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爆音上等!すわべーすブログ「ていおん!」

妄想しよう!

2014-11-29 12:40:00 | コミック・アニメ等
「クロスアンジュ」第8話見ました。

以降、感想と妄想に基づく展開予想を書き連ねてみたいと思います。
かなりの長文でネタバレ有り、未見の方はご注意を。

視聴者サービスのおバカなイベント満載の水着回かと思いきや、その裏でストーリーの転換点になる大きな動きが描かれました。

アンジュは視察に訪れたローゼンブルム王国の王女ミスティ(学生時代に顔見知り)を使って脱走を企て、アンジュを敵対視しているヒルダは長い時間を掛けて脱走を計画していた事がここで明かされます。
ヒルダがモモカを脅してローゼンブルム家の輸送機を操縦させようとした所でお互い鉢合わせして呉越同舟と言うのが大まかな流れ。

ヒルダは母親に会いたい一心でアンジュは妹シルヴィアを助け出したいと言う事から脱走を企て、利害が一致した次第です。

放映開始当初より私はこの作品を「女だらけのエリア88」と揶揄していますが、エリア88でも脱走は重罪(契約違反)です。
エリア88にアスラン政府軍から監視の為のパイロットが送り込まれた時、それに対し司令官のサキは「ここには脱走するような奴はいない」と言い切りますが、アルゼナルは違うみたいですね。

と言うかアルゼナルの警備はザル過ぎです、年に一度のお祭りとは言えあんまりです。
事実、監察官は一人だけでそれもどうやら優秀とは言い難い人物ですし(苦笑)
視察の来賓への警備にも全く人を出していないようですし(2名程の護衛はローゼンブルム自前でしょう)
この辺はアルゼナルがどんな組織の指揮下に有るのか判らないので何とも言えませんが、対ドラゴンの防衛要衝基地であるにも拘らずすいぶんと軽んじられているとしか思えません。

で、脱走したアンジュ&モモカとヒルダ(モモカは元々侵入者で員数外だから脱走とは言えないか)は街道の分岐路で別れるのですが、ヒルダはハーレーダビッドソンFLHと思しきサイドカーに乗っています。
これは脱走時に使えるようあらかじめ用意し隠していた物なのかなぁ?
世界観や時代背景などが曖昧なので何とも言えないのですが、ここで実在する車種が出て来ると言うのも何か不自然な気がします。
サイドカーなので3人乗り可能ですが、脱走に使うなら身軽で悪路も平気なオフロードタイプが良いと思いますし・・・まあ、画ヅラ的に格好良いと判断したんでしょうね(笑)結果的に3人ですし(笑)

で、次回のサブタイトルが「裏切りの故郷」
例によって次回予告がナメ切っているのですが(苦笑)これ多分ヒルダの方がかなり精神的ダメージの大きいエピソードになるんじゃないかと。

母親に会いたい一心で脱走した訳ですが、すでに追っ手は乗り捨てた輸送機を見つけミスティ姫を保護しています。
脱走したヒルダとアンジュの経歴を調べれば「ヒルダは母親の所へ、アンジュはミスルギ皇国へ」と判明するでしょう。

多分、ヒルダの母はアルゼナルを脱走してまで会いに来た娘を売るのではないかと思います。

第1話、まだノーマである事が露見する前のアンジュリーゼ(=アンジュ)が子供がノーマだと発覚し捕えられ助けを乞う一般市民の母親に「ノーマは人じゃないからあきらめてもう一度子供を作り直せ」と言うような事を言いました。
この辺が「アンジュ=クズヒロイン」とされる一端なのですが、多分これがこの世界の一般的な考え方で、実はクズ発言でも何でもないのでしょう。

ヒルダの母親がもし「ヒルダはノーマ、人間ではない。すでに捨てた物」と考えていたら、帰って来られても困る訳です。
しかもそれが官憲に追われる身で、もし匿ったりしたら自分にも被害が及ぶと考えたら?

この世界の常識から考えたら、自分の娘であるヒルダを売って保身に及んでも責められないでしょうね・・・イヤな展開予想ですが。

対してアンジュの方はシルヴィア救出が目的なのですが、父親と兄の事はどう考えているんだろう?
母親の今際の言葉を心の支えにして生きる意志を保っている訳ですが、父に対してはどう思っているのか描写された覚えが有りません。
兄に対しては、自分を陥れたのが兄だと判っているのかどうかも不明です。
(私はその兄が誰かに唆されている可能性を疑っていますが)
この辺がイマイチはっきりしないので・・・次回で描かれるか?

で、シルヴィアを救出出来たとしてどうするのか?
まさかアルゼナルに連れて行く訳にも行かないでしょう。
これはモモカに命じて他国へ亡命させるんじゃないか?と予想します。
亡命先は・・・ローゼンブルム?姫君を人質に取って置いてそれは虫が良すぎるか(汗)
いや、もしかして脱走の際に話を通していて、亡命の受け入れを解放の条件にしているとか。

もとい。

当然、ヒルダとアンジュが脱走した事でアルゼナルでは誰かが責任を取らされる事になる筈です。
監察官エマ・ブロンソンが解任される可能性は大でしょう。
ここで私が連想してしまったのはスティーヴ・マックイーンの「大脱走」ラストシーンです。
(ここから「大脱走」ネタバレにつき文字色反転)

捕虜収容所から脱走したものの捕えられ舞い戻ったヒルツ大尉(スティーヴ・マックイーン)が護送車から降りると収容所長のルーゲル大佐が建屋から出て来る所に出会います。
敬礼をしようとする衛兵に対しルーゲル大佐は「敬礼は無用だ、私は所長を解任された」と言い、ヒルツ大尉に「君は運が良い」と声を掛け、憲兵に連れられて行きます。
(この憲兵役が「戦略大作戦」でティーガーの車長を演じたカール・オットー・アルベルティです)

・・・ヒルダとヒルツ、一文字違いだなぁ・・・


多分ヒルダとアンジュはアルゼナルへ(捕えられるのか自ら進んでかはともかく)帰る事になると思います。
この脱走で自分たちが真に戦うべき相手が何かと言う事を掴んで帰ると言う形が燃える展開だと思います。
それ以前にアルゼナルがどんな行動を起こすのかが気になります。
元々何か計画しているようですし、今回の脱走騒動でそれが早まる可能性も有るかも?

その第9話「裏切りの故郷」MXでは今夜の放映なんですよね(汗)
私はその時間、BS-TBSで「甘城ブリリアントパーク」を視聴、「クロスアンジュ」第9話は来週の金曜日にBS11で視聴の予定です。

これだけ散々ネタバレを書いておいて手前勝手も良い所ですが、もし本記事にコメントを頂ける場合は第9話のネタバレが無いようにお願い致します。
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2 コメント

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Unknown (Do-Can)
2014-11-29 23:18:42
>と言うかアルゼナルの警備はザル過ぎです、年に一度のお祭りとは言えあんまりです。
指揮官の意識も含め警備はアレですが、ノーマでは脱走できる航続能力の飛空艇は動かせない(普段は無いということも)という部分もあるのでしょうね。

>対ドラゴンの防衛要衝基地であるにも拘らず
>すいぶんと軽んじられているとしか思えません。
この辺がなぜなのかは、ちゃんと理由があるんですかねぇ。

>これは脱走時に使えるようあらかじめ用意し隠していた物なのかなぁ?
そうとも取れるし、単に放棄されていたものを拝借した、とも取れるものだったように思います。
ただ、その後3人で乘ってる描写も、バイクが必要であるという描写もないので、別れの際の絵面優先だったとは思いますが(笑)

>この世界の一般的な考え方で、実はクズ発言でも何でもないのでしょう
ではあるのでしょうが!その時の母親然り、実際にそうなった母親はどう考えるか、ですね。
ヒルダの母親もあの母親と同様であればいいのですが・・・。管理人さんの想像したような展開もそれはそれで嫌いじゃないです(笑)
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Unknown (管理人)
2014-11-30 00:06:49
Do-Canさん>
現時点で謎の部分は、ドラゴンとは何なのか、何故やって来るのか、何故それを倒さなければならないのか、何故それがノーマに課せられているのか?
そもそもマナの正体は何だ?と、この辺が今後解き明かされて行かないと判らないポイントばかりですね。

>ヒルダの母親

もう1つの可能性としては、すでに故人と言う事も考えられます。
この場合は、ヒルダが捕えられた後自ら命を絶ったと言う形が一番有りそうかなぁ・・・イヤな展開ですが(汗)
いずれにせよ、幸せな再会は無いと踏んでいます。
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