勝負を掛けよう！

今日のGⅠ競争は第34回ジャパンカップ（以下JC、東京・芝2400m）です。


今年最後の真面目予想？

今年のGⅠは来週以降あまり勝負に出られないレースになります。

来週の「チャンピオンズカップ」は新設の競争ですので過去のデータが有りません。
再来週の阪神JF～その次の朝日杯FSは2歳馬の競争（人間に喩えたら小学生のかけっこ）なのでアテになりません。
その翌週は今年一年を締めくくるお祭りの有馬記念ですので、真面目に予想出来るのはJCまでと言うのが私の見解です。

さてそのJCですが・・・元々は「海外の強豪馬を招待して国産馬のレベルアップを図りたい」と言う国際招待GⅠ競走として設立されたのですが、残念ながら今やその目的は失われていると言って良いでしょう。
時期的に米国のブリーダーズカップ（BC）とバッティングしてしまう上に、BCの方が後発なのに格上扱いされている事。
輸送の時間などが掛かる為、欧米の有力馬が敬遠するのも海外馬が手薄になる原因です。
主催のJRAが輸送費や滞在費を全額持って、高額の賞金を用意していても敬遠されてしまっているのが現状なのです・・・

そのため、ここ十年は「海外馬は切ってよし」と言う傾向にあるので予想しやすいと言えばその通りなのですが（苦笑）

対して日本馬の場合、古馬は秋の天皇賞・三歳馬は菊花賞・牝馬はエリザベス女王杯や秋華賞からJCに向かい、その後有馬記念へと言うローテーションが確立されていて、ここが目標の馬も多いと言えます。

その代表格が2枠3番ジェンティルドンナでしょう。
今回のレースはジェンティルドンナが中心で動かないと確信します。
何と言ってもJCは去年一昨年と連覇（史上初）中で、今年も勝てばJC三連覇と言う偉業達成です。
今年で引退が表明されていますし、ここで現役最強牝馬としての地位を確立して有馬記念を花道に引退～繁殖入りと言うルートが理想です。

相手はまず5枠に入った2頭の三歳牡馬、9番皐月賞馬イスラボニータと10番ダービー馬ワンアンドオンリー。
イスラボニータ・・・皐月賞馬が三歳でJC挑戦はあまり良い結果が無いのですが、1-1-2-1-3と安定した結果を出しているのが強みです。
ワンアンドオンリーは前走の菊花賞で良い所無しで9着に敗れていますが、東京は得意なコースで同じ2400mのダービーを勝っているのが好印象です。

2枠4番エピファネイアと4枠8番デニムアンドルビーはいずれも前走が秋の天皇賞で着外と言う結果ですが、これは「休養明けに秋の天皇賞を使って、目標はJC」なのだと思います。
以上の5頭をボックス買いで押え、人気になっている目を買い足しています。

穴狙いは8枠16番フェノーメノから。
昨年～今年と春の天皇賞（京都・芝3200m）を連覇中でやはり休み明けに秋の天皇賞と言うルートです。
今回出走馬中で最も長距離が得意と言う事でのチョイスです。

逆に1枠1番のジャスタウェイは2000m以上で勝った事が無いので迷わず切りました。
3枠6番のハープスターは血統的にはとても魅力が有ってこの距離もこなせると思うのですが、凱旋門賞（仏ロンシャン　芝2400m）帰りでJCと言うローテで良い結果を出したのは父ディープインパクトやオルフェーヴルと言った三冠馬クラスしかいないので今回は切りました。
（ジャスタウェイも前走が凱旋門賞なのです）
前走秋の天皇賞優勝の7枠15番スピルバーグは前走が目イチの仕上がりだったと思います、上積みがあるかどうか怪しいのでこちらも切りで。

後はいつものケントク買いです。

さてどうなりますか・・・結果は4時間後に。