃げ場なくて体力消耗するから。

体力に自信のあるうちです、インドは。

 

ということで、インドどこにする?とだんなさまに言われ、「砂漠!!」と即答しました。

鳥取砂丘はよぼよぼになってからも行けますが、インドの月の砂漠、今しかねぇ。

タイミング的に、ぜったい、いま。

 

ということで、例によってだんなさまが全部キーキーなりながら手配してくれて、飛び立ちました。

抗生剤も処方してもらって、安心です。

 

前回のバラナシも衝撃的で打ちのめされて感動しまくりましたが、今回のジャイサルメールやクーリー村、よかった。すごく。

 

わたしは、「砂漠で星が見てえ」と言っただけなのですが、だんなさまはキャメルサファリという、砂漠で野宿するツアーを申し込んでくださり。

 

ぉぉぉぉ。さばくで、いっぱく、砂漠で、一泊、しかも、野宿、と、恐れおののきましたが、

だよね、星見るって、そういうこと!!

 

もうね、やるって決めたらしのごの言わないんです、やる。やるよ、オレは、やる。

ビビってる自分を超えるのだ、いま!!

と、熱い気持ちで。

 

そんでマジすんげぇ最高よかったです。

あの砂漠に居た、あの時、わたしは何だったんだろう。

とても心穏やかで。でもすべてにわくわくして。受け入れて。見つめて。聞いて。めいっぱいいまの感覚を言葉にしたくなった。だんなさまに、いろいろ言った。

すーーごーーーーいーーーーー!!!

近い。世界は、とても近い。まるで風呂の中みたい。どこのなにも、ここにある。

 

そんでね、ま、本当に砂漠に布団敷いて寝るんですよ。

でね、まぁ深く眠れないから、何度も目がさめる。目が覚めると、もう目の前に星がザラザラしていて。顔はメッチャ冷たい。でも星、すごーー!あ、星なんて言うとちょっと他人行儀な感じするわ。

わたし、この中にいることを今、完全に、解った。いる、この中に、

 

という。

誤解のないように敢えて言いますが、酒すら飲んでません。飲んでないのに、トんでました。一晩じゅう。

 

最高です。

あれですけど、あの、その後、たぶん、必ず腹は下すと思います、だれでも。もちろん我々も下しました。

詳細は伏せますが。

なので抗生剤は欠かせません。

 

ということで、その他もいろいろ楽しくて、インドってほんと面倒くさいけど、このパワー、エネルギー、そこいらの国にはないわーー、インドってくそ疲れるけど、たまらんわーーー

 

という感じです。

ええ。

 

で、1/5の昼に帰ってきて、1/6は昼から映画の撮影で。

あ、俳優でじゃなくて、なぜかフードコーディネートと賄い係で雇われました。笑

SNSでわたしのあげる珍奇な料理を見た監督が、やってくれと言ってきまして。

帰ってきて、仕込みまくり。

 

フードコーディネートはホームパーティーのシーンなんだけど、台本読んだらゲイ6人のパーティーで。

え!まじ!!めっちゃやるーーー!!!と、盛り上がって張り切って。

賄いはインド帰りなので、オリジナルブレンドのスパイスで、ドライカレー11人前。

 

どちらもとても好評で、こんな仕事やったことなかったのでなによりだが、

家で仕込んだ大量の食材を撮影現場まで運んで、いま、右腕の筋肉痛が著しいです。

 

そんな感じで、2019年の仕事始めを無事に楽しく終え、今日からバイト。

 

そして明日からいよいよ、芝居の稽古が始まる。

 

今のあたし的にダントツの演劇変人の、観たい芝居を創る。

ほんとうにうるさいししつこいしクソ真面目な変態演劇人の作演出だ。

かなり厄介だ。

もちろん、いい意味で。最高いい意味で。

不真面目なわたしのことをすぐに見破るだろう。

 

が、しかし、わたしはインドの砂漠で、何かを乗り越えたと感じた。

だから、不真面目な自分をぶっ飛ばして打ち込むよ、まじ。

そうだ、これだ、ここにきてこうなって、なんて素晴らしい出会い。タイミング。

 

おれ。やる。


帰ってきた

2018-06-25 | 

旅行にえいや、と出る時には色々きっかけがあると思う

今回のは少々いやかなり無理矢理だったが、

人生でこんなにベストなタイミングで旅行をしたことがあっただろうか、というような。

まるですべて計画されていたかのよう。

 

まず、自分の状態が、ボロボロであったこと。

笑っちゃうくらいに疲れ果てており、感覚が麻痺していた。

それは外的な要因によるものではなく、

完全に自分のなかがすっからかんになっていたから。

 

人に無茶させるのは、好きではない。

自分でやってしまえるなら、全てやってしまいたい。

だが今回はここで自分の手を離す、ということばかり。

自分ができないのに、人にやってもらう。

もう、「任せた」と言うしかない状態。

恐ろしいことだ。

こんな、あたしの、ただの、妄想に!!!

そして応えてくれる人たち。

え!そこまで!?という私の予想を超えた無茶を、

俳優はもちろん、関わってくれた人がしてくれた。

ただの、あたしの、妄想に!!!

 

終わって言いようもないほど傷ついてもいたし、

意味がわからないくらい高揚してもいたし。

こうなると、ただこの先襲ってくる喪失感が恐ろしかった。

 

偶然、仕事を辞めることになり、たまたま初の劇作・演出の舞台が終わるのが5月末。

欧州の人々のバケーションは7月から。

6月の旅行は実はベストなのだ。

そして私、6月に海外に旅行したことがない。

こんないい時期に(日本は梅雨だが)旅行しないなんて、あほじゃないですか。

暇なんだから。

 

芝居で1ヶ月以上、心ここに無しで、

終わった途端旅行にいくなんて、とてもじゃないけどだんなさまに言いづらくて。

でも、泣きべそかきそうな顔をしながら「いっといで」と。

ああ、こんな人が世の中にいるなんて、わたしの夫であるなんて、本当に奇跡だ。

だいたい、こんな器の大きい男は、わたしは会ったことがないよ。

今まで付き合ってきた複数の男たちは口を揃えたように私がしたいと言うことに対して、

「なんのために?」という矮小な、そう!矮小な男ばかりだった。

今考えれば怖かったのだろう、わたしが。

 

ということで、こんな男は世界中どこを探しても、だんなさましかいないんだろうと思う。

世の女性たちには申し訳ない、こんな人を私が独占してしまって。。ラッキー!!

 

 

大の大人が揃って夢中に創っていた芝居。

私の命がけの初作品。

 

終わってからも、それ以上に刺激を。

積極的に行動しないと寝る場所もない、というような状況に自分を置くことが、

からっぽの部分や傷をみつめてどう修復していこうか考えられるのでは、

というのは少々博打であったが、大正解だった。

 

クロアチアには、数年間から興味を持っていて、

いつか行きたいと思っていた。

だんなさまが鉄男なのだが、クロアチアの鉄道はあまり発達していない。

山が多いし、バス網がとても便利のようで。

なので、あまり興味がないようでして。

行くなら、ひとりでだな、と密かに思っていた。笑

 

なにしろ、イタリアへアドリア海を渡っていけるのだ。

船好きにはたまらん場所である。

だがしかし、超観光地で、一年中激混みだといううわさも聞いていた。

 

 

もう自分の中から何かが生まれることなんてないだろうと思っていたが、

むくむくと、つくりたい欲が湧いてきて、

それは旅行中にみた景色があるから、人がいるから、だとは思わなくて、

ただ、からっぽがまた徐々に埋まってきているからだと感じる。

 

少々の凡ミスはあったが、45歳になってようやく旅がうまくなったなぁ、と感じる。

自分のしたいことは自分で全部できる。

ま、できるような地域にしか行ってなけど。

ネットのおかげもある。

昔は、電話掛けてたからね、宿取るにも。

あとは道端で出会った人に紹介してもらった宿にいったり。

電話で予約したはずなのに、予約できてなくて、使用人さんの部屋に寝かせてもらったり。

 

持ち物は、いつも稽古などに背負っていくリュック。グレーの四角いの、あれひとつ。

暖かい時期なのでかさばる衣類がないのがなにしろ助かる。

わたし、物とかあんまいらないんです。

こだわりがない、というか。

それにしても1ヶ月近くの旅でこのコンパクトさはね。

 

ちょっと自分でも恐ろしいくらい、あんまりいらない。

何かなくしたりなくなったりしても、別に動揺しないんです。

あ、ってくらい。だからもらった高価なものも、ぽいぽいなくしてしまいます。

義母に結婚の祝いに買ってもらったダイアモンドのネックレスも、早々になくしました。

申告はしていませんが。

女かよ、って思う、自分で。

でもできないから、まあいいんです。

わたしにものをあげるのは間違っている、ということで。

 

 

何の話かわからなくなってきたけど、

命をかけたけど、全然生きてる。

よって、また命がかけられる、ラッキー。

という状態である。

 

いまは短編小説一編と、新しい戯曲も書き始めている。

また主人公をけたくんで書いているという、どんだけ好きなんだ!!

わたしもあんな俳優になりたい。

作家の想像力を刺激し、自由に解放させるような。

あーーー。

そうなのです。

わたしは作家なのです。

 

旅行中も、仕事は?と聞かれれば「作家だよ。演出も俳優もやる」と、堂々と答えてました。

無職なのに。

いいのいいの。

わたしは作家です!!!


新年旅

2018-01-10 | 

先週のことになるが、1/1-7まで、奄美大島沖縄を旅して参りました。

 

奄美大島は昨年の春にも訪れ、2回目。

沖縄は4回目。

 

奄美ではだんなさまの奇特な友人、S本さんのお宅にまたお邪魔いたしまして。

今回は宿泊もさせて頂きました。

 

長男くんが釣り上げた体長90センチのイカを刺身で頂いたり、三男くんの水田を拝見したり。驚きです。

小学校低学年で、水田。

玄米を撒いて芽を出したところでしたが(奄美は暖かいので二毛作できるらしい)、その横には田んぼも準備されていた。

 

遊びのなかに食糧を得る、創る、がある。

こいつらは最強である。

 

そして更に驚いたのは、お子さんが7人。

昨年の春に行った時は、7人。

それが、8人になっていたことだ。

2ヶ月の新生児が寝ていた。

 

おいーーー!

どうなってんじゃーーー!!!



20170401

2017-04-02 | 

 

成田空港から22時間。直行便ができたのかどうか知らないが、ドバイ経由でやってきました。

22時間の移動はたぶん初めてで、それなりにガッツリ疲労し、なぜ、わたしは、こんなことをしているのか、となりまして。

少なくない金を叩いて、親兄弟にもアホか危険ヤメロと言われるのは間違いないので告げることもできず、ひとりで、仕事を一週間休み、なぜこんなことをしているのか。

という自問自答が、大体20時間後くらいから始まり、本当にアホだな自分としか思えませんでしたが、イベリア半島の上空を飛んでいるあたりから、あはは、うるせえなアホ、行きたいから来たんだボケ何が悪いんじゃ、行きたいとこはどこでも行く人生じゃ、と強気になりました。

あれはもしかしたら、ピレネーか?(たぶん違う)、などとテンションが上がり始め、テージョ川やリスボンが見えてきて、一度大きく大西洋のはじまりの上を旋回した頃には、あーもう死んでもいいかな・最高!と思いました。

鮭色の屋根と白い壁のかたまり、青い川が、わたしの見たい光景そのものだ。
見たい!見たい!!


リスボン空港は、トランジットで3時間居たドバイ空港とは正反対というか、非常に簡素でありました。
無駄な装飾はなく、ただ壁がタイル模様になっていて、ガランとしている。

空港の敷地内は緑で、掘り返してる途中だったり。
のんきだ。
この国はきっとのんきなのだ。


抜け目のないわたしは、成田で借りてきたWi-Fiルーターの作動を早速調べる。
使えるのでさっそくだんなさまに到着連絡。

そのまま、出国手続きをし、入国。

暖かい。
日差しが眩しすぎる。
芝居で使って日常では一切出番のなかったサングラスを持ってきてよかった。

地下鉄に乗り、とりあえず宿周辺の駅まで。

順調である。
この旅の100点満点の時点は、とりあえず宿に到着することにある。
そっからは全部100点にプラスしていくということにしている。


わたしの計算では、14時には宿に着けるはずだ。
そんでシャワーを浴びて、疲れてなかったら街へ繰り出そう。

宿のある駅に到着する。
ポルトガル語は一切分からないが、それでも初めての地下鉄を乗り継いで目的地へ着けるような駅のシステムが素晴らしいね。
ありがとう。


そしてさらに計算されたように、地上へ出るエスカレータのわたしの前に乗っているおばあさんが、まさにポルトガルだ。
素晴らしい。演出かよ!
とてもゆっくり歩いているが、わたしはこの方の背後から、街にはじめましてをしようと決めた。

なんてラッキー。わたしはこの街に呼ばれたんだな、よかった。
地上へ上がり、おばあさんの背中越しに街の写真を撮り、心の中でさようならをした。

さーて、宿を探そう。

iPhoneを取り出すが、Wi-Fiがつながらない。
ルーターの再起動を何度か試みるが、まったく反応しない。
電波の表示が真っ赤である。

なるほど。
空港で使えて市街で使えない、なんてあるわけねぇよ。

うそだよね?
でも繋がらないね・・・

 

これは、死ぬかもしれない。

荷物の軽量化計画で、ガイドブックや地図などを紙で一切持っていない。
リュック一つでやってきた。しかも大して大きくないリュック。
全部、iPhoneとMacの中に仕込んできたのである。
Macあるからペーパレス。

ペーパレス…


嗚呼、やばい。
やばいけど、どうにかするしかない。
昔なんて、いっつもこんな旅だったから、どうにかできるはずだ、いや、ひとりじゃやったことない。
ひとりじゃできない。
でもやり方は知ってる。


宿を予約した時の地図の残像がなんとなく脳にある。
集中だ。
集中して引き出せ。
病的な方向音痴だが、一度地形を捉えたら地図上を動けるから。
それは長年の経験で自信ある!!


駅の入り口にある地図をみて、だいたい半径300メートル以内であることを知る。
どこだ、この四角のかたまりのどこかのはずだ。
いや、こっちの四角?
もしかすると、こっちかも…?


うぉーーーーそうだ!
予約票だけはプリントアウトしてきた。
あっこに地図が載ってたんじゃね!!?

載ってない。
うん、載ってないのは知ってた。
でも住所書いてあるじゃん!!!

これ、通りの名前だろ、違うか?
駅の地図を見ると、同じの書いてある。
わー!これは死なないな、まだまだ死なない。

歩き始めると、すぐに通りの名前がみつかる。
角っこのビルに書いてあるのだ。
みれば、それぞれの建物の軒下に、番号が細かくふってある。
テージョ川に向かって数字が小さくなっているのだ。

わたし72。
いま、152。

そうか、これでいけちゃう。
なんて分かりやすい街なんだ!!!

と、一路めざす番号を探してヅカヅカ歩いていると、客引きの男の子。
完全シカトをしたが、あろうことかとても悲しそうである
え!ちょっと、悲しそにしないんだ、普通。
そんな風にやられるとこっちまで切なくなる。だから君の店には行かないけどお話を聞いてあげるよ?

しばし歓談。
どこから来たの?日本に行ったことあるよ、という。
(そういうのは大体みんな言う)
何してるの?というと、そこのレストランの客引きだと。
伝統料理も出している店らしい。
メニューを持っていて、値段もちゃんと書いてある。
ショップカードもくれた。
なんだ、ちゃんとしてるじゃん。

名前なんていうの?と聞くと、フェルナンドだという。
わぁーおーー!なんてポルトガルっぽいの!!
硬く握手をすると、ちょっと酒臭いけど。お互い様だね!


ところで困ってたら何か言って?というので、
おせーよ、と思いながら、わたしの行きたいこの住所はこの通りを下るので間違えないかを確認する。
間違えないという。

ありがとう、フェルナンド。
店に行くかどうかは分からないけど、君のことは忘れない。

 

写真は天生遣欧少年使節が1584年にサン・ロケ教会。
去年の長崎の旅とつながっているわけです。

 

 


3月がおわる

2017-03-28 | 

3月28日。
もうすぐ三月も終わりでやんす。
もうすぐ旅に出るでやんす。

今回はかなり浪漫があふれてる。
読んだ本のいくつかに、影響されまくっている。

色んな本を読んだのだが、もう最近は大体知ってることが書いてあります。
めっちゃ勉強したということね。
いっぱしのよく知ってる人です。

いつもこんだけ勉強した方がいいと思った。
知るということは世界が果てしなく広がるということだ。
当たり前だが。
もったいないことしてたなぁ。

16カ国目になるようです。
とりあえず、現地に入って宿を探し当てたら100点満点とします。
ポルトガル語わかるわけないし。
どうすんだろ。
自由な不自由を満喫しよう。
うふふ。


たいへんだーーー!

2016-04-04 | 

2007年の9月の旅日記をみたら←どんだけ暇だ

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宮崎県
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(21県)

と、書いてあった。

上の26県は当時行ったことのある場所。
下の21県はまだ行ったことない(通ったけど滞在していない)場所。

2016年4月時点で、行ったことある県が2県しか増えてねぇ!!
福井と愛知…

10年経過しても28県、19県だ。
ひょえーー!!何やってんだ!

しかし、こんなくだらん自分のブログも、読み返すもおもろいわ。
書いといてよかった。

お付き合い頂きましてありがとうございますm(_ _)m


いってきますよ

2014-12-26 | 
えっとね。
火曜にだんなさまは風邪を引きはじめて、水曜は8度くらい熱があって、インフルじゃないけどひどい頭痛もあり、金曜からのイギリス旅行はキャンセルしようってなって。
ね。

いつものことだけど、何事もなく旅立てるはずはないのです我が家は。これはもうこの10年以上続いている、仕来り?です。

あたしはもうその点はベテランなので、わかったよ~また今度行こうね~、と言いながら、心の中で、「こいつ絶対行くんだ、知ってんだよオレ」と思っておりました。

そして木曜日。
やはり、行くことになるのです。
クリスマスソングをBGMに、踊りながらパッキングするだんなさま。
ほらな。知ってんだよオレ。
めんどくせぇけど、これ引っくるめての旅行なんです。ははは。

脚暖

2014-01-12 | 
いまさらながら、旅行でのこと

メイシーズっていう、老舗の百貨店があってね。
百貨店にはあまり興味がないのだけれども、そこに、木製のエスカレーターがあるという。

カウントダウン前に歩いてたら、ちょうどメイシーズがあった。
ならば、と見に行って、トイレを済ませて、だんなさまが出てくるのを待っていた。

すると、一人の金髪の女性があたしを見ている。
いや、正確には、あたしの脚、すねのあたりを見ている。じっと。
そしてあたしの目を見て、にこにこと近づいてきた。

その姿を見て、何のことか、分かった。
わたしのすね周りにはレッグウォーマーが巻かれているよ。これだね。これについての会話が始まるんだ。

その方が、
あなたのそれは、なんて言う名前のものなの?
と、聞いてきた。

おぉ。そうきたか。うん。これは、ね、あれ?
でも、これのこと、レッグウォーマーって呼んでるけど、もしかしたら和製英語かもしれない。しまった!正式名称は何だ?
と思ったが、その場でちまちま検索するような雰囲気でもない。

あ。えー。分かりませんが、私たち(アジア人を強調したかった)は、これをレッグウォーマーと呼んでいます。

と答えた。

すると、彼女は何度か口の中で「レッグウォーマー」と言い、
買いたいと思っているんだけど、なんて名前か分からないので店員に聞けなかったのよー、
みたいなことを話した。

そんなに珍しいものじゃないだろ、レッグウォーマー。この街でも結構みんなやってるぜ?
レッグをウォームするんですぜ。

あ、もしかして??と思い、どこから来たか聞いてみると、ブラジルであった。

そうか。そうだよな。ブラジルじゃいらないわ、レッグウォーマー。世界は広いなぁー!

と、別れて、急に心配になった。
正式名称が、レッグウォーマーじゃなかったら、どうすべ??
店員に言って、はぁ??と言われている彼女の姿が脳裏に浮かびあがる…うぉーー!!

調べてみたら、ちゃんと「レッグウォーマー」だった。

みなさん、レッグウォーマーで大丈夫ですよ!!!