minto23's blog

田舎の助産師のブログです

心中でごめんなさい

2012-10-31 22:37:59 | 日記
いのちのメッセンジャーとして精力的に頑張っている。
今日の事
事前の打ち合わせの時、中学校より話が聞けないので、座談会形式にしてもらえないかと提案されていた。
人数的に座談会形式をまとめる自信はなかった。いい提案もできず当日になった。聞いてくれるかどうかは最初の出だしで、引き付けが肝腎だ!話し手次第だ。どうするか、行きながら考えた。ぶっつけ本番だがいきなりノックアウトで行く事にした。
四人程体育館の後ろで女性徒が固まっていた。

幸せな親子の話しをするつもりも無いが、最後まで聞いて欲しい思いでスライドショーを前後させながら大切な事私の思いを話した。
みんなよくきいてくれた。意外だった。
心の中で有り難うと思った。
話が済んで校長室にいると、学年団の先生が来られた。
心からのご丁寧な感謝のお言葉を頂いた。

先生の話し

私が自殺の話しを冒頭した時は話がどう展開されるか、はらはらされたそうだ。
父親が自殺した辛い背景がある生徒がどんな思いで聞いているのか?気になられたそうだ。リストカットをしている生徒もいる現状を聞かされた。
私の話しを最後まで聞いて、事情のある生徒は現実を自分なりに受け止め、壁を乗り越えられると。いい機会になったと、再び深々と頭を下げられた。身に余るお礼の言葉も頂いた。

私はいつも心の中で、恵まれない環境に身を置いている人にごめんなさいと詫びている。その人達に幸せになって欲しい思いで話しをしている。
乱暴に直球を投げるがきちんと受け取ってもらえるのは経験済みだ。
事情を知っている先生には出来ない事だ。私の役目だと思っている。
今頃
父親を思って布団の中で泣いているかもしれない?本当にごめんなさい。先生がフォローして下さるから大丈夫だろう。
目に涙を浮かべながら私に気持ちを伝えて下さった先生こそ生徒のよき理解者だと思う。
私も頑張らねばと思う。
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