理想と現実

たくさんの人に迷惑かけちゃって、確かにやってはいけないことだよね。

でも、軽症とはいえ自分の体を刃物で刺しちゃう行為
自殺しようとしたってことは、みのりんたちはしっかり受け止めなきゃいけないんだと思う。

積極的に活動できる学生へのアドバスももちろん大切だけど
みのりんは、それと平行して動けない学生の支援が必要だと思っている。
大学生にもなって甘いってのはそのとおり。でもそれが現実。

高校まではある程度育った地域の中で決まるけれど
大学は自分の意思で決める部分が大きい。
第一志望でも滑り止めだったとしても、縁があって金沢のこの大学に来たのだから
いろんなことを経験して、ここに来て良かったと感じて笑って巣立ってほしい。
死んでしまっては、送り出した親御さんも到底立ち直れない。
実際にあった知人のご子息の自殺。また違う学生の自殺。
あんなことは絶対にあっちゃいけないんだ。

理想は、ここまで追い詰められることがないよう
フォローできる人になりたいし、そんな体制をつくりたい。

でも現実は厳しいね。
こんなことがあっても響かない人もいるし、志が同じ人ばかりじゃないから。
悔しくなることも多いけど、できることをこつこつがんばるしかないんだよな。