マチルダのつぶ

日々感じ思うことを正直に書くのが目的であります。

旅日記 12月31日 午後

2011-12-31 | 
↑こんな部屋に泊まっている


エントランス、ロビーがイギリス調で重厚な造りである
あたしたちの部屋は、最上階の別棟風

かなりいい!!!
しかも近くに酒売ってるところもあった!
もうサイコーじゃん!!!
だんなさま、ありがとうございます!


体調不良な予感がしたが、すこし寝たら回復したもよう


夜はデリー在住の中川ちゃんと落ち合って、三人で飯を食う予定です


日本は今19時くらいか
年末な雰囲気なんだろうなぁー


ニューイヤーも中川ちゃんと遊びます
今年が中川で終わり、来年が中川で始まるというわけ
なんだそれ
面白すぎるだろ

旅日記 12月30日 昼~夜

2011-12-31 | 
チェックアウト後、しばらくガートでぼーっとする

子供から爺まで、いろんな人が寄ってくるが、もはや気にならなくなる
背後に座った爺が、小さく何かを歌っており、素敵なBGMになっている
一時間ほど沐浴やらを観察しながら、放心

ボートマンの19歳の男の子が、日本語を教えてくれと
簡単なのをいくつか伝授


チャイ屋で一服
南方面から旅行に来たファミリーとしばし会話

駅へ向かう途中で、腕輪とショールを購入
ショールは頑張ったけど、あんまりまけてもらえなかった
でも気に入った柄だったので、いいの
450円くらい

駅までリキシャで行く

つくづく、リキシャマンになるには強いハートが必要であると思う
とにかく大変なのよ、道が混雑しまくっていて

人間や車やリキシャや路上販売の屋台や牛がいっぱいだし、
センターラインないし
あ、もちろん信号なんてないし
ランナバウトはあるけど

あっちこっちに避けてさー
あたしたちの目の前で、
自転車の爺さんがオートに引っかかって、
横転して引き摺られてたし
爺さん、もう自転車はおやめなさい~

ま、リキシャマンは、
あたしには到底できない仕事ですね
尊敬します、その強いハート


バラナシ駅の手前で降ろしてもらい、チャイ屋へ
店内が非常に暗い
店を出たあと、何故かケツが濡れている
そんなのはいちいち気にしないことにしている
すげー気になって何度も触ってみちゃったけど!
冷たいし!

その後、カレー屋へ
見た目がやばそうなターリーだったが、意外と喰えるもんです

駅構内で水や食料を買い込み、寝台列車へ
二人個室ですよイェーイ!
電源あるから充電もOKじゃん!

そうだった
あたし、船も好きだけど、寝台列車もかなり好きなのです
しかも個室なんて、もうリラクッスしまくって楽しすぎです
ボロiPhoneで音楽も流せちゃうよ
マイケルとか第九とかゴダイゴとかオネアミスのサントラなんかも~

マッサージしたり、してもらったり
めっちゃストレッチもして、
夕方まで車窓の景色を堪能
田舎の風景、かなりいい
日本にはないなぁ、これは


でも、なんとなく、
さっきのカレー屋のカレーが気になり、
抗生物質を投入しておく
細菌性の下痢を未然に防ぐわけです
チキンですみません


それにしても、移動中の暇ってサイコーだ
ベジディナーもなかなかのものだし
だんなさまは停車駅でチャイ買って来てくれるし
油分糖分トリホウダイ

うん
旅行中は食事制限は全くしないし運動量も少ないから、
間違えなく太ってきているぞーー!

旅日記 12月30日

2011-12-30 | 
昨晩歩いていたら、ついに怪しい男が、
例のチョコ的なものあるぜ、
的な事を言って近寄って来た。

おぉ~
記憶を辿ると、
初海外のロンドン以来です、こんなに大っぴらなのは

きっとひどく不純物の混ざったものなんだろう。。。

それにしても、ほんと、西洋人はどこでも堂々としているなぁ。
なんだっつーんだよ、身体がでかいからってよー

で、日本人は、どうだい。
これは親しまれているのか?
うーん、どうやらなめられてるように感じます。。。


そんな感じで、さよならバラナシ

宿は三泊同じところでした

値段の割に最悪だと、だんなさまはプリップリ
日本人はほとんど来ないって宿でした
あたしはそのほうがいいので、サイコだったのさ~
食事もオールベジで美味かったよ~


さて、これから急行電車に乗ってデリーへ行きます

予定だと、16時間だけど、
インドだから30時間くらい掛かっちゃうかもしれないそうだ


暇を味わいにきたので、ヨユーっす
30時間くらい、だらだらしてぇ~~

旅日記 12月29日 夜

2011-12-30 | 
ブログばかり更新してるアタシ


今日の晩御飯


スペシャルターリー
エッグカレー
プレーンダル
キングフィッシャー


そろそろソバでも喰いたくなるかと思いきや


うまい!
カレーがまじうまい!!
ビールにぴったりや~

旅日記 12月29日 午後

2011-12-29 | 
宿の近くに、バラナシで一番大きいガート(火葬場)がある。
ここは嫌な感じの奴らが多いとガイドブックに書いてあるのであまり行き
たくないが、せっかく近くだから覗きに行く。
案の定、男が近寄って来て、
ここはファミリープレイスだのバルコニーはこっちだだの、俺はガイド
じゃないから安心しろだの言う。
何故かあたしたち日本人だけに言い、
同じところに立っている西洋人には何も言わない。
あからさまなのだね。
あ、そう、じゃあいいや、
と、去ろうとすると、
日本語でバカやろうみたいな事を言う。

どっちがだよー
チキショーざけんな
言葉を選びなさい!


その後、リキシャでバラナシ駅に行く予定だが、
しばらく歩く

いちいち勧誘されるが、なんでもない

で、そろそろ乗ろうかと
相場は25~30ルピーらしいが、50とか言われる
人のよさそうなリキシャマンをだんなさまが選別
25ルピーで交渉成立

駅まで三キロほどだが、悪路である
大変な肉体労働だ
日本のタクシーなら千円以上だ

寡黙でいい人だった
リキシャに乗っていいことは、目線が変わることと、乗っている限り誰も
声を掛けてこないことだ
乗り心地ちは、正直、悪いけど!

駅に着いて、しばらく散策する
電車好きなだんなさまはワクワクしているようだ
同じような電車ばかりだから、ヨーロッパの方が面白そうだなぁ
あたしは電車は全然分かんないけど

線路には人糞とゴミと水
アルミのゴミを拾っているおばさんがいる
集めて売るのだろう
ホームで商売する人、寝る人、暇つぶししている若者
牛も犬もホームをうろうろしている
そんな風景も結構普通になる
サモサ食べたりチャイ飲んだり


帰りのリキシャが面倒だ
オートにする?と、だんなさまが言うが、あたしは視点の高くなる人力の
方が好きだ

歩いていると、うじゃうじゃと勧誘されるが、どうやらバラナシの男は女
に弱いらしい
ジーっと目を見て、静かにノーと言えば、一発で終わる
あっさりと撃沈する

今度はあたしが人のよさそうな男を選ぶが、60と言われる
交渉しても、40
うーん

じゃいいや、と思って去ると追いかけてきたので、
さっきあたしたち、ここまで20で来たんだよ
他の男なら、20で行ってくれるみたいだから
って言ったら、20になった
だんなさま譲りの交渉術である

でも、ごめん、あたし嘘ついた
25で来たのだった

無事に到着し、歩いていると、昨日会ったラッキー15歳とすれ違う

あ、ラッキーじゃん!どーしたの?何してるの?
と聞くと、
日本人のカモを見つけてると言う

で、
どーする?オレの店、来てみちゃう?と、ラッキー

うーん
店はいいや、またな、
と別れる
がんばれラッキー

いったん宿に帰って、昼ビール

なんでインド人は酒を飲まないのか
禁止されているから、飲まないのなんて、なんて真面目なんだい

酒飲まないなんてー

旅日記 12月29日

2011-12-29 | 
朝、6時前に起床

昨日借りたAll Outのお陰で、蚊の奇襲はなく、よく眠れた

バルコニーで日の出を待ちながらヨガ
沐浴する人達を眺めたり
チャイを飲んだり
どこからともなく聞こえてくる歌に耳を傾けたり
川面を流れてゆくロウソクの灯火を見つめる
サルが隣のホテルのゴミ箱をあさっていて、小猿同士がキーキーとケンカ
をしている

靄のため、太陽は7時過ぎに顔を出した
赤く小さい太陽は上るにつれ大きく強い光を放つ
あたたかい

光を反射する水面はキラキラと輝き、行き交う船を吸い込んでいくようだ

う つ く し い

全ての要素が重なり合い、総合的に美しい
とても大きく強く暖かく、そして、神秘的な光景だ

旅日記 12月28日

2011-12-29 | 
28日

蚊に襲われながら寝る


寒いと聞いていたので、
蚊対策はしてこなかった

夜中に、左手首がかゆくなり、手首に薬を塗るが、なんか違う
よく見たら左手の人差し指を刺されていた
しかし、今度は左手のひじの内側がかゆい
どうやら指から関節にかゆみが拡がるようだ
強いかゆみで痺れる

水で左腕全体を冷やすと、治まる
暖まるとまたかゆくなるので、左腕だけ布団から出して、
頭からジャンパーを被り、寝る
刺すならここを刺すがいいさ

朝までに三箇所ほど刺される
その後、一日中左腕が痺れていた


朝、のんびり起きて、飯

だんなさまはバナナパンケーキ
あたしはトマトスープとマッシュポテトのフライドエッグのせ
あとチャイ

今のところ、食べ物は問題ない


昼過ぎからガート巡り
ガートとは、沐浴場のこと
沐浴する人々、洗濯する人々、うんこする牛

客引きが多いが、バリ島ほどしつこくはない

ラッキーという15歳の男の子と喋りながら歩く
何がしたいんだ?何が欲しいんだ?などと聞いてくるが、
ただ歩いてるだけだよー

年を聞かれたが、やはり日本人は相当若く見えるのだなぁ
気にするな、二十代にしか見えないよ、
などと慰められる
別に気にしてないけど??


西洋人観光客が多い
韓国人もちらほら

ラッキーが店に来いという
韓国人が前を歩いていたので、
韓国人のほうが金を持っているぞ、と言ってみると、
ラッキーは嫌いだと言う
そんなんじゃ商売にならないぞ
ビジネスマンは好き嫌いを言ってはならない
のんびりしている


ガンガーから小道に入る
ヴェネチアの超アジア版といったところか
迷子になって楽しい小道だ

人間や犬や牛が行き交う
前に行った上海で免疫ができたのか、さほどのカルチャーショックはなかった

小さい店でのんびりと商売をしている
なんだかこういうのもいいなぁ
適当にナマステ~な感じ


ところで今回は、使えなくなったiPhone3Gを持ってきた
壊れてもなくなっても痛くもかゆくもないものだ
これでWi-Fiスポットから繋げれば、ネットはやり放題
VIberで電話もし放題である

なんと便利な世の中でしょう!


夕方にまた散歩
比較的しつこいヤツがたまにいるが、はっきり言えば、諦めてくれる
インド英語はだいぶ聞き取れるようになりましたー


そんでまた、みんな、大沢たかおとか長澤まさみと友達らしい

あと、兄弟が共演したって言うよ、みんなしてね!
どんだけ共演者がいるのさーー


フジレストランで、
ポテトトマトカレーとガーリックライス
チキントマトスープ
ラッシー

道に迷っているうちに夜になり、
死体を運ぶ担架とすれ違う
行き着いたところが、火葬場

あぁ、そうだ
あたしは火葬場が見たくて、インドに来たのだった
生きて死んで焼かれて流す

日本人の忌み嫌う死が、ここで全うされている


ダシャーシュワメード・ガートでプージャ(宿の人に言わせるとガンガルティー)
というセレモニーを見学
インド人は祈り、外国人はそれを写真に撮っている
ちょいちょい花売り、ボートやマッサージ勧誘

牛のウンコを避けながら、宿に帰って、ビール

やはりこの時が何より至福だな、どこに居ようとも
びーる、さいこー


街は曇っている
煙が充満している
これも誰か生きていた人が、死んで焼かれている煙か



写真はプジャー

左手がガンガーで、
聖なるガンガーに祈りを捧げている

次の写真は、
ガンガーからプジャーを見る人達